グラノーラ/矢野顕子
「グラノーラ」が発売された時、このCDを購入した一番の理由は、2曲目に収録された「風をあつめて」を聴きたかったからです。
「風をあつめて」は、はっぴいえんどの代表作のひとつでアルバム「風街ろまん」に収録されています。
はっぴいえんどの「風をあつめて」は、作曲者である細野晴臣がボーカルも担当し、徹夜明けのけだるい朝の路地裏を僕に連想させますが、矢野がこの曲をどう歌うかとても興味がありました。
矢野が歌う「風をあつめて」は、すっきり目覚めた朝の路地裏を連想させるのですが、どうなんでしょう。
「グラノーラ」では、はっぴいえんどの「無風状態」を取り上げていますし、矢野は他のアルバムでも多くの他人の曲を歌っています。
でも、自身の曲も他人の曲も矢野が歌うと、それは矢野以外の誰のものでもないものになってしまうわけで、そんなところがすごいですね。
あ、それと、矢野が詞と曲を手がける「花のように」はいい曲ですね。春が冬の色を塗り替えていく、この季節にぴったりの曲です。
GRANOLA
矢野顕子/MIDI/1987
01. わたしたち
02. 風をあつめて
03. やがて1人
04. Un Jour
05. 無風状態
06. 花のように
07. ふりむけばカエル
08. Levee Break
09. Ro[:]slein auf der Heiden
10. 自転車でおいで
11. おおきいあい
・ LP・CDの紹介一覧 M0071
・ MediaMarker
※ 「おすすめ度」は、Amazon.co.jpのカスタマーレビューにおけるおすすめ度です。
| 固定リンク
「音楽」カテゴリの記事
- シングルCD用の外袋も販売しているんですね(2023.08.30)
- 大瀧詠一さんの「あつさのせい」に別バージョンがあるんですね(2023.07.08)
- 「薬師丸ひろ子 Concert Tour 2023 ~愛しい人~」の静岡公演のチケットが入手できました(2023.06.23)
- 松田聖子さんは歌い始めたんですね(2023.05.16)
- 勝負は死んだ後 - 秋吉敏子(2023.04.27)
「LP・CDの紹介」カテゴリの記事
- WOW/大西順子トリオ(2023.01.22)
- SKYE/スカイ(2021.12.07)
- 銀河鉄道の夜 サウンドトラック/加賀谷 玲(2021.11.29)
- シルヴァー・ライニング・スイート/上原ひろみ(2021.11.24)
- 思い出を置く 君を置く/太田裕美(2021.10.14)
コメント