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2005年1月の26件の記事

2005.01.31

Pineapple/松田聖子

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名作「赤いスイートピー」が収録された松田聖子のアルバムです。

個人的には「赤いスイートピー」は、松田聖子の代表作であるとともに、'80年代を代表する1曲だと思っています。

10代の頃、はっぴいえんどの音楽に夢中だった僕にとって、松田聖子のこの当時の一連の作品もその延長線で聴いてしまうところがあります。

松本 隆の背景をていねいに書き込み、歌われる主人公を浮き立たせる手法は、松田聖子に提供した数々の詞で完成したものになったのではないでしょうか。

「Pineapple」では、来生たかお、財津和夫、松任谷由美などが曲を提供しており、それに松田の硬めのボーカルが加わって、松本の詞を素敵な歌にしています。

LP/CDPineapple
松田聖子/CBS SONY/1982
01. P・R・E・S・E・N・T
02. パイナップル・アイランド
03. ひまわりの丘
04. ラヴ・ソング
05. 渚のバルコニー
06. ピンクのスクーター
07. レモネードの夏
08. 赤いスイートピー
09. 水色の朝
10. サンセット・ビーチ

・ LP・CDの紹介一覧 M0033

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2005.01.30

ルドベキア:栽培終了

厳寒期になってもそこそこ咲いているルドベキアも、流石に葉色が落ち葉に痛みが目立ちだしたので栽培を終了することにしました。
越冬するのか確認をしてみるのも面白そうですが、狭いスペースでの栽培なので、春咲きの植物に鉢を譲ることにします。

ルドベキア:栽培終了

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2005.01.29

オステオスペルマム:1月下旬の株の様子

オステオスペルマムは、定植してから約3週間たちました。
寒い時期ですので目だった生育はありませんが、葉数は少しずつ増えています。

オステオスペルマム:1月下旬の株の様子

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2005.01.27

ワード・オブ・マウス/ジャコ・パストリアス

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このアルバムに収められたそれぞれの曲で、ジャコ・パストリアスのもの凄いエレクトリック・ベースの演奏を聴くことができます。でも、このアルバムではジャコのベーシストの才能よりもアレンジャーというかプロデューサーというか、そういった能力が光っていると感じます。

「スリー・ヴューズ・オブ・ア・シークレット」ではトゥーツ・シールマンスのハーモニカの音色が美しいし、「リバティ・シティ」ではハービー・ハンコックのアコースティック・ピアノが凛としていておまけに楽しい演奏です。

「半音階的幻想曲~ブラック・バード~ワード・オブ・マウス」のメドレーと「ジョンとメリー」で構成されるB面は、バッハやビートルズの曲をとりあげながら全体でひとつの曲のような構成になっています。

シールマンスやハンコック、ウェイン・ショーター、ジャック・ディジョネット、ヒューバート・ロウズなど、名うての名手の個性が上手くバランスされた楽しい1枚です。

LP/CDWord of Mouth
Jaco Pastorius(b,shyn,vo) Herbie Hancock(p) Wayne Shorter(ts) Michael Brecker(ts) Toots Thielemans(hca) Peter Erskine(ds) Jack Dejohnette(ds) Don Alias(per) Bobby Thomas Jr. Hubert Laws(fl) John Pastorius(vo) Mary Pastorius(vo)
Jaco Pastorius/Warner Bros./1981
01. Crisis
02. 3 Views of a Secret
03. Liberty City
04. Chromatic Fantasy
05. Blackbird
06. Word of Mouth
07. John and Mary

・ LP・CDの紹介一覧 M0032

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2005.01.26

ケニー・バレル & ジョン・コルトレーン/ジョン・コルトレーン

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この作品は、ジョン・コルトレーンとケニー・バレルの共作です。

