コスモス:定植
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出張の宿泊先で飲み歩いたり食べ歩いたりしない僕は、荷物になららない文庫本を持っていて、大抵は夜、ホテルでその本を読んでいます。
今回の出張には、たまたま出張前の週末に本屋で見つけた養老孟司の「解剖学教室へようこそ」を持っていきました。
養老の著作は、以前紹介した「唯脳論」をはじめ、折に触れて読んでいるけれど、「解剖学教室へようこそ」は読んでいなくて、文庫本ということもあり、出張に持っていくことにしました。
この本は、解剖学者の養老の経験をとおして、解剖学の歴史や意義が語られます。そして、人体構造や生と死についても言及しています。
「バカの壁」に代表される最近の著作のようなわかり易さやまとまりのよさはありませんが、中高校生を意識して書かれているので、全体を通して読みやすい本です。
そして、研究者や技術者の書いた本は、やはり現役時代のものが面白いとあらためて感じました。
現役時代に書かれたものは、時として専門的であり広がりに欠けることがありますが、現在進行形で書かれているため、新鮮な印象を受けます。そして、洗練されず不完全な分、読み手の想像力を掻き立ててくれます。
ただ、当然、現役の時は本業に忙しいわけで、本として出版される機会が少ないのが残念ですが。
「解剖学教室へようこそ」もそんなことを感じた一冊です。
解剖学教室へようこそ
養老孟司/ちくま文庫/2005(初版1993)
・ 書籍の紹介一覧 B0033
・ MediaMarker
※ 「おすすめ度」は、Amazon.co.jpのカスタマーレビューにおけるおすすめ度です。
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このデンドロビュームは、一昨年の暮れに相当疲弊した状態で我が家へやってきました。
昨年、一年かけて新芽を育て、花を咲かせました。
新芽の数も増えてきており、この夏もしっかり育てれば、来春にもっとたくさんの花を咲かせてくれると思います。
・ 関連Blogはこちらへ。
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時々、過去に書いた記事に追記をしたり、修正をしたりすることがあります。
たとえば、幾つかの記事で「デンドロビウム」と「デンドロビューム」で表記がゴチャゴチャになっていて、「デンドロビューム」に統一したい時などです。
最近、気がついたのですが、管理画面の記事一覧の項目に「検索」機能があったんですね。
これで、「デンドロビウム」で検索するとその語句が含まれた記事を検索できます。
今更、気がついたのですが、便利です。
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ブラウザのFirefoxに続き、メール・ソフトのThunderbirdも1.5.0.2にバージョンアップされたことが、Mozilla Japanからアナウンスされました。
今回もセキュリティ関係の強化が中心のようです。
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テキセンシス系の遅咲きでベルタイプのプリンセスダイアナのつぼみが、今年も見え始めました。
たくさん花を咲かせてくれると思います。
・ 関連Blogはこちらへ。
・ この記事は「クレマチス」(今夜の一番風呂)と「もうすぐ開花 クレマチス」(由莉まま日記その2)にトラックバックしました。
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文部科学省のウェブ・サイトで、「一家に1枚ヒトゲノムマップ」が掲載されています。
1番染色体から22番染色体、X,Yの性染色体について、代表的な機能を持つ遺伝子が紹介されています。解説を読むと、ここに紹介されている遺伝子は、ヒトゲノムに含まれる約2万8800個のうちの約1%だそうです。
この中に「遺伝子砂漠」として、非遺伝子領域が延々と続く不毛な地帯が記載されています。染色体の中にはまったく働いていない領域があると、何かの本で読んだことがあるけれど、「遺伝子砂漠」と呼ぶんだ。面白いね。
サイト上にこれら地図がビジュアルに紹介されていて楽しめます。
でも、ポスターを手に入れて、暇な時にぼんやりと眺めているほうが楽しいかも。
ついでに見つけたのが「一家に1枚周期表第3版」。文科省も結構面白い広報をしているんだ。
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Mozilla Japanから、Firefox 1.5がマイナー・バージョンアップされ1.5.0.2になったことが、アナウンスされています。
今回はセキュリティ・バージョンアップのようです。
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「ダ・ヴィンチ・コード」が、上・中・下巻の3冊セット1,740円の文庫本になったので、買って読みました。
この手の繰り返して読む可能性の少ない本は、単行本だと高すぎてなかなか買うのには二の足を踏んでしまいます。
最初は余り期待せずに読み始めたけれど、これが結構面白く読めました。
僕はキリスト教に詳しくないので、この本のストーリーの骨格となっているキリストの解釈が、以前から議論されていたものなのか、新解釈なのかはわかりません。また、何処までが既定の事実で、何処からが推測かも判断できません。
