韓国の鳥インフルエンザH5N1のヒトへの感染例は、今のところないようです
韓国の家禽で発生した鳥インフルエンザH5N1亜型は、なかなか終息しませんね。
現在、韓国で発生しているウイルスH5N1は、これまでヒトヘの感染事例のないタイプのウイルスであるという韓国の国立獣医科学検疫院の発表を読売新聞が報じています。
それと、2006年冬から'07年春に韓国、それに引き続いて宮崎、岡山と発生したウイルスともタイプが違っているとのことです。
そうすると、2年間で別のタイプのH5N1が、渡り鳥により韓国に持ち込まれたのかな?
また、現在、韓国で発生しているH5N1と十和田湖やサロマ湖などのハクチョウから検出されたH5N1との関係も興味があります。
韓国 ヒトへの感染例なし
韓国で感染が拡大している毒性の強い鳥インフルエンザウイルスは、遺伝子を分析した結果、これまでヒトに感染した事例がないタイプのウイルスだったことがわかりました。
これは、韓国の国立獣医科学検疫院が、16日夜、記者会見して発表したものです。それによりますと、韓国政府は、国内で検出された毒性の強い鳥インフルエンザのH5N1型ウイルスについて、韓国とアメリカの専門機関に依頼して遺伝子を詳しく分析しました。その結果、東南アジアで見つかっている人体に影響を及ぼすタイプではなく、これまでヒトに感染した事例がないウイルスであることがわかったということです。また、過去に韓国国内で感染が広がったウイルスとも、遺伝子のパターンが異なるということで、渡り鳥によって外から持ち込まれた可能性が高いという見方を示しました。このため先月から今月にかけて秋田県と北海道でオオハクチョウから検出されたH5N1型ウイルスと同じものかどうかについても、日本側と遺伝子情報を交換して調べているということで、結果は来週中にわかるとしています。韓国では、先月以降、H5N1型の鳥インフルエンザウイルスの感染が拡大し、ヒトへの感染に不安が広がったことを受けて、イ・ミョンバク大統領が、抗ウイルス剤を増やすなどの対策を指示していました。
2008/05/17/読売新聞
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