光ファイバー・ケーブルにクマゼミが産卵!
夏のあまりにもありふれた昆虫のセミが、光ファイバーの家庭への引込み線に産卵して、回線を不通にしているそうです。実際、僕の周りにもその被害にあった人がいるし、我が家もBフレッツなんで、他人事ではありません。突然、回線が切断されたら、セミの産卵も可能性のひとつに入れなければね。
光ファイバー・ケーブルに産卵するのは、セミの中でも大型のクマゼミだそうです。
僕の子供の頃は、静岡では大型で翅が透明、翅脈が緑のクマゼミのステータスは高いものでした。当時は、全身が茶色のアブラゼミが主流で、クマゼミは余り捕まえられなかった。
さすがに最近はセミ捕りはしないけれど、道端に力尽きているセミの中にクマゼミを多く見かけるようになりました。
温暖化の影響か、樹木の植生の変化か、なにが原因かわかりませんが、クマゼミの生息域が北上しているのかもしれませんね。そのうち、ありふれたアブラゼミが希少価値になるかもしれないね。
ところで、このニュースでクマゼミは枯枝に産卵することを知りました。光ファイバー・ケーブルを枯枝と間違え、さらにケーブルの線に沿って掘ってある溝をターゲットに、産卵するようです。
卵は孵化できるのだろうか。できないとすればクマゼミにとっても、回線を切断された僕らにとっても不幸なことだね。
メーカーも対策に乗り出したようだから、その効果に期待しよう。
写真左:クマゼミ 写真右:アブラゼミ
クマゼミが光ファイバーに産卵 断線被害続出に対策腐心
西日本に多いクマゼミが、木の枝と勘違いして光ファイバーケーブルに産卵し、光ファイバーが断線する被害が相次いでいる。通信業界はケーブルを改良して防衛に乗り出したが、大阪は今年が4年に1度のセミ大発生の年とされる。ハイテクとセミが闘う熱い夏を迎えている。
被害は九州から東海地方まで及び、昨年はNTT西日本で約千件、関西電力系の通信会社ケイ・オプティコムで約200件に上った。光ファイバーの幹線から枝分かれした各家庭への引き込み線で、被害が出ている。
2007/08/03/朝日新聞
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