肺の奥深くの細胞から進入する鳥インフルエンザウイルス
鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)が、人の肺の奥深くの細胞で感染するという鳥取大と東大医科学研究所のグループの研究の記事がasahi.comに掲載されていました。
僕は、鳥インフルエンザが、どうしてトリから人へ直接感染するかが不思議でした。
ヒトのインフルエンザウイルスは、鼻やのどの粘膜から進入するけれど、鳥インフルエンザウイルスは肺の奥深くの細胞から進入するということですか。
記事には、何故、鼻やのどではなく肺の奥深くなのかが記載されていません。
素人の勝手な想像ですが、トリの体温はヒトより高いと聞きます。トリに最適化した鳥インフルエンザウイルスは、鼻やのどより体温の高い肺の奥深くでヒトに感染できるのでしょうか?
それとも鼻やのどの粘膜と肺の奥深くの細胞の形態が違うのだろうか?
興味があるところです。
鳥インフルエンザウイルスが、ヒトの鼻やのどの粘膜から感染できる能力を持つと怖いですね。
鳥インフル、人は肺の奥で感染 鳥取大・東大グループ
世界で感染拡大が続く高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)が、人の体内では鼻やのどでなく、肺の奥深くにある細胞で感染することが分かった。鳥取大農学部の新矢恭子助教授(ウイルス学)と東京大医科学研究所の河岡義裕教授(同)らのグループが明らかにした。
2006/03/23/asahi.com
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