作品全体に漂う明るくポップな雰囲気は、バレルのギターとトミー・フラナガンのピアノによるところが大きいと思います。

また、バレルとコルトレーンのデュオによる「ホワイ・ワズ・アイ・ボーン?」は、しっとりとしたバラードで、コルトレーンのサキソフォンの音色は、その後のインパルス盤の「バラード」を彷彿とさせる美しい演奏です。

コルトレーンを気楽に聴くことのできる1枚です。

LP/CDKENNY BURRELL & JOHN COLTRANE
Kenny Burrell(g) John Coltrane(ts) Tommy Flanagan(p) Paul Chambers(b) Jimmy Cobb(ds)
John Coltrane/PRESTIGE/1958
01. Freight Trane
02. I Never Knew
03. Lyresto
04. Why Was I Born?
05. Big Pau

・ LP・CDの紹介一覧 M0031

・ この記事は「ケニーバレルとタマのウエスト」(猫花JAZZごよみ)にトラックバックしました。

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amazon アソシエイトケニー・バレル & ジョン・コルトレーン/ジョン・コルトレーン

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2005.01.24

雪日数について調べてみた

昨日の記事に、「静岡の1971年~2000年までの雪(降雪)日数の年平均値は2.9日、日最深積雪0cm以上の日数の年平均値は0.2日」と理科年表のデータを書きました。
静岡の雪日数の年平均値が2.9日ですが、実感としてはもっと少ないように感じて、気象庁のウェブサイトで雪日数について調べてみました。

気象庁の「気象観測統計指針」によると、雪日数とは「強度に関係なく、雪・しゅう雪・ふぶき・みぞれ・霧雪・細氷のうち1つ以上の大気現象を観測した日数とする。ただし、凍雨・雪あられ・氷あられ・ひょうは含めない。」とあります。
雪日数にみぞれが含まれるとなると、実感に合うような気もします。

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2005.01.23

今日は寒い一日でした

今日は、小雨が降ったりやんだりの気温があがらない寒い日中でした。
雪の降ることが極めて稀な静岡に住んでいると、どうせ寒いんなら雪が降ってくれないかと無責任な期待をしてしまいます。雪が降り積もれば積もったで、その量がわずかでも交通機関をはじめ大混乱になってしまうのは想像に難くないのですが・・・。

理科年表によると、静岡の1971年~2000年までの雪(降雪)日数の年平均値は2.9日、日最深積雪0cm以上の日数の年平均値は0.2日です。
静岡では年3日程度雪が降る日があって、5年に1回は積もるということですか。

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2005.01.22

ワイルドストロベリー:1月の株の様子

1年で一番寒い時期のワイルドストロベリーの株の様子です。
思ったほど矮化も休眠もしていません。葉は艶のある緑だし、生長も少しづつしています。

ワイルドストロベリー:1月の株の様子

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・ 関連Blogはこちらへ。

・ この記事は「12月31日のイチゴの葉っぱ」(Vegetablesガーデニング菜園)にトラックバックしました。

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2005.01.19

マネー・ジャングル/デューク・エリントン

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デューク・エリントンというと楽団のイメージが強くて、ジャズの大御所でありながらビックバンドに興味のない僕は、エリントンのピアノを聴くことがほとんどありませんでした。

最初にエリントンのピアノに興味を持ったのは、以前の記事で紹介したことのあるセロニアス・モンクの「プレイズ・デューク・エリントン」を聴いてからです。この作品での普段とは違ったモンクのピアノに接して、エリントンのピアノの演奏に興味を持ったのです。

「マーネー・ジャングル」は「、エリントンのピアノに加え、チャールス・ミンガスのベース、マックス・ローチのドラムによるシンプルなトリオの作品です。

演奏されるどの曲も、タッチが力強く野生的で、それまでろくに聴きもせず勝手に思っていた都会的でエレガントなエリントンのイメージとは、相当距離のあるものでした。

エリントンの少し濁ったピアノの音色とミンガスとローチのパワフルなリズムが魅力的で、「プレイズ・デューク・エリントン」より後に録音されたアルバムですが、モンクがエリントンの影響を受けたと言われることも頷ける1枚です。

