80/81/パット・メセニー
年末にチャーリー・ヘイデンの「ミズーリーの空高く」を久々に聴いてから、年始にかけてヘイデンが絡んだ作品を選んで聴いています。
「80/81」はパット・メセニーの作品で、ベースにヘイデン、ドラムスにジャック・ディジョネット、テナー・サキソフォンにデューイ・レッドマンとマイケル・ブレッカーのクインテットで構成されています。
メセニーの作品は、牧歌的なフォークソングから前衛的なフリージャズまで、ひとつのカテゴリーに納まらない広い幅を持っています。
「80/81」には8曲収録されていていますが、そういった意味で収録曲の曲調には幅があります。
'80年代のジャズを予見させる実験的、前衛的な面で、「80/81」は評価の高いアルバムです。でも、僕は収録されている「トゥー・フォーク・ソングス」や「エヴリ・ディ」「ゴーイン・アヘッド」の牧歌的で元気なメセニーの作品が好きです。
中でも「トゥー・フォーク・ソングス」では、元気一杯のディジョネットのドラムス、暖かいヘイデンのベースを聞くことができます。
80/81
Pat Metheny(g) Charlie Haden(b) Jack Dejohnette(ds) Dewey Redman(ts) Mike Brecker(ts)
Pat Metheny/ECM/1980
01. Two Folk Songs
02. 80/81
03. Bat
04. Turnaround
05. Open
06. Pretty Scattered
07. Every Day (I Thank You)
08. Goin' Ahead
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コメント
kumacさん、はじめまして。
メセニーの音楽って幅が広くて様々な面を見せてくれます。中でも、牧歌的な演奏がリラックスできて僕は好きです。
投稿: Kaze | 2007.08.18 21:07
はじめまして、メセニーの牧歌的な演奏はとても神聖な雰囲気を持ってますね。「Goin' Ahead」には感動します。
投稿: kumac | 2007.08.18 14:45