米タワーレコードの破産で思ったこと
アメリカのタワーレコードが破産したというasahi.comの記事を読んで、最初、僕はamazon.comのようなオンライン・ショップにCDの販売シェアを奪われ破産したのかと思いました。
ところがよくよく読むと、オンライン販売の普及も要因のひとつだけれど、ダウンロードによる携帯端末での音楽を聴く新たな形態にシェアを奪われているようです。
米タワーレコードの破産に象徴されるように、音楽の聴き方が変わってきたことを僕も感じます。
レコードやCD、アルバム1枚をとおして音楽を聴くという形から、気に入った曲をダウンロードして聴くという形が増えてきているのでしょう。
1枚のレコードを擦り切れるまで聴いて、また1枚買ったなどという経験は、今の時代、ありえないことなのこもしれませんね。
きっと僕は、インターネットから気に入った曲を1曲1曲ダウンロードして聴くということは、これからもしないと思うけれど、こういった聴き方が一般的になると音楽の作り方がかわってくるのだろか。
それと、iPodに代表される携帯プレイヤーは、本当に小さくなりました。
ソニーからカセットテープを再生するウォークマンが発売されたとき、その小ささにびっくりしたけれど、今の小ささはその比ではありません。
下の写真はCDを再生するソニーのデスクマンです。これにFMトランスミッターを付けて、車のFMラジオで聴いていました。今は壊れてしまって動かないけれど、捨てられずに手元にあります。
※ デスクマンの下に置かれているものは、有名なLPのジャケットです。ライトの関係で一部、白飛びしているけれど、作品のタイトルわかりますか?
米タワーレコード破産 「iPod」人気に押され
米音楽ソフト販売大手タワーレコードを運営するMTSは、連邦破産法11条(会社更生手続き)の適用を20日付でデラウェア州の連邦破産裁判所に申請した。アップルコンピュータの携帯プレーヤー「iPod」などによるネット販売の普及や大手スーパーの安売りに押されているため。04年2月にも同じ11条の適用を申請し、債権者主導で立て直したばかりだった。
2006/08/23/asahi.com
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