ウィキペディアの記事の修正合戦
ウィキペディアの記事を省庁が都合のいいように修正していたと、朝日新聞が報じています。
朝日新聞はどちらかといえば省庁の行った行為を否定的なニュアンスで書いているけれど、僕はこのニュアンスにちょっと違和感を感じました。
ウィキペディアは、Web2.0の代表的なもののひとつとしてあげられます。官と民、組織と個人等が同じ平面状に並んだ、いわゆるフラット化した世界では、別に記事を書き換えたのが省庁だってそれ自体は職務外に行っていれば問題ないんじゃないかな。
フラット化されたインターネットの世界では、良し悪しは別として、公も民も個人も情報発信力には違いが無いことに役所も気がついているのかもしれません。それは、きっと新聞社だって同じことだと思うんだけど。
まあ、書かれている内容の価値は受け手が判断する問題で、これが難しいんだけど。
そして、見ず知らずの他人に対する信頼を基礎としたWeb2.0の理想と現実のギャップは簡単には埋まらないんだろうな。
ウィキペディア 省庁から修正次々
誰でも自由に執筆・編集ができるオンラインの無料百科事典「ウィキペディア」日本語版で、複数の省庁のコンピューターから、役所に都合のいい修正が行われていた実態が、次々と明らかになってきた。指摘を受けた各省庁は「職員個人の職務外行為」と釈明する一方で、「犯人」を捜し出し「厳重注意」するなど火消しに躍起だ。
2007/09/08/朝日新聞
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