LP/CDMoney Jungle
Duke Ellington(p) Charlie Mingus(b) Max Roach(ds)
Duke Ellington/Liberty/1962
01. Very Special
02. A Little Max
03. A Little Max (alternate take)
04. Le Fleurs Africaines(African Flower)
05. REM Blues
06. Wig Wise
07. Switch Blade
08. Caravan
09. Money Jungle
10. Solitude (alternate take)
11. Solitude
12. Warm Valley
13. Backward Country Boy Blues

・ LP・CDの紹介一覧 M0030

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2005.01.17

ドラゴンクエストⅧをやってみた

今更何を?と思われる方がほとんどでしょうが、最近、無性に話題のドラゴンクエストⅧをやってみたくなって、このソフトと併せてプレイステーション2も購入しました。
僕の最初のドラクエはⅢで、その時のハードは任天堂のファミリーコンピュータだったと思います。
その時に比べⅧは、グラフィックが3Dになり収められた情報量には隔世の感があるけれど、基本的な考え方や雰囲気は当時を踏襲していて、新しさと併せて懐かしさを感じました。
そのあたりが大人気の要因なんでしょうか。

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2005.01.16

Mozilla Thunderbird 1.0について

メールソフト日本語版「Mozilla Thunderbird 1.0」が、Mozilla Japanから昨年12月にリーリスされたので、ダウンロードして試しに使っています。
メールに加えてRSS リーダーの機能も付いているのでなかなか便利です。今使っているメールソフトからアドレス帳の引越しが面倒だけれど、もう少し使ってみて調子がよければThunderbirdをメインのメールソフトにしようかと思っています。

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2005.01.14

玄関ドアの開閉の調整

このところ玄関ドアのドアクローザの調子がおかしくて、ドアの閉まるスピードが速かったり、開いた状態でストップできなくなっていました。
調整しようと思いドアクローザを見ると幾つかのネジがあって、これをまわすと調整ができることまではわかりました。
ところがドアの説明書が見つからず、調整の仕方がわからなかったので、このドアの製造メーカーのトステムのウェブサイトを見たところ、説明書はなかったけれどカタログに調整の方法が載っていて、おかげでドアの調子は元に戻りました。

最近は、ウェブサイトで自社製品の取扱説明書を掲載している会社が増えてきて、商品を購入する際の参考にもなります。

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2005.01.13

睡蓮鉢に初氷

気象庁の速報に今日の静岡の最低気温は-2.6℃でした。
睡蓮鉢にこの冬始めて氷が張りました。昨年は1月15日にブログで初氷について書きましたので、ほぼ去年と同じ時期に初氷となりました。
睡蓮鉢には、ヒメスイレンの葉がわずかに残っています。また、水の中にはメダカがじっとしています。

・ 関連Blogはこちらへ。

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ノロウイルスって?

このところノロウイルスが原因とみられる感染性胃腸炎の報道が連日報道されています。

ノロウイルスと聞いて最初よくわからなかったのですが、どうやら一般に知られている嘔吐下痢症の原因ウイルスのひとつらしい。(参照:広島県保健環境センター
嘔吐下痢症と言えば、ありふれた病気だと思います。僕は、風邪だと思って病院へ行き、嘔吐下痢症と診断されたことが何度かあります。
冬場の感染性の風邪で、高熱が出るとインフルエンザ、熱があまり出ないと嘔吐下痢症、そんなふうに大雑把に思っていました。

このありふれた病気が最近マスコミで盛んに報道されるのは、何か特別な理由があるのだろうか。

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2005.01.12

サムホエア・ビフォー/キース・ジャレット

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年末から年始にかけてチャーリー・ヘイデン絡みのレコードを聴いていて、このブログでも「ミズーリーの空高く」や「80/81」を紹介しました。今回紹介するキース・ジャレットの「サムホエア・ビフォー」もヘイデン絡みの一枚です。

