キャラメルママ/ティン・パン・アレー
今でも時々、「CHOPPERS BOOGIE」を聴きながら、車を運転していることがあります。
後藤次利のチョッパーベースと高中正義のギターが、やたらとかっこいい曲です。
ティン・パン・アレーは、1973年のはっぴいえんど解散後、メンバーだった細野晴臣と鈴木 茂に林 立夫と松任谷正隆が加わり結成されたユニットで、最初はキャラメルママという名前だったと思います。そして、ユニットの名前をティン・パン・アレーと変更した後の最初のアルバムが、この「キャラメルママ」。なんかややこしいですね。
ティン・パン・アレーは、このアルバムと「TIN PAN ALLEY 2」(インストルメンタル作品)の2枚しか出していないんじゃなかったけ。活動もバンドというよりも音楽プロデュース集団といった趣が強かったと思います。
「キャラメルママ」は、後藤や高中が参加しているのをはじめ、山下達郎、大貫妙子、矢野顕子、南 佳孝などが参加していて、'70年代後半から'80年代にかけて日本のポピュラー音楽が形作られる最初の頃の元気な雰囲気を感じることができます。
荒井由美が詞をつけた「月にてらされて」では、松任谷のボーカルが聴けたりして、中年ファンには懐かしいアルバムなんじゃないかな。
キャラメルママ
ティン・パン・アレー/PANAM CROWN/1975
01. CARAMEL RAG
02. CHOPPERS BOOGIE
03. はあどぼ いるど町
04. 月にてらされて
05. CHOO CHOO GATTA GOT ’75
06. SHE IS GONE
07. ソバカスのある少女
08. JACKSON
09. YELLOW MAGIC CARNIVAL
10. BALLADE OF AYA
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