静岡の市街地にサルが出没しているようです
先日の朝、出勤をしてきた同僚が真顔で、「サルが、県庁方向から道を渡って、市役所の方へ消えて行った。」と言っていました。その時は、冗談だろうと思って笑って済ませました。
ところが、産経新聞静岡版に下記引用の記事が載っていました。
同僚の話は本当だったんです。
サルの目撃情報が、葵区北部の中山間地の松富→市街地に近い昭府町→市中心部となっているから、山にいた野生のサルが安倍川沿いに南下してきたものと思います。実際、山間地では野生のニホンザルの農作物への被害が発生しているから、そのうちの一頭が市街地に紛れ込んだのでしょう。
市農林総務課は、群を離れた若いオスのサルと見ているそうです。ニホンザルは母系社会で、若いオスザルが群を離れ、群間を移動するから、市の見方もうなずけます。
また、この新聞記事には、13日のサルの目撃場所を地図に時間とともに落として紹介しています。
7:20 城内中学校→7:35 市役所→7:50 青葉小学校→8:00 駿府公園→8:05 市民体育館→8:35 セブンイレブン(長谷通り)
静岡市中心部の地理に詳しい人なら、リアルに感じるとともに、想像力が刺激されると思います。
半径約1kmくらいの範囲を約1時間程度で移動し、朝の通勤・通学時間と重なり目撃情報は多いと思います。
市は「決して餌を与えないで」と呼びかけています。
野生動物さえも僕は、愛玩的な目で見てしまうことがあるけれど、サルといえども本気になれば、子供や高齢者に危害を加える恐れがあります。
早いところ生活していた山へ帰ってくれればいいのだけれど。
駿府公園周辺 若い"はぐれザル"
市農林総務課によると、猿の目撃情報は12日午前、市街地北部の葵区松富の複数の住民から消防などに寄せられた。その後、やや市街地寄りの同区昭府町の住民から「民家2階でサルが網戸を開けようとしていた」などの通報が相次いだ。
13日になると、目撃情報は市の中心部で、県庁や県警本部のある駿府公園や市立青葉小学校、市役所付近などで相次ぐようになった。このため消防や静岡中央署などで捜索を行い、同公園などでサルが歩いているのが確認された。
2006/07/15/産経新聞静岡版
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