この作品はキースのピアノ、ヘイデンのベース、ポール・モチアンのドラムスというオーソドックスなトリオによる演奏の実況録音版です。

70年代以降のソロ作品などに見られる耽美的で精神的に研ぎ澄まされた演奏と言うよりも、チャールス・ロイド・カルテットでの「フォーレスト・フラワー」などの牧歌的な演奏に繋がりを感じます。

ただ、収録曲のボブ・ディランの作品をとりあげた「マイ・バック・ペイジ」はフォーク・ソング風であったり「ムーヴィング・スーン」は前衛的、「パウツ・オーヴァー」はゴスペル風であったりと、彼の様々な一面を垣間見ることができます。

ライブ版ということもあって気楽に楽しめる一枚です。

LP/CDSOMEWHERE BEFORE
Keith Jarrett(p) Charlie Haden(b) Paul Motian(ds)
Keith Jarrett/ATLANTIC/1968
01. My Back Pages
02. Pretty Ballad
03. Moving Soon
04. Somewhere Before
05. New Rag
06. Moment for Tears
07. Pout's Over (And the Day's Not Through)
08. Dedicated to You
09. Old Rag

・ LP・CDの紹介一覧 M0029

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amazon アソシエイトサムホエア・ビフォー/キース・ジャレット

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2005.01.11

大人の科学マガジン Vol.06/学習研究社

忌野清志郎が蓄音機の背景に写っている表紙が目に付いて、手にとってページをぱらぱらしていると、清志郎ばかりでなく細野晴臣も載っていて、この「大人の科学マガジンVol.06」を買ってしまいました。
「大人の科学マガジン」はこれまでにピンホール・カメラやラジオ、顕微鏡などを取り上げその存在は知ってはいましたが、実際購入したのはVol.06の蓄音機が初めてです。

蓄音機の歴史や構造、それと思い入れが書かれた冊子と、録音・再生ができ簡単に組み立てられる蓄音機のキットがついて、結構楽しめます。

CDプレイヤーなどのデジタル機器の仕組みって僕なんかにとってはブラック・ボックスなんですが、蓄音機が音を再生する仕組みはなんかわかりやすくていいですね。

本大人の科学マガジン Vol.06
大人の科学マガジン編集部/学習研究社/2004

・ 書籍の紹介一覧 B0015

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※ 「おすすめ度」は、Amazon.co.jpのカスタマーレビューにおけるおすすめ度です。

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2005.01.10

サッカーのゴール判定に機械を導入?

サッカーの高校選手権の決勝 鹿児島実×市立船橋 は、結局PK戦の末、鹿児島実が勝利を収めましたが、守備がしっかりしたいい試合でした。鹿実のDFの岩下敬輔選手が清水エスパルスに入団することもあり、その面でも面白くテレビを観ていました。

話は変わりますが、今日のasahi.comに、サッカーのゴールの誤審判定を防ぐためにFIFAが、機械を利用した判定方法を検討している旨の記事が載っていました。
確かに誤審が少しでも少なくなればいいに越したことはありません。サポーターでさえ理不尽な判定に悔しい思いを何度か味わっているのだから(逆も場合もあるけれど)、ゲームの当事者はなおさらのことでしょう。
でも、一方で天候の理不尽、グラウンドの理不尽、そして判定の理不尽・・・があるからこそ、自然の中で人間が行うスポーツだからこそ、それはそれでロマンティックなものを感じたりします。勝負への厳しさがないと言われればそれまでだけど。

引用ゴールは機械が裁く? ボールにチップ、FIFA会長案
ゴールの判定は電気信号が裁く。サッカー界に近い将来、そんな時代が来るかもしれない。国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長がゴールラインを越えたかが微妙なケースの解決策として、ボールにマイクロチップを埋め込んで、センサーで判定する案があることを明らかにした。
2005/01/05/asahi.com

