« PAT METHENY.com でメセニーの音楽を配信しているんだ | トップページ | フットボール・ボルタ »

2007.10.17

トヨタ車約47万台がリコール、我が家の車は対象外でした

ニュースを閲覧していたら、共同通信が一部のトヨタ車のリコール情報を配信していました。
我が家の車もトヨタなので、早速、トヨタのサイトのリコール情報を覗いてみました。
我が家の車は対象車種ではあるけれど、リコールの対象となる車体番号ではなかったので、今回のリコールとは関係ありませんでした。

今回(2007.10.17)のリコールは3種類あって、それぞれ不具合の箇所が違っています。

クラウン,クラウンマジェスタ,クラウンエステート,マーク2,ヴェロッサ,マーク2ブリット,プログレ,ブレビスでは、エンジンの燃料装置の不具合で、最悪の場合、燃料が漏れるおそれがあるとのことです。
☆ 車体番号など詳しい情報は、トヨタのサイト「クラウンなど8車種のリコール」へ

シエンタ,ヴィッツ,ハイエース,レジアスエースでは、電動式燃料ポンプの内部モータと隣接するコイル線の干渉により、エンジンが停止して再始動できなくなるおそれがあるとのこと。
☆ 車体番号など詳しい情報は、トヨタのサイト「シエンタ、ヴィッツ、ハイエース、レジアスエースのリコール」へ

bBでは、ステアリングシャフトとギヤボックスを連結しているボルトの締付不足により、最悪の場合、連結部が外れてかじ取り操作ができなくなるおそれがあるとのこと。
☆ 車体番号など詳しい情報は、トヨタのサイト「bBのリコール」へ

今回、我が家の車は関係なかったけれど、リコール対象が約47万台というから当然、該当する人も多いのでしょう。それそれのリンクを張っておきましたから、正確にはそちらで確認してください。

このブログで、2006.07.01にINAXの電気式浴室換気乾燥暖房機2006.12.16にニンテンドーDS、DSLiteのACアダプタ2007.05.30に松下電器の電子レンジと我が家にある物のリコールや不具合情報を取り上げました。そして、実際、リコールの対象となったのは、電気式浴室換気乾燥暖房機と電子レンジでした。
これらは、インターネットのニュースサイトでまず知り、それから対象メーカーのサイトで対象となる型番を確認し、該当すればメーカーの窓口へ連絡をしました。
リコールのようなケースでは、インターネットの即時性は役に立ちますね。

僕らは様々な物に囲まれて生活しています。当然、メーカーは安全性について十分な注意をして製品にしているのだと思います。でも、人間の作るものだから100%に限りなく近い安全性を担保することは可能でも、100%の安全は不可能だと思います。
それだからこそメーカーの安全性に対する考え方は、不具合が発生したときの対処の仕方に出てくるものと考えます。
ちなみに、我が家でリコールの対象となった電気式浴室換気乾燥暖房機のINAXも電子レンジの松下電器も、その対応は満足のできるものでした。

引用文トヨタが47万台リコール
トヨタ自動車は17日、「クラウン」「シエンタ」「bB」など13車種、約47万台のリコールを国交省に届けた。燃料装置やハンドル装置に計3件の不具合があるという。うち「クラウン」など乗用車8車種、計約27万7000台は、燃料ポンプ内部のゴム製部品や燃料パイプに亀裂ができ、燃料漏れの恐れがある。「bB」約7万4000台は、ボルトが外れ、ハンドルが利かなくなる恐れがある。
2007/10/17/共同通信

|

« PAT METHENY.com でメセニーの音楽を配信しているんだ | トップページ | フットボール・ボルタ »

ニュース」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

>ニャンゴロさん
 
細かな話になりますが、GLでなくてLGです。価格は顧客側からは廉価になると確かに嬉しいのですが従業員の生活を無視したり無理して実現するものではないんだと思うんです。だからこその品質管理です。決して欠陥商品を廉価版に使えと言ってるんではないんです。この考え方は。機械化したとしても道具の傷み具合や設定の仕方でバラツキがあるものです。それを振り分けすることで、より良い部品が高級車用に使えるということなんです。且つ、損失を抑えることもできる訳で。そもそもとんでもなく使えない不良品は返品するしかありませんが、ここでは公開できない裏話があるんです。
 
