ウェブ時代をゆく/梅田望夫
以前、紹介した「ウェブ進化論」にしろ、この「ウェブ時代をゆく」にしろ、梅田望夫さんの本、いいですね。
楽観的なスタンスで誰にもわからない未来を見据え、今日を生きる、彼の姿勢は、すがすがしくも感じます。
梅田さんと僕はほぼ同世代、あと数年で50歳に手が届く年齢です。でも、既存の組織、仕組みの中で毎日を生活をしている僕にとって、たとえば次のような言葉にドッキとするとともに手厳しさを感じます。
何でも政治や社会の構造のせいにして結論づける「格差社会」や「下流社会」をめぐる現代日本の言論の風潮は、裏を返せば一人ひとりの可能性をおそろしく限定して見ているのも同然で、それはかえって失礼だと私はいつも思うのである。 (P235-236)
恐らくここ暫くは、過去半世紀の社会(自然環境も含めて)の仕組みから次の新たな仕組みへの移行期間なんだと思います。
その中で、僕は何をすればいいのか?その答えを見つけるのは大変そうだけど、楽観的に前に進むってのもいいかもね。
ウェブ時代をゆく -いかに働き、いかに学ぶか-
梅田望夫/筑摩書房(ちくま新書)/2007
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