1年に1冊だけ買う「スイングジャーナル」
ジャズを聴き始めた10年間くらいは、毎月「スイングジャーナル」誌を買っていました。でも、何時の頃からか1年に1冊、1月号だけ買うようになりました。
1月号は付録に前年に発売されたCDなどのリストが付き、これが欲しくて買っています。
「去年はどんなアルバムが、発表されたり再発されたりしたのかな。」て感じで。
ジャズを聴き始めた頃は、結構広がりを持った音楽で何をどのように聴いていいのかわからないし、なにより理屈で聴いてしまうところがあります。そんな時、スイングジャーナル誌は、LPやCDを選ぶ時のちょうどいい水先案内人でした。
でも、そのうち理屈でジャズを聴くことが面倒くさくなって、ミュージシャンのつながりの中で聴くLPやCDを買うようになりました。
そんな意味でもマイルス・デイビスはすごいですね。マイルスは、その長いキャリアを通じて、何度かジャズのスタイルを変えてきましたが、それと同時に若手の才能あるミュージシャンをグループのメンバーに起用してきました。
だから、マイルスのレコードを聴いていて、このピアノいいなあとか、このサキソフォンいいなあとか思って、次ぎへのつながりと広がりを持って聴くことができます。
それにスイングジャーナル誌、1冊1,000円以上するし場所もとるしで、経済的・物理的理由で1月号しか買えなくなったということもあるのですが・・・
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