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2005