元豪華客船スカンジナビア沈没
少し前のニュースですが、9月2日のasahi.comでスカンジナビア号が曳航中に沈没したことを伝えていました。
静岡に住んでいる人の多くは、スカンジナビア号と聞いて、ここで食事や宿泊をしたことはなくても(僕もその一人ですが)、思い当たると思います。それは、豪華客船として引退し、海上レストランやホテルとして35年間利用されたスカンジナビア号の宣伝を、テレビで何度も見聞きしているからです。
スカンジナビア号は、沼津市街から駿河湾沿いに大瀬崎方面へ行く途中に係留されていました。僕もこの道を何度か走った時に、白く美しい船体を車窓から眺めていました。
伊豆箱根鉄道が、この「海上レストラン スカンジナビア」を経営していたことを記事ではじめて知りました。伊豆箱根鉄道は経営改革の一環としてスカンジナビア号を手放したとのです。
こんなことになるなら写真に収めておけばよかったな。
そこで、伊豆箱根鉄道つながりで、三島と修善寺を結ぶ駿豆線の三島駅で撮った写真があったので掲載します。
駿豆線は、通勤・通学、観光客を乗せて毎日元気で頑張っています。
元豪華客船スカンジナビア沈没 和歌山・潮岬沖
スウェーデン製の元豪華客船スカンジナビア(5105トン、127メートル)が2日午前2時ごろ、改修工事のため引き船に引かれ、中国・上海へ向かう途中、和歌山県串本町潮岬の沖約3キロで沈没した。スカンジナビアは無人で、けが人はいなかった。スカンジナビアは現役引退後、静岡県沼津市で日本初の海上ホテルやレストランとして営業していたが、営業不振でスウェーデンの会社に売却された。地元では、市民が「保存する会」を結成、船体を買い取るトラスト運動が展開されていた。
2006/09/02/asahi.com
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コメント
syuwasyuwasaidaさん、こんにちは。
スカンジナビア号て、言われてみれば記憶にあるといった不思議な存在ですよね。
長い間、係留されていたから航行に耐えられなかったのでしょうか?
船に心や意思があるとは思えませんが、最後は自分が決めたと思わせる、ミステリアスなところがあります。
投稿: Kaze | 2006.09.06 21:10
えっ。
あのスカンジナビアが・・・・・。
いつも、沼津から伊豆へ行くときに
見ていたので、そこにあるのが、
当たり前のようにかんじていたのですが、
沈没してしまったのですね。
山間のドライブ中に急に視界が開けて山並みの緑とともに、
青い海に浮かぶ白いスカンジナビアは、とっても、きれいでしたよね。
東京の生活で、スカンジナビアのことも、
記憶の片隅においやられていたのですが、
あの、風景は絵葉書の写真のように、
残っていました・・・・
スカンジナビアが、スウェーデンに行くこともしりませんでした。
その改修工事のための曳航中だったのですね。
船に運命と言う言葉が、合うのか、わかりませんが、運命をかんじますね。
投稿: syuwasyuwasaida | 2006.09.06 06:45