恐らく、キリスト教やレオナルド・ダ・ヴィンチの作品群に詳しい人が読めば、僕が感じたものとは違った深い面白さがあるんだと思います。
僕は、単純にミステリーとしての面白さを感じました。
大学教授ローバート・ラングドンと暗号解読官ソフィー・ヌヴーが、事件に巻き込まれ、その謎を解いていくストーリー展開、そしてラストのこの二人の関係は、ミステリーの王道のように思います。ダ・ヴィンチの「モナリザ」や「ウィトルウィウス的人体図」「最後の晩餐」などに仕組まれた謎解きは、余りにも有名な作品群だけにダイナミックに展開します。
5月20日には映画が公開されるそうです。謎解きの鍵が視覚的だから、映画は見ようと思っています。
また、修道僧シラスの生き様がどのように描かれるのかも興味があります。
ダ・ヴィンチを少し勉強してみようかと思わせる作品です。
ダ・ヴィンチ・コード(DAVINC CODE) 上・中・下
Dan Brown/越前敏弥 (訳)/角川文庫/2006
・ 書籍の紹介一覧 B0032
・ MediaMarker
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赤い花に続き黄色い花のチューリップが開花を始めました。
最近、風の強い日があり花梗が折れてしまわないか心配です。
・ この記事は「チューリップ、スイートハート開花したよ♪」(ちかどんの花とROCKと♪)にトラックバックしました。
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今年のサクラは、開花の時期の気温が低いためか、花の期間が長いような気がします。
それでもさすがに散り始めました。駿府公園の内堀の水面は、散った花びらでいっぱいになり始めました。
・ 駿府公園の内堀の水面のサクラの花びら
・ 内堀のサクラ満開
・ 関連Blogはこちらへ。
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4月6日に新アクセス解析導入に関する不安について書きました。
最近、ココログがトラブル続きで、そんな状態で、新アクセス解析を導入したら、タグを埋め込む作業に失敗して、記事が消滅してしまうんじゃないかと不安を感じました。
そうしたら、ココログスタッフから、
「ココログでは一度記事の情報をデータベースに格納しています。そのデータがなくならない限りは大丈夫です。
例えば記事投稿の時には、
保存:ユーザ→(記事)→データベース
生成:データベース→(記事)→ HTML ページ
の 2 ステップを踏んでいます。
アクセス解析用タグを埋め込む作業は、生成のステップの処理を変えて行っていますので、データベースに保存されている情報の変更や削除はしません。」
とのコメントをいただきました。(詳細は当該記事のコメントを見てください)
そうだよな、ひとまず安心しました。
まあ、新機能を導入するのはいいけれど、安定性を優先して欲しいです。
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本日のココログスタッフからのお知らせルームに「新アクセス解析導入スケジュールに関しまして」が、掲載されています。
今回のココログのトラブルの解消に全力を上げ、新アクセス解析導入が予定より遅れるという内容です。
まあ、その判断は正しいと思います。
ただ、その記事に
「また新アクセス解析の導入にあたっては、全てのココログユーザーの全記事に対して新しいアクセス解析用タグを埋め込む作業が必要となります。」(ココログスタッフからのお知らせルーム 2006.04.06)
とあります。
このアクセス解析用タグを埋め込む作業に失敗して、記事が消滅してしまうことなんてないよね。
当然、ユーザーの記事のバックアップはとって作業に当たるだろうし、また、僕はこの手の知識がまったくないので、この不安は的外れな杞憂かもれません。
とりあえず、念のため記事の書き出しはしておこうと思います。
追記
2006.04.08 不安は解消したかも
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本ブログでも取り上げた静岡新聞の記事に、取材を受けた本人の石橋克彦神戸大学教授が自らのウェブで反論しています。
「駿河湾地震(東海地震)は1944年(昭和19年)の東南海地震の割れ残りで、すぐにも起こるかもしれないと考えた。30年たって、現実にまだ起こっていないのだから、『割れ残り』という解釈は間違っていたと言われても仕方ない」(静岡新聞 2006/03/27)
という記事に対し、
「しかし、その後30年間東海地震が起こらなかった現在では、駿河湾地域が第二の意味の「割れ残り」で「数年以内に起こっても不思議ではない」とした1976年時点での切迫度の解釈が、結果的に間違っていたことは明白です。この点を私は認めますが、むしろ、認めるまでもないことです。
ただし、では遠州灘東半部+駿河湾地域を震源域とする東海地震が当分(例えば今後10年)起こらないのかというと、そんなことは現時点では言えません。まして、東海地震が消えて無くなったなどということは全くありません。遠州灘東半部+駿河湾地域が第一の意味の「割れ残り」であることは現在でも厳然たる事実で、岩盤の変形も増え続けていますから、ここで近い将来大地震が発生する可能性、つまり現時点での東海地震の切迫性、を依然として否定することはできないのです。」(石橋克彦 私の考え 2006/04/02)
と、静岡新聞の記事は読者に誤解を与えるものとしています。
また、