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2005.01.09

ビオラ:つぼみ発見

昨年の8月29日に播種したビオラのつぼみが年を明けてようやく見えてきました。まだ5mm程度の極小さなものです。
近所ではパンジーやビオラが花盛りですが、我が家で花が楽しめるのは2月に入ってからでしょうか。

ビオラのつぼみ

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・ 関連Blogはこちらへ。

・ この記事は「ビオラ -9-」(たねまきの愉しみ)と「ビオラ咲きました」(ちかどんの花とROCKと♪)にトラックバックしました。

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2005.01.08

オステオスペルマム:定植

昨年の9月12月に播種したオステオスペルマムの苗が大きくなってきたので、1年で一番寒い時期ですがコンテナに定植しました。

オステオスペルマムの定植

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2005.01.07

ついでにディレクトリの削除機能も検討して欲しい

ココログマガジンの1月号にファイル管理におけるディレクトリ指定について、下記引用の記載がありました。
仕様を詰める時にあわせてディレクトリの削除機能も検討して欲しいです。削除機能は間違って余計なディレクトリまで削除して、自らのココログに与える影響が大きいと思われるから機能追加が難しいかもしれませんが・・・
でも、せめて自分で作ったディレクトリの削除機能は検討して欲しい。

引用【3】アップロード先のディレクトリを設定する必要がなくなった
これまでディレクトリを指定してファイル管理されていた方には大変ご迷惑をおかけいたしております。現在仕様を引き続き検討しております。もうしばらくお待ちください。
ココログマガジン ☆ 2005年1月号/ニフティ株式会社

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2005.01.06

アメリカ乱入事始め/山下洋輔

僕がジャズを聞き出したのは20歳前後の学生の頃で、その心地よさに惹かれながら、一方で何処か理屈で聴いていたところがありました。
そんな中でジャズ・ピアニスト、山下洋輔の一連のエッセイとか旅行記とかを読むと、ジャズを理屈で考えたり難しく考えたりすることが馬鹿馬鹿しくなり、肩の力を抜いてジャズを楽しむことができるようになりました。
「アメリカ乱入事始め」もそんなことを思わせた一冊です。

この本はジャズの発祥の地ニューオリンズを皮切りに、セントルイス→カンザスシティ→シカゴ、そして現在のジャズの本場ニューヨークまで旅をしながら演奏をする旅行記です。
その様子が落語の語りにも似た山下独特の文体で綴られ、痛快に面白く読み進められます。また、同行した北島敬三のスナップ風のモノクローム写真がジャズの雰囲気や匂いを伝えます。
そして、ジャズ・ジャイアント達の名前があちらこちらに登場するのも僕を楽しませてくれました。

それにしても、僕は山下のレコードを数枚持っていますが、山下の音楽の楽しさは録音ではなくライブが一番なのかもしれません。

関連エントリー:センチメンタル/山下洋輔 2017.06.06

本アメリカ乱入事始め
山下洋輔/文藝春秋/1986

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・ この記事は「Jazz Liveで熱狂した!」(ニャンケロ日記)にトラックバックしました。

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2005.01.05

やはり気温が高かった2004年

下のグラフは静岡の気象台の2004年の旬別平均気温を平年値と比較したものです。
赤い棒が平年の平均気温よりも高い旬を表していて、2004年の気温が平年に比べて高く推移したことがわかります。年間の平均では、平年に比べ1.2℃高い平均気温でした。

静岡の2004年平均気温と平年値との較差

この高い平均気温が影響したと思われるチャハマキの発生消長のデータが静岡県病害虫防除所のウェブページに載っていました。
お茶の害虫のチャハマキは、地域により若干の違いはありますが5月上旬頃に越冬世代、6月下頃旬に第1世代、8月中旬に第2世代、10月上旬頃に第3世代の成虫が発生し、年4回世代が変わります。
ところが、防除所のページに昨年は第4世代成虫の発生が確認された地域がある旨の報告が掲載されていました。これはおそらく年間を通して平年より高温に推移したためチャハマキの各世代の成長が早まり、結果として年間1世代多く発生したのだと思います。