10年以上経過すると電気部品のコンデンサ等が爆発します。それでも以前の製品は金属箱に覆われていて故障するだけの場合が多かったのですが、今や樹脂化されていて燃えることも多いようです。これもコストダウンの結果です。最近は、ある程度豊かになって、世間の目が厳しくする余裕があるようになったので規制も厳しくなり安心できそうです。過去は分かっていても目をつぶり、更新需要を掘り起こしていました。中には、ケチだからついには家も失うことになる。結局、ほどほどにしないと余計に金を失うと嘲笑う傾向にあったようですよ。もっとも、きちんとした知識を持って管理監督するのであれば別だと。聞いたことありませんか。老人たちから。

投稿: denden | 2007.10.22 16:54

dendenさん

マーク2グランデにはグランデなりの、GLにもそれなりの、致命的ではない(リコールにはならない最低限の)品質管理は、それぞれにあるべきです。価格を抑制するためには高価なパーツを取り除いて、廉価に製品化するってことでかなり製品価格は押さえることができると思います。
でも、それは品質云々ではなく、高級かどうかに近いような気がします。ヴィッツやパッソからセルシオに至まで、当然製品の作り込みはやって欲しいものですね。
また、同社のリコール隠しや仕事中の事故(場合によっては事故死)隠しも噂が絶えません。それはdendenさんの指摘通りだと僕も感じています。


kazeさん

僕も例えば洗濯機を買う時は(もうすぐ買うつもりです)、衣類の洗浄以上の機能を求めませんよ。それにここ30年くらいの間に作られた国産車や多くの欧州車は、10年は持つものが多いと思われます。むしろ特殊な高額車の方が持たない場合が多そうですが、それは持ち主も理解している場合が多いと思われます。
T社をチョイスすることに少しの異論もないですが、ちょっとリコールの対応がいいくらいで、それをプラス評価する(ように読める)点は、考えようによっては危険かな、と言うことです。その点ではdendenさんと同じ意見だと思います。
それから商品を長く大切に使うと言う点は、大いに賛同です。

投稿: ニャンゴロ | 2007.10.22 12:48

>kazeさん

確かにそうですね。自分はエンジンの不調を感じた事があります。でも当時は、再び保守を考えるとディーラー(修理工場)が近いメーカーを選んでしまいました。そんな理由もあるから難しいですね。それが故に高級外車に載っていない、お金持ちも実際にいるみたいですし。その理由は、国内メーカーと提携したディーラーがあるVW以外は、近くには外車がほとんど走っていないからです。
 
「リコール隠し」に遭遇し、所謂、定期点検の後に突然調子が悪くなり相談すると事実が発生し、その後新聞で公表されたという経験があります。でも、隠していたとする記事は見たことがありません。流石トヨタですね。バレバレでも隠蔽する汚い工作だったと感じました。

写真機も最近はシャッターだけを作っている会社があって単に各社工場内で組立しているだけって感じもしています。よくカタログや取扱説明書を眺めていると同じ部品だと気付きます。レンズを内製している会社でも派遣社員が作っているって実態には、どうしたものかと感じています。熟練技術であれば、それなりの人が作ってほしいって思いは誰でもあるんだと思います。国内に旅行に訪れる外国人はメイド・イン・ジャパンの電気製品を買う目的も日本に来た理由の大きな理由の一つだそうですが、そんなものは家電店に置いてありません。これには困ったもんです。仕事が無くなる訳だわなぁ~と。

