イミグランツ/ジョー・ザビヌル
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「イミングラント」は、今年の9月11日に亡くなられたジョー・ザビヌルさんの1988年の作品です。
冒頭の「マーチ・オブ・ザ・ロスト・チルドレン」、2曲目の「クリオーロ」6曲目の「デビル・ネバー・スリープ」を聴けば、ウェザー・リポートの音楽を彷彿とさせるし、ウェーザーの音楽の一方を担っていたのがザビヌルだとわかります。
ザビヌルの紡ぎ出す音楽は、牧歌的で無国籍な民族音楽といった感じで、ほっとさせるところがあります。
ウェザー・リポートなどを通じて、キーボードを中心とした電子楽器による表現を広げてきたザビヌルですが、彼の作る音はどこか土の香、人の温もりが感じられて好きです。電子楽器を使うと、ややもすると一見(一聴?)はでで気を引くのだけど、長く聴いていると飽きてしまうてことがあるのにね。
オーストリア・ウィーンから移民の国、アメリカへ渡りジャズの音楽活動をはじめたザビヌルにとって、音楽そのものが「イミングラント」なのかもしれません。
あ、それとこのアルバムにキャノンボール・アダレイと一緒にやっていた頃の「マーシー・マーシー・マーシー」が収められていて、楽しませてくれます。
THE IMMIGRANTS
Joe Zawinul(key) Scott Henderson(g) Abraham Laboriel(b) Alex Acuna(ds,per) Cornell Rochester(ds) Rudy Regalado(per)
THE ZAWINUL SYNDICATE/CBS SONY/1988
01. March of the Lost Children
02. Criollo
03. Shadow and Light
04. King Hip
05. No Mercy for Me(Mercy, Mercy, Mercy)
06. Devil Never Sleeps
07. You Understand
08. From Venice to Vienna
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