27日に静岡県西部で小規模な地震が相次いだ
静岡市に住む僕は気が付かなかったけれど、静岡県西部で27日に何回か有感地震が発生していました。
・ SIPOS-RADARの2008.01.27までのデータによる
この地域(Google Map)は、時々、小規模の地震が起こります。
静岡に住んでいると東海地震との関連が気になるところですが、気象庁は、東海地震に結びつくとは考えていない旨、発表しています。
県西部で相次ぐ地震 「東海」に直結せず 気象庁
気象庁の観測によると、27日午前から県西部を震源に相次いだ地震は、28日午前8時ごろまでに有感、無感合わせて約200回を記録した。同庁は「東海地震に直接結びつくような地震ではない」との見解を示している。活動は徐々に落ち着いているという。
同庁によると、震源地は掛川市と森町の境界付近で、深さは約20キロ。昨年11-12月に相次いだ地震と同じ地域とみられる。同庁は東海地震で想定される陸側と海側のプレートの境界面は、同所では25キロ前後の深さにあるとして「今回は地殻内の浅い場所で発生していて、東海地震とは別のタイプ」と説明している。県内のひずみ計観測網でも異常は観測されなかった。
2008/01/28/静岡新聞
現在のところ、東海地震に直ちに結びつくような変化は観測されていません。
第260回地震防災対策強化地域判定会委員打合せ会記者説明コメント
最近の東海地域とその周辺の地震・地殻活動
現在のところ、東海地震に直ちに結びつくような変化は観測されていません。
全般的には顕著な地震活動はありません。静岡県中部では、プレート内で通常より活動レベルが低く、地殻内は活発な状態になっていますが、その他の地域では概ね平常レベルです。
東海地域及びその周辺の地殻変動には注目すべき特別な変化は観測されていません。
なお、昨日(1月27日)静岡県西部で起きた一連の地震活動は地殻内で発生したものであり東海地震に結びつくとは考えられていません。
2008/01/28/地震防災対策強化地域判定会会長会見(定例)気象庁
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