« クリスマスローズ:開花最盛期 | トップページ | 愛宕霊園のソメイヨシノ »

2006.03.18

グラノーラ/矢野顕子

「グラノーラ」が発売された時、このCDを購入した一番の理由は、2曲目に収録された「風をあつめて」を聴きたかったからです。
「風をあつめて」は、はっぴいえんどの代表作のひとつでアルバム「風街ろまん」に収録されています。

はっぴいえんどの「風をあつめて」は、作曲者である細野晴臣がボーカルも担当し、徹夜明けのけだるい朝の路地裏を僕に連想させますが、矢野がこの曲をどう歌うかとても興味がありました。
矢野が歌う「風をあつめて」は、すっきり目覚めた朝の路地裏を連想させるのですが、どうなんでしょう。
「グラノーラ」では、はっぴいえんどの「無風状態」を取り上げていますし、矢野は他のアルバムでも多くの他人の曲を歌っています。
でも、自身の曲も他人の曲も矢野が歌うと、それは矢野以外の誰のものでもないものになってしまうわけで、そんなところがすごいですね。

あ、それと、矢野が詞と曲を手がける「花のように」はいい曲ですね。春が冬の色を塗り替えていく、この季節にぴったりの曲です。

LP/CDGRANOLA
矢野顕子/MIDI/1987

01. わたしたち
02. 風をあつめて
03. やがて1人
04. Un Jour
05. 無風状態
06. 花のように
07. ふりむけばカエル
08. Levee Break
09. Ro[:]slein auf der Heiden
10. 自転車でおいで
11. おおきいあい

・ LP・CDの紹介一覧 M0071

・ MediaMarker

GRANOLA
矢野顕子
ミディ ( 1993-09-21 )
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

※ 「おすすめ度」は、Amazon.co.jpのカスタマーレビューにおけるおすすめ度です。

|

« クリスマスローズ:開花最盛期 | トップページ | 愛宕霊園のソメイヨシノ »

音楽」カテゴリの記事

LP・CDの紹介」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: グラノーラ/矢野顕子:

« クリスマスローズ:開花最盛期 | トップページ | 愛宕霊園のソメイヨシノ »