« ラベンダー:切り戻し剪定 | トップページ | 一足早い春~ジュウガツザクラの花 »

2006.01.16

デューク・エリントン&ジョン・コルトレーン/ジョン・コルトレーン

なんだか「イン・ア・センチメンタル・ムード」を聴きたくなって、引っ張り出してきたアルバムです。

「デューク・エリントン&ジョン・コルトレーン」は、当時、すでに確固たる地位を確立していた巨匠エリントンと新たなスタイルを確立しつつあったコルトレーンの共演した貴重なアルバムとして評価が高い作品です。
まあ、それはさて置き、僕はエリントンのピアノが聴けるという意味で、同時期に発表されたエリントン・トリオの「マネー・ジャングル」とともに好きな作品です。

「イン・ア・センチメンタル・ムード」を初めこの作品のコルトレーンのテナー・サキソフォンは、優しく少しだけゆらいだバラードを奏でます。
そして、エリントンのピアノの響きは、朴訥ではあるけれど力強い優しさを感じます。

僕が言うまでもなく、エリントンは数多くのロマンティックな作品を残した屈指のメロディ・メーカーです。
そして彼自身のピアノで表現されるそれら作品は、少し荒削りで、そこにとても魅力を感じます。
かっこいいよな。こんなセンチメンタルな曲をこんなタッチで表現できるなんて。

LP/CDDUKE ELLINGTON & JOHN COLTRANE
John Coltrane(ts) Duke Ellington(p) Jommy Garrison(b) Elvin Jones(ds) Sam Woodyard(ds) Arron Bell(b)
John Coltrane/inpulse/1962

01. In a Sentimental Mood
02. Take the Coltrane
03. Big Nick
04. Stevie
05. My Little Brown Book
06. Angelica
07. Feeling of Jazz

・ LP・CDの紹介一覧 M0066

・ MediaMarker

デューク・エリントン&ジョン・コルトレーン
ジョン・コルトレーン
ユニバーサル ミュージック クラシック ( 2003-04-23 )
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

※ 「おすすめ度」は、Amazon.co.jpのカスタマーレビューにおけるおすすめ度です。

|

« ラベンダー:切り戻し剪定 | トップページ | 一足早い春~ジュウガツザクラの花 »

音楽」カテゴリの記事

LP・CDの紹介」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: デューク・エリントン&ジョン・コルトレーン/ジョン・コルトレーン:

« ラベンダー:切り戻し剪定 | トップページ | 一足早い春~ジュウガツザクラの花 »