投稿: denden | 2007.10.21 22:52

ニャンゴロさん

僕がトヨタの大衆車を継続して使っている理由は、前に使っていた2台が10年程度、致命的な故障がなく動いていたからです。(単に運が良かっただけかもしれませんが)まあ、簡単な点検は自分でしていましたし、6ヶ月点検を含めて定期点検はコストがかかっても行っていました。車の買い替えた主な理由は、流石に10年を超えると維持にコストがかかってくるからです。これは、僕が車は移動の道具以上の価値を求めなかったからで、それ以上や違った価値を求めるとしたら違った選択をしているのかもしれません。
これが写真機だったら、写ればいいやというだけでの選択はしません。
ただ、どんなものであってもいいものを修理しながら長く使いたいという思いはあります。でも、なかなか社会がそうした消費構造になっていないのが残念です。


dendenさん

安価なものには確かにそうなる理由があると思います。僕ら消費者は、その理由の裏側まで読み取る力があれば、賢い選択が出来るのでしょうが、なかなか僕にはそこまでは頭が回りません。
結局、一度使ってとりあえずの満足が得られたメーカの製品を再度購入する程度です。
ただ、最近は老舗のブランドメーカの不祥事がいくつも起きているので、その方法も余り有効ではないのかもしれませんね。
そうした中で、不都合が起きた時のメーカの対応の仕方に注目してブログに書いた次第です。

投稿: Kaze | 2007.10.21 20:36

>ニャンゴロさん、kazeさん
 価格も品質も同じ考え方が応用できると経験的に感じています。技術の世界でも振り返ってみるとマクセル方程式は電気系機械系等多岐に渡っていたかと思います。中世の人は芸術家であり、技術者であり、政治家であった特権階級であるが故に独占的にいろんな知識を持っていたようで、その時代から極最近まで同様な傾向にあったかと思うんです。それが、功を奏す部分もあり庶民の影響力や問題を除外視した理論であるとも言えるのではないでしょうか。
 さて、話を本題に戻しますが、庶民の価格はできるだけ据え置いて、でも品質はある程度妥協するということが大切だと思います。高級品は上級財として価格を上げても良いと思うんです。自然に租税もお金がある人から搾取することになりますから。考えてみれば食品もそうですね。中国製は安価ですが農薬等で危険とされていますが、国内産は比較的高価ですが、安価なものは理由がありそうです。例えば、バブル期にトヨタのマーク2と言う自動車がありました。グランデが最高級グレードでしたがLGの特別仕様車と価格は全然違いますがエンブレム以外は実使用上は、ほとんど変わらない車でした。この違いはなんでしょう。異業種に勤務していた時、同様な経験をしました。その答は品質管理及び価格戦略の共生です。考えてみれば野菜も同じですね。それから、経済学は過去のデータの検証に過ぎないと感じています。例えば、流動性トラップ、クモの巣理論等を代表するように現実と対比すると非常に矛盾を感ずる理論は多いからです。貨幣価値の理論もそうです。ハイ・パワード・マネーに起因するという向きもありますが、実際はどうでしょう。偽札、電子マネーがあるとしたら、根底から崩れます。というようなことが理由の一例です。
 

投稿: denden | 2007.10.21 16:23

dendenさんへ

ご意見ありがとうございます。意見交換を続けましょう。僕も思うところを述べさせていただきます(長くなるかな)。
クルマの国内価格を国内生産した場合の適正価格(ま、これも定義は困難ですが)に持っていくことは難しいでしょう。日本の消費者は中国製のBMWを有難がって購入しますから、日本のカー・メーカーもそれに輪をかけてシフトせざるを得ないと思いますよ。
クルマに限らず緩やかなインフレ基調に経済推移を維持していくことは、多くの面で望ましいことだと僕も考えていますが、それは政府が若干のコントロールはしても、大方はマーケットの決めることです。
それからノイローゼや自殺者は本当に身近にいますね。これは企業の社員をどう思うか(もちろん大切に思ってもらいたいのだけれども)にも増して、そういう状況になる前に「ノー」とはっきり意思表示できる人間形成をすべきだと考えます。何かと会社や学校の問題点がクローズアップされますが、家庭の教育・躾については政治家はもちろんニュース・キャスターさえ見てみぬふりです。これじゃ片手落ちだと僕は思う。

