学校用PCにリナックス導入
昨日の晩、NHKラジオを聞いていたら、経済産業省では来年度から希望する学校にOSとしてリナックスを配布するというニュースを流していました。
Windows98やMeのサポート打ち切りにともない、インターネットでの安全性が担保できなくなったことが主な理由のようです。
2006.10.07のエントリーでも書いたけれど、ウインドウズが社会や個人の生活の中に定着し、インフラのひとつになりつつあります。そして、予算の関係でOSをアップデートできず使い続ける状況は、身近にあることだと思います。
そうした中で、学校でのリナックスの導入というのはわかる気がします。
ITが10年ほどの短期間のうちに急速に社会の基盤のひとつのなってきた以上、個人のレベルで安全性を担保することも必要ですが、公的なレベルでの対応も必要なのでしょうね。
教育用PC リナックスで再生
マイクロソフト社の基本ソフトウィンドウズ98とMeは、今年7月にサポートが打ち切られ、新たに見つかった欠陥にも修復措置がとられていないため、インターネットを安全に使うことができなくなっています。こうしたパソコンは、文部科学省が調査を行ったことし春の時点で、全国の公立の小中学校と高校だけで40万台に上っており、各学校では文書作成の専用機として使うなど、利用方法に苦慮しているのが現状です。このため、経済産業省は来年度から、「リナックス」と呼ばれる無償の基本ソフトを希望する学校に配布してウィンドウズと入れ替え、パソコンを再生させる事業を始めることになりました。無償の基本ソフトは、インターネットからのダウンロードやCDの形で配布する計画で、基本ソフトとあわせて、ホームページの閲覧ソフトやメール用のソフト、それに数学の学習用ソフトも配る予定だということです。
2006/12/30/NHK
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