ザ・ボディ・アコースティック/シンディ・ローパー
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僕が初めてシンディ・ローパーの名前を知ったのは、マイルス・デイビスのアルバム「ユア・アンダー・アレスト」で取り上げられた「タイム・アフター・タイム」をとおしてでした。マイルスが吹く「タイム・アフター・タイム」のミュート・トランペットは、一歩間違えば崩れてしまうような、とてもせつなく美しい響きです。
それと同時期に「ウイ・アー・ザ・ワールド」が発表され、そのビデオでこれぞアメリカの女性シンガーといった感じの派手に着飾った彼女の歌う姿が映されていました。
マイルスの「タイム・アフター・タイム」と「ウイ・アー・ザ・ワールド」のシンディとのイメージのギャップが可笑しくて、シンディ・ローパーの作品を聴くようになりました。
シンディの声は、時にすれっからしで、時に妖艶、また時に少女のようで、時に力強く、時に知的で、そういった違ったものがひとつのものとして存在して、素敵で魅力があります。
きっと、僕が精神的に疲れた時に彼女の作品を聴くことが多いのは、そんなところに不思議な安心感を感じるからかもしれません。
「ザ・ボディ・アコースティック」は、過去の彼女のヒット曲を再度録音したものです。"アコースティック"とあるように、ギターやバイオリンなどのアコースティック楽器が随所に使われていて、どちらかというと落ち着いた作りになっています。
それと有名なミュージシャンがゲスト参加していますが、米国のポップスやロックをほとんど聴かない僕が知っているのはジェフ・ベックくらいで、その価値がわからず残念です。
シンディ・ローパーはもう50歳を過ぎたんだと思うけれど、チャーミングな女性ですね。
the body acoustic
Cyndi Lauper/Epic/Daylight/2005 01. Money Changes Everything (ft. Adam Lazzara)
02. All Through The Night (ft. Shaggy)
03. Time After Time (ft. Sarah McLachlan)
04. She Bop
05. Above The Clouds (ft. Jeff Beck)
06. I'll Be Your River (ft. Vivian Green)
07. Sisters of Avalon (ft. Ani di Franco & Vivian Green)
08. Shine
09. True Colors
10. Water's Edge (ft. Sarah McLachlan)
11. Fearless
12. Girls just want to have fun (ft. Kelly Osbourne)
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