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2008.01.16

JR西日本の0系新幹線の廃止とN700系新幹線の静岡駅停車

2007.10.11のエントリー「数年後には0系新幹線が姿を消すのか」で、すでに東海道新幹線では1999年に廃止された0系新幹線が、数年後に山陽新幹線でも廃止されることを書きました。
12月19日の産経新聞では、来年の秋までに廃車と報じています。意外と早い時期に0系が姿を消すんですね。

下の写真は、一番上が1981年に静岡ターミナルビルができた時の記念乗車券です。二番目と三番目の写真は、1999年に東海道新幹線から0系が姿を消した時の記念オレンジカードです。
それぞれの写真に0系新幹線の雄姿が写っています。

0系が姿を消すのは時代の流れ、でもちょっぴり寂しいかな。

静岡ターミナルビル開業記念乗車券
・ 静岡ターミナルビル開業記念乗車券

さよなら東海道新幹線0系オレンジカード1
・ さよなら東海道新幹線0系オレンジカード(新幹線開業時の東京駅)

さよなら東海道新幹線0系オレンジカード2
・ さよなら東海道新幹線0系オレンジカード(富士市付近を通過する0系新幹線)

ところで、来春のダイヤ改正で静岡駅に停まるひかりの数が増えるのにあわせて、最新鋭のN700系新幹線も停車するようになるようです。
でも、ひかりは自由席が少なく、静岡からでは座れないこともあるので、僕はこだまを利用するけどね。

引用文さらば「夢の超特急」 44年の歴史に幕 新幹線0系引退へ
JR西日本は19日、昭和39年に世界最速列車として登場し、今も山陽新幹線(新大阪-博多)で走る初代新幹線「0系」を来年秋までにすべて廃車にすることを決めた。老朽化と、最新型の「N700系」登場などによる世代交代が理由。日本の高度成長期の象徴的存在で、新幹線開業以来、人気を集めてきた「夢の超特急」は、44年間の歴史に幕を下ろす。
丸みのある独特の先頭形状で親しまれた0系は、東京五輪が開催された39年10月、東海道新幹線の開業と同時に「ひかり」「こだま」としてデビュー。最高時速210キロで東京-新大阪を3時間10分で結び、従来の在来線特急による6時間半を大幅に短縮。61年にはさらに10キロ速くなり、3時間を切った。欧米の鉄道にも大きな影響を与えたとされる。
国鉄末期の61年3月までに3216両が製造されたが、「100系」「300系」など速度や乗り心地を改良した新型に押され、平成11年9月に東海道区間から“引退”。現在はJR西が6編成計36両を山陽区間の「こだま」として運行している。
JR西日本は、今年7月にデビューした新型新幹線N700系の登場に伴い、のぞみ用に開発した新幹線500系を16両編成から8両編成にした上で、山陽区間限定の「こだま」として使用することを決定済み。0系にかえて来年中にも投入する。
2007/12/19/産経新聞

引用文浜松駅、「ひかり」毎時1本に JR来春ダイヤ
JR東海静岡支社は20日、来年3月15日に実施するダイヤ改正の概要を発表した。「ひかり」の停車回数は浜松駅が1日26本から34本へ大幅に増加する。静岡駅も34本から37本になる。同社は「走行性能の高いN700系の編成数が多くなったことで余裕が生まれ、乗客の利用状況に合わせてダイヤのパターンを抜本的に組み直せた」としている
「ひかり」の浜松駅停車の増加分は下り3本、上り5本で、毎時1本の停車が実現することになる。下りは午前8時台から午後11時台まで、上りは午前6時台から午後10時台まで。毎時1本の下りはいずれも岡山駅まで乗り換えなしで利用できる。
 静岡駅は下り2本、上り1本が増える。現行では下りの発車は午前8時以降から。改正後は新設された広島行きのN700系「ひかり」が午前6時42分に静岡駅を出るほか、上下線で午後10時台の発車が2本になる。
また、新大阪駅を午後7時50分に出発する三島行き「こだま」が増発されるため、静岡、浜松の両駅で利便性の向上が図られる。「こだま」の停車は静岡駅が70本から71本に、浜松駅が65本から66本になる。
東海道・山陽新幹線はすべての「のぞみ」「ひかり」が品川・新横浜駅に停車する。「ひかり」の停車に合わせ、県内在来線の時刻も変更。静岡―甲府間を結ぶ特急「ふじかわ」と浜松駅から東海道線(磐田・袋井方面)への接続がスムーズになる。
2007/12/21/静岡新聞

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