「東海地震は当分(または永久に)起こらないのかとか、これまでの対策は無駄だったのかというような誤解を引き起こし、東海地震に備える行政、民間、個人、研究者・専門家の努力に水を差しかねないものです。」(石橋克彦 私の考え 2006/04/02)
との危惧も書かれています。
でも、静岡新聞の記事を読んで東海地震が起こらないと思った人は余りいないんじゃないかな。
静岡に住んでいると小学生の頃から折に触れて、防災教育の一環として東海地震のメカニズムを教えられます。
また、観測網が整備されフィリピン海プレートとユーラシアプレートの地殻変動が観測されたりと、詳しいことは判らないまでも、何時、東海地震が起きてもおかしくないと、僕らは漠然と感じているんだと思います。
当の静岡新聞も翌日には、
「切迫性変わらず 石橋教授の「割れ残り」解釈 県内、冷静に受け止め」(静岡新聞 2006/03/28)
という記事をだしているしね。
ただ、僕はこの記事を読んで早とちりな損害保険会社が、地震保険の掛け金を安くしないかと、邪な淡い期待を少しだけ抱いたけれど。
※ この記事を書くに当たって、情報もとの記事の断片を引用しました。ただ、切り取った断片だけみると確かに正しいけれど、前後の流れから考えると違った印象になることがよくあります。
そこで下記に情報ソースのリンクを記載しました。
・ 2006年3月27日付静岡新聞1面記事 <東海地震説に「間違い」> は「誤報」(石橋克彦 私の考え 2006/04/02)
・ 東海地震説に「間違い」 提唱から30年 石橋教授見解 (静岡新聞 2006/03/27)
・ 切迫性変わらず 石橋教授の「割れ残り」解釈 県内、冷静に受け止め (静岡新聞 2006/03/28)
【リンク切れ】
※太文字・斜体部は、ログ作成時は当該ページにリンクしていましたが、現在はリンク切れのため参照できません。
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3月30日の記事に書きましたが、今回のココログのバージョンアップでサイドバー上に以前からあったココログのロゴに加えて、「ココログからのお知らせ」や「無料でブログを作ろう!」が併せて表示されるようになりました。(下記の画像を参照)
僕は、従来のココログのロゴとブログ開設日だけ表示したいのですが、それは仕様上できないようです。
そこで、僕はプロを使っているので、ロゴの表示自体を取り止めることにしました。
(フリーやベーシックではロゴは必ず表示され、プラスやプロではロゴをはずすことができる。)
その一番の理由は、「無料でブログを作ろう!」を表示したくないからです。
ここの表示をクリックするとココログの登録のページに誘導されます。
でも、メンテナンスやパージョンアップの時を中心に、自らのブログの書きこみすらできなくなる状況が頻繁に起こるココログを人に薦められないものね。
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日本のあちこちで大きな地震が起こっているのに比べ、東海地震が想定されている静岡は気味が悪いくらい静かです。
ここ10年間でM7.0以上の規模大きな地震は、次のように割と頻繁に起きていますし、M6.0以上を含めればもっと多くなります。
2000年:M7.0 根室半島南東沖、M7.3 鳥取県西部
2003年:M7.1 宮城県沖、M8.0 釧路沖
2004年:M7.1 紀伊半島沖、M7.4 東海道沖、M7.1 釧路沖
2005年:M7.0 福岡県西方沖、M7.2 宮城県沖
そんな中で、静岡新聞の3月27日に下記引用の記事が掲載されていました。
東海地震説を提唱した現神戸大学の石橋教授が、自ら
「30年たって、現実にまだ起こっていないのだから、『割れ残り』という解釈は間違っていたと言われても仕方ない」
と静岡新聞の取材に答えたというものです。
まあ、地球の歴史が45億年、生物の歴史が38億年、人類の歴史が数万年と言われている中で、30年というスパンをどう考えるということや、地震の発生メカニズムと予測の困難さを思えば、今回の発言をどのように捉えたらよいのか、今後の議論に興味があります。
東海地震説が唱えられた以降、その危機感から観測体制が整備されたし、研究も進み、一般の防災意識も高まったから、それはそれで評価ができます。
いずれにしても、駿河湾沖に海溝型の地震が発生する可能性がなくなったわけでないし、日本にいればどこで地震が起きてもおかしくないから、地震への備えは公的にも私的にも怠るわけはいけないと思います。
でも、地震保険、もう少し安くならないかな。
東海地震説に「間違い」 提唱から30年 石橋教授見解
1976年(昭和51年)に駿河湾地震説(後の東海地震説)を唱えた神戸大理学部地球惑星科学科の石橋克彦教授(62)=当時東大理学部助手=が今年に入って、静岡新聞社の数回の取材に応じ、地震発生のメカニズムと切迫性についての当時の解釈が結果的に間違っていた―とする考えを明らかにした。「駿河湾地震(東海地震)は1944年(昭和19年)の東南海地震の割れ残りで、すぐにも起こるかもしれないと考えた。30年たって、現実にまだ起こっていないのだから、『割れ残り』という解釈は間違っていたと言われても仕方ない」という。
2006/03/27/静岡新聞
・ この記事は「東海地震はいつ起こるのか?」(理系女性の日常は?)にトラックバックしました。
追記
2006.04.05 東海地震説に「間違い」に石橋神戸大学教授反論
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