処女航海/オースティン・ペラルタ
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先日の夜、NHKラジオを聞いていたら、これから(当時)開催される東京JAZZを取り上げていました。
その中で、オースティン・ペラルタが紹介され、それにより初めて僕は15歳の新鋭のジャズ・ピアニストの存在を知りました。
最初、15歳!と聞いて少なからず気持ちにバイアスがかかってしまったのですが、AMラジオから流れる彼のピアノに非凡なものを感じないわけにはいきませんでした。
そこで、早速、ペラルタの「処女航海」を購入しました。
「処女航海」は、僕が言うまでもなく1965年のハービー・ハンコックの代表作で、ゆったりとした美しい曲です。
ペラルタの「処女航海」のベースは、ハンコックの「処女航海」と同じくロン・カーターです。このあたり、なかなかおじさんの心をくすぐります。
このCDでは、「処女航海」をはじめ「グリーン・ドルフィン・ストリート」「スペイン」「いつか王子様が」「ナイーマ」など、ジャズの名曲を取り上げています。そして、ペラルタは、名うての先輩が取り組んだ曲を、端整に元気に、そして物怖じせず演奏しています。
ウイントン・マルサリスが登場した時と同じような整いすぎた印象も受けますが、今後がとても楽しみなピアニストです。
でもね、少し汚れた音とかゆらいだ旋律とかに、どうしようもなく心が動いてしまう僕は、やっぱり歳をとったのだろうか?
Maiden Voyage
Austin Peralta(p) Ron Carter(b) Billy Kilson(b)
Austin Peralta/Village Records/2005
01. Passion Dance
02. The Shadow Of Your Smile
03. Maiden Noyage
04. Green Dolphin Street
05. Spain
06. N.Q.E.
07. Someday My Prince Will Come
08. Balaqeeti
09. Naima
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