環境問題の杞憂/藤倉 良
amazon のアソシエイトとして、コン テナ・ガーデニングは適格販売により収入を得ています。
納豆のダイエット効果をうたった生活情報番組に関する一連の騒動が、ネット上のあちこちで取り上げられています。僕自身はこのテレビ番組を見ておらず、騒動の情報はマスコミを通して知るだけだから、内容についてあれこれ言えません。
ただ、健康や環境問題て、ひとつひとつの細分化された事象は、それはそれで正しいけれど、総体としてみるとなんだかおかしいということが、結構あると思います。
ちょうど、藤倉 良の「環境問題の杞憂」を読み終えたところだったので、そんなことを感じたのかもしれません。
「環境問題の杞憂」は、環境問題に対する世間一般の理解と科学的に検証した場合の差異がまとめられています。
たとえば、近年、環境が悪化し健康に影響を及ぼしていると一般に思われているが、実際は日本人の平均寿命は伸びているとか。
ただ、筆者も記していますが、全体を通して歯切れが悪い印象を受けます。
あることを安全だとか危険だとか、効果があるとか無いとかを科学的に言うとなると、歯切れが悪くなるのは当然だと思います。
どんなものでもリスクはあるものだし、結局は背負い込むリスクと得られる便益で判断せざるを得ないのかな。
そして、その判断の基準は、判断する人の置かれている環境で変わってしまう場合もあるのだから。
納豆だって、人によっては必ずしも食べやすい食品ではないけれど、日本の食生活に定着しているのは、便益がリスクを相当上回っているからでしょう。
余りにも便益やリスクを断定して語るのは問題があるし、聞き手としては疑ってかからなければね。
でも、それでは番組にならないのかな。
この本は読みやすい本だから、健康や環境問題が話題になった時、こういう見方や考え方もあるんだと、ワンクッション置く意味で、読んでみても良いかもしれません。
環境問題の杞憂
藤倉 良/新潮新書/2006
・ 書籍の紹介一覧 B0043
-----
amazon アソシエイト:環境問題の杞憂/藤倉 良
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 生きる言葉/俵 万智(2026.01.30)
- 零式艦上戦闘機 二一型/デアゴスティーニ(2025.10.06)
- 写真で見る 農作物病害虫診断ガイドブック 4版/静岡県植物防疫協会(2025.03.11)
- 「SHIMIS S-PULSE 2025 OFFICIAL YEAR BOOK」が届きました(2025.03.13)
- 南海トラフ地震の真実/小沢慧一(2025.01.21)
「書籍の紹介」カテゴリの記事
- 生きる言葉/俵 万智(2026.01.30)
- 零式艦上戦闘機 二一型/デアゴスティーニ(2025.10.06)
- 写真で見る 農作物病害虫診断ガイドブック 4版/静岡県植物防疫協会(2025.03.11)
- All About Niagara 1973-2024/大瀧詠一(2025.07.27)
- 南海トラフ地震の真実/小沢慧一(2025.01.21)
「サイエンス」カテゴリの記事
- 「ちきゅう」がレアアース泥を回収(2026.02.03)
- 今年は最も暑い夏になる?(2026.01.28)
- 「ちきゅう」がレアアース泥採鉱システム接続試験のため南鳥島EEZ海域へ出航(2026.01.16)
- 油井飛行士を乗せたクルードラゴン宇宙船が国際宇宙ステーションとドッキング(2025.08.02)
- 最後のH-IIAロケットの打ち上げ成功(2025.06.29)
「環境」カテゴリの記事
- 今年は最も暑い夏になる?(2026.01.28)
- 静岡市葵区の常葉大学瀬名キャンパス裏山でクマが目撃される(2025.11.24)
- 静岡市のツキノワグマ目撃情報 (11月19日時点)(2025.11.20)
- このところ1年前のエントリー「静岡県の「クマ出没マップ」のアクセスが増えています(2025.11.04)
- 空気質とは?(2025.08.28)

コメント