北海道別海町のハクチョウはH5N1に感染していた
北海道別海町野付半島のオオハクチョウに感染した鳥インフルエンザウイルスの亜型が、H5N1であったことを日本経済新聞が報じています。先日の十和田湖のハクチョウと同じウイルスでした。
サロマ湖でも鳥インフルエンザに感染したハクチョウが見つかっており、こちらの亜型も調査しているとのことです。
昨年の冬は宮崎・岡山の養鶏農家で鳥インフルエンザH5N1亜型が発生し、西日本を中心に感染経路の調査が行われました。
今年は、野鳥での発生だけど東日本。
西日本と東日本では、野鳥の渡りのルートも違うような気がしますが、このあたりは、これからウイルスの遺伝子の系統調査が行われれば、ある程度わかるんだろう。
養鶏農家は気が休まらなくて大変ですね。
北海道でも強毒性鳥インフルウイルス検出
環境省と北海道は5日、北海道別海町の野付半島で見つかったハクチョウの死骸から、強毒性の「H5N1型」の鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。同省などは今後、感染が拡大していないかどうか詳しく調べる。
ハクチョウの死骸は4月24日に観光客が発見した。同省による5月1日の簡易検査で鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出たため、北海道大学が詳しい検査を実施していた。
一方、道は同日、北海道東部のサロマ湖で見つかった別のハクチョウの死骸を簡易検査したところ、インフルエンザウイルスに感染している可能性があることが分かったと発表した。強毒性かどうか今後詳しく調べる。
2008/05/05/日本経済新聞
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