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2005.01.04

五感と津波被害

スマトラ島沖地震に伴う津波被災地で、動物の死骸が極端に少ないことについて、時事通信が、人間よりもはるかに優れた聴覚によって、動物たちが難を逃れたとのフランスの動物学者の見方を伝えています。
この記事では聴覚を話題にしていますが、きっと動物たちは聴覚も含めた五感でいち早く危険を察知して逃げたのだと思います。

引用優れた聴覚が命救う?=津波被災地の動物-仏研究者
仏国立科学調査センターの動物行動学者エルブ・フリッツ氏は、動物が生き残ったのはいわゆる「第六感」ではなく、優れた聴覚ないし他の感覚によるものだと分析。「震動や地震波に関して、動物は人間にない能力を持つ」と話す。
例えば、象は人間の耳に聞こえない低周波を数十キロ離れた場所から感知できる。フリッツ氏は、象が地面の震動か空気を伝わる波動を聞き分け、津波を事前に察知できたのではないかとの説を唱えている。
2005/01/04/時事通信

ところで、今回の津波が到達する瞬間の複数のビデオ映像がテレビで放映され、その威力の凄まじさを実感させられました。
東海地震の発生が懸念されている静岡に住んでいると、子供の頃から学校でも個人的にも海洋科学博物館静岡県地震防災センターへ行き、水槽での津波のシュミレーションを何度か見たりして、津波の怖さをある程度教えられてきました。そして今回の映像で津波の破壊力の大きさを再認識しました。
それと津波がくる直前まで映像にあまり緊張感がないのも不思議に思いました。もっとも、とっさに危険が察知できたら撮影なんかしないで逃げ出したんだと思います。
五感が他の動物よりはるかに劣った人間が、危険を察知し身を守るためには、教育と的確な情報伝達が必要だと言うことを痛感しました。

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2005.01.03

カマキリの卵

お正月飾りにと切ったロウバイの枝にカマキリの卵塊が産み付けられていました。
春までそっとしておけば孵化するのでしょうか?

カマキリの卵

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2005.01.02

80/81/パット・メセニー

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年末にチャーリー・ヘイデンの「ミズーリーの空高く」を久々に聴いてから、年始にかけてヘイデンが絡んだ作品を選んで聴いています。

「80/81」はパット・メセニーの作品で、ベースにヘイデン、ドラムスにジャック・ディジョネット、テナー・サキソフォンにデューイ・レッドマンとマイケル・ブレッカーのクインテットで構成されています。

メセニーの作品は、牧歌的なフォークソングから前衛的なフリージャズまで、ひとつのカテゴリーに納まらない広い幅を持っています。

「80/81」には8曲収録されていていますが、そういった意味で収録曲の曲調には幅があります。

'80年代のジャズを予見させる実験的、前衛的な面で、「80/81」は評価の高いアルバムです。でも、僕は収録されている「トゥー・フォーク・ソングス」や「エヴリ・ディ」「ゴーイン・アヘッド」の牧歌的で元気なメセニーの作品が好きです。

中でも「トゥー・フォーク・ソングス」では、元気一杯のディジョネットのドラムス、暖かいヘイデンのベースを聞くことができます。

LP/CD80/81
Pat Metheny(g) Charlie Haden(b) Jack Dejohnette(ds) Dewey Redman(ts) Mike Brecker(ts)
Pat Metheny/ECM/1980
01. Two Folk Songs
02. 80/81
03. Bat
04. Turnaround
05. Open
06. Pretty Scattered
07. Every Day (I Thank You)
08. Goin' Ahead

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2005.01.01

ソメイヨシノの花芽

新年を迎え、これから寒さは本番ですが、ソメイヨシノの枝先の花芽は確実に生長しています。

ソメイヨシノの花芽

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