kazeさんへ

モノ作りの現場で、99%の良品を市場に出す工場と99.9%の工場と99.99%の工場では、雲泥の差があります。99%だと、真剣に製品の品質管理をやっていない場合も考えられると思う(ま、作る製品の難易度・部品点数・・・にもよりますが)。
その一方で、クレームが発生した場合にあたかも消費者の視線に立って「お客様のためにこのクレームを公表します。この件については全面的に会社で責任を持ちます」的なPRが、企業イメージの向上に摩り替わっている。ま、転んでもタダじゃ起きないってことですね。
それらをトータルで(ってこんなものごく一部なんだけど)見て、やっぱり欠陥商品は出さないような製品の作り込みが不可欠です。プライオリティは最大だと思います。しかし、99.99%は莫大なコストがかかる。そこでちょっとだけコストを削って、運良くクレームにならなければ・・・。もしなったら逆手にとって企業イメージ向上のリコール。
少々対応はよろしくないが、とにかくこの会社の作るものは素晴らしいデキだと惚れ惚れするようなモノ作り、それを消費者も見る目を持つべきです。冷蔵庫だって、洗浄トイレだって、クルマだって、カメラだって、ある面消費者は「夢」を買うつもりで、自分のささやかながら夢を壊されないようなモノを見る自分の尺度は欲しいと感じます。そうすればブランドの盲目信者にならず、自ずと自分で選んだモノを大切に使うのではないでしょうか、○○さんの30歳にもなるカメラのように。

と、かなり暴走したところでいったん切ります。毎度お騒がせ、済みません。

投稿: ニャンゴロ | 2007.10.21 00:17

>ニャンゴロさん
さっきはジャンゴロさんと記して大変に失礼しました。
インフレとさっき書きましたが、値上げは避けてほしいのが真意ですが、自動車産業は、公共性に配慮する余り、言わば、社会主義のような企業構造に陥っています。極端な話、社員が自殺しても構わない。不良品が生産されて、多少歩留りが悪くなっても部品メーカーに費用と工数を見てもらえば良いというのが間違いのように思えて仕方がありません。心理的体力的に仕事に耐えられず辞めていく社員がいるにも関わらずトヨタの張氏はテレビで堂々と我が社は今までリストラを一切したことがないのが誇りだとしています。しかし、史実的には、戦後間もない頃か朝鮮戦争特需の直後のいずれかだったと思いますが、会社の存亡をかけて大リストラを断行したことがあるはずで、こういう誰でも分かる嘘を平気でプレス発表姿勢だけは改めて戴きたいと思っています。

投稿: denden | 2007.10.19 23:59

>ジャンゴロさん
 フォローありがとうございます。
民間企業は当然に賃金の安価な海外生産と比較したくなりますが国内経済を活性化させる目的で最低限国内で消費する製品、できれば先進国の製品だけは国内で生産するコストで見合う販売価格にするしかないのではないかと感じています。大衆車は、高級車や特装車を含めた収益を企業内で利益が出るように考慮した販売価格に設定する価格が全国民の生活レベルにも配慮した真の最適価格ではないのかと思うのですが、実際には民間企業の経営者は欲が出て実現は難しいのでしょうか。全体がインフレになれば何も起きないと思われませんか。債務者は免除の方向になるからです。但し、お金持ちの方は資産が目減りするから反対するということでしょうが、それを最小化する方法は、きっとあるはずで、何とかなると良いと思っています。何だか最近は海外を見過ぎていて最も重要な国内を見捨てているような気がして残念です。

投稿: denden | 2007.10.19 23:48

ニャンゴロさん、手厳しいコメントありがとうございます。
インサイダーでないとわからないことって、やっぱりあると思います。
そういった意味で、その世界を知らない僕にとってdendenさん、たぬさん、そしてニャンゴロさんのコメントは有難いです。

このところ民にしろ官にしろ、様々な分野で、それも歴史があったり社会の根幹をささえたりする組織の不祥事が絶えません。勿論、その原因は組織そのものにあるには違いないけれど、遠因は僕らの安くて当然、安全であたりまえという考え方が、どこかで社会を窮屈にしているのかもしれません。

このブログでは、いろいろなことを僕の中で拙いながらも考えて書きたいと思っています。また、そうじゃないとかおかしいとか思ったことをどんどん書いてください。

最近、天気予報では北海道の都市は最低気温4℃とか予報され、日本は広いななんて思っています。静岡でもここへきてようやく秋らしくなってきました。急に寒くなってきたので、風邪ぴきもまわりには多くいます。

投稿: Kaze | 2007.10.19 20:40

kazeさん、お久しぶりです。

物を作る「メーカー」と言うところの実態は、半端な状況ではないですよ。信用という絶対的なアドヴァンテージと、それに比肩し時には超越してしまう利益の狭間で、しかも人件費に猛烈なギャップのあるアジアや東欧地域と競合しなくてはなりません。kazeさんが「一介のユーザなんで、生産過程がどのようにおこなわれているのか、知る由もありません」とおっしゃるのもわかりますが、知ろうとお考えになれば多少のことはご理解いただけますよ。かく言う僕だってトヨタの実態を知っているとはとても言えないけれども、経営のベクトルの向きから現場で行われていることはトヨタも松下もキャノンも滅茶苦茶な差はないのではないでしょうか?
その一端をdendenさんとたぬさんが垣間見せてくれているような気がします。危機に対する感覚の麻痺した状態はkazeさんが以前から危惧されている通りだし、僕もそう思います。と、同時に魔法の言葉に昇華した「メイド・イン・ジャパン」のモノ作りも、曲がり角を越えてしまいました。
さらにその先には、消費社会のあり方さえ考えざるを得ないようになるのかな、とも思います。たぬさんの、(モノを作る職人として)「遅くても完璧なモノを作り送り出したいという信条」こういう姿勢が価値があると認め合える社会に近づかないといけないと感じました。
また、大変僭越ですがkazeさんの「そういった少ない経験の中で、トヨタの車はある程度信用しています」はいただけませんね。kazeさんらしくない生き方、考え方です。クルマなんて命をあずけて使うものなんだし、ここはひとつkazeさんらしい幾許かの事実に裏付けられた洞察がして欲しいです。ちょっと批判めいてしまいましたが、ご心配なく。どうぜこんなずけずけ言える(書ける)のは限られた人かあらしくらいですからね。
って、僕はどっちなんだろう・・・。

投稿: ニャンゴロ | 2007.10.19 17:29

コメントありがとうございます。
これからも応援しています☆

   @nifty「旬の話題ブログ」スタッフ

投稿: 「旬の話題ブログ」スタッフ | 2007.10.19 03:26

「旬の話題ブログ」スタッフさん、掲載ありがとうございます。
旬な記事を掲載できるかは心もとないですが、細く長く続けていくつもりですので、よろしくお願いします。

投稿: Kaze | 2007.10.18 20:56

dendenさん、たぬさん、コメントありがとうございます。
僕はトヨタ車の一介のユーザなんで、生産過程がどのようにおこなわれているのか、知る由もありません。
トヨタの大衆車を乗り継いで3台目になります。前の2台は10年以上使って買い替えたのですが、今、使っている車を含めて、致命的なトラブルに遭遇したことはありません。せいぜい、パワーウインドウのモータがくたびれて、窓が開いたまま閉まらなくなってなったことくらいです。
そういった少ない経験の中で、トヨタの車はある程度信用しています。
ただ、今の世の中、車に限らず安全が普通になってしまい(それはいいことですが)、ユーザー側の危険に対する意識が低くなっていると、自分自身を戒めています。

投稿: Kaze | 2007.10.18 20:53

>たぬさん
そうです。完璧なものはありません。物作りに限らず、どんなものでも多面体ですね。開発設計に携わるとモグラ叩きって部分もあります。どれを取ってどれを捨てるかっていうことです。それに、いきなり完璧な物できたら改良が必要無く、単にモデルチェンジという定常業務以外の開発設計は必要なくなります。完璧じゃないから仕事があるとも言えるんです。無駄があるから工数が増えて働き口が増えるという部分も矛盾を感ずる部分です。数年前に読んだ雑誌に現代自動車が特集されていて同社は日本の”お家芸”である”擦り合わせ”をやって品質を高めることにしたそうです。個人的には実は改善提案制度が一時金で従業員が騙されて、その後、部署内でのリストラが実行され労働条件の悪化が繰り返されて働く人は大変なんだと思います。忙しすぎるとデスクワークでもミスがあるのが何よりの証拠です。作業であれば尚更です。個人的には検査部門は品質向上だけでなく原価率を改善する要素を持っていると思っているのですが自動車業界には、その概念がなく非常に残念です。

投稿: denden | 2007.10.18 11:15

@niftyトップページ「旬の話題ブログ」コーナーにて、
本ページの記事を紹介させて頂きました。
紹介記事については、「旬の話題ブログ」バックナンバーで
半年間、ご覧いただけます。

トヨタ車のリコール情報をこのようにまとめていただき、
ありがとうございます。
該当の車をお持ちの方は、早めにトヨタに連絡しましょう!

今後も旬な話題の記事を楽しみにしておりますので、
引き続き@niftyをご愛顧の程、よろしくお願い致します。
ありがとうございました。

        @nifty「旬の話題ブログ」スタッフ

投稿: 「旬の話題ブログ」スタッフ | 2007.10.18 11:04

自分も他のメーカーの工場で働いていたことがありますが、とにかく自分の部署の製品が完成しないと本社工場のラインがストップしてしまうのですから、必死でした。毎日残業残業で、生きてる心地がしなかったです。それでも毎日指定された数の製品を必ず作らなければならない、その中で心ならずも不良の可能性のある製品を送り出したことがあり、とても心が痛みました。自分の作っていた部分は心臓部ともいえるエンジンでしたので、特にホントどうしていいかわからなかったですね。組上がったモノが優れた製品として数百万で売りに出されていることを思うと情けなかったです。自分は遅くても完璧なモノを作り送り出したいという信条がありましたので、メーカーの暴力的(?)なやり方に反発も感じていました。でも、全くクレームのつかない完璧な製品を作り出すというのは実際不可能なことで、もしそれを究極的に追求していくとなると莫大な予算がかかり、製品の価格に上乗せされ、会社そのものの経営に確実に響いてきますからとても困難なことです。いかに不良のない、優秀な製品を作りつづけていくのか、ということは製造業者にとって永遠の課題ですね。

投稿: たぬ | 2007.10.18 10:50

トヨタ系の生産システムは、部品注文しっぱなし、造りっぱなしであるのが実態のようです、部品検査も常時ではなく抜き打ちのようで(社員談)、問題があれば、部品会社の工数と費用で回収、再納品。そして、やがて契約打ち切りの刑が待ってるそうです。繁忙期で休日稼働の日は部品会社の人は突然のたいおうのために意味もなく出勤してマンガを読んでいたりってのが実態のようです。昨日のプレス発表で独占禁止法が改正され、やがて改善されて行くことでしょう。この姿勢に根本的なリコール発生の本質があるように感じています。今まで車検で調子がおかしくなったことがあって後で聞くとリコール隠しがあって、その作業で不調になったり、自工会の圧力で逃げ切ってきただけで実際は滅茶苦茶みたいですよ。だって部品のリコールのときは部品会社の人が出張して素人が分解して代替品を取り付けるよう強要して、従わなかったら、今後の契約を打ち切るって姿勢のようです。困ったもんです。車上荒らしをして拡販を図ったり荒んでいます。とても世界的企業とは思えません。

投稿: denden | 2007.10.18 10:11

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: トヨタ車約47万台がリコール、我が家の車は対象外でした:

« PAT METHENY.com でメセニーの音楽を配信しているんだ | トップページ | フットボール・ボルタ »