曼荼羅バンド/曼荼羅バンド
曼荼羅バンドの「曼荼羅組曲」は、以前からもう一度、聴きたいと思っていながら、廃盤になってしまったため聴く機会がなかった作品です。
それが、先日、Amazon.co.jpのマーケットプレイスで中古品を手に入れることができました。
僕が初めて「曼荼羅組曲」を聴いたのは、高校生の頃です。FMラジオの番組からカセット・テープにエアチェックしました。何時か、LPを買おうと思っているうち廃盤になってしまい、エア・チェックしたテープも失くしてしまいました。
当時、1970年代は、レッド・ツェッペリンやディープ・パープルなどのハード・ロックや、ピンク・フロイド、イエスなどのプログレッシブ・ロックなどが全盛期でした。
曼荼羅バンドは、そうした中で忽然と現れ、2枚のLPを残して、忽然と消えた、プログレッシブ・ロックに分類されるバンドです。
改めてこの1作目の作品を聴き直すと、チベット語で歌われ、当時、少し奇異に感じていた「曼荼羅組曲」も、ポップで明るいんだと感じました。プログレッシブ・ロックでの中でもソフト路線のキャメルに近いものがあるかもしれません。
それと、LPではA面、CDでは1~4曲の「曼荼羅組曲」以外の曲は、ハード・ロックに近いものを感じます。それは、アシュリー・マルフォードのオールド・ファッションなエレクトリック・ギターにあるんだと思います。なんとも懐かしいギター・スタイルです。
'70年代は、こんな大仕掛けでテクニックがあって、凝った、馬鹿げたアルバムが唐突に出てくる、ロックにとって素敵な時代だったのかもしれません。
Mandalaband
David Durant(vo) Ashley Mulford(g) Jhon Stimpson(b,g) Tony Cresswll(ds) Vic Emerson(key)
Mandalaband/EDSEL RECORDS/1975
01. Om Mani Padme Hum, Movement One
02. Om Mani Padme Hum, Movement Two
03. Om Mani Padme Hum, Movement Three
04. Om Mani Padme Hum, Movement Four
05. Determination
06. Song for a King
07. Roof of the World
08. Looking In
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※ 「おすすめ度」は、Amazon.co.jpのカスタマーレビューにおけるおすすめ度です。
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