アンダーカレント/ビル・エヴァンス
「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」は、日本人が好むジャズ・スタンダードに必ず取り上げられる曲だと思います。
「アンダーカレント」で演奏される「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」は、テンポが速く、ビル・エヴァンスのピアノとジム・ホールのギターとの相互のからみ合いが面白い曲です。
「マイ・ファニー・バレンタイン」以外の収録曲は、エヴァンスの端整でしっとりとしたピアノとホールの暖かいギターの響きが織り成す美しい演奏になっています。
特に「スケーティング・イン・セントラル・パーク」を聴いていると、何処までがピアノの響きで何処からがギターの響きかわからなくなるくらい、素敵で優しい音があたりを包み込みます。
たまには上品なジャズでもと言う時には、最適な一枚かもしれません。
以前、ミッシェル・ペトルチアーニの「パワー・オブ・スリー」でも書きましたが、ホールのギターは、とてもよくピアノの音色に合います。
UNDERCURRENT
Bill Evans(p) Jim Hall(g)
Bill Evens & Jim Hall/Blue Note/1962
01. My Funny Valentine (alternate take)
02. My Funny Valentine
03. I Hear A Rhapsody
04. Dream Gypsy
05. Stairway To The Stars
06. I'm Getting Sentimental Over You
07. Romain
08. Romain (alternate take)
09. Skating In Central Park
10. Darn That Dream
・ LP・CDの紹介一覧 M0035
・ MediaMarker
※ 「おすすめ度」は、Amazon.co.jpのカスタマーレビューにおけるおすすめ度です。
・ この記事は「My Funny Valentine / Frank Sinatra」(ささやかだけどタイセツなこと)にトラックバックしました。
| 固定リンク
「音楽」カテゴリの記事
- SONY CASSETTE-CORDER TCM-6(2023.01.30)
- 高橋幸宏さんが亡くなられた(2023.01.15)
- iPhoneやiPadをプリメインアンプにつなぐ(2022.12.15)
- 上原ひろみの「SAVE LIVE MUSIC FINAL」を浜松で聴いてきました(2022.12.23)
- ロジャー・ウォーターズの「コンフォタブリー・ナム 2022」がオンライン配信(2022.11.25)
「LP・CDの紹介」カテゴリの記事
- SKYE/スカイ(2021.12.07)
- 銀河鉄道の夜 サウンドトラック/加賀谷 玲(2021.11.29)
- シルヴァー・ライニング・スイート/上原ひろみ(2021.11.24)
- 思い出を置く 君を置く/太田裕美(2021.10.14)
コメント
jinです。
トラバありがとうございます。
ジムホール。
なるほど。
My Funny Valentineはこれもありますね。
ひさしぶりに聴いてみよう。
投稿: jin | 2005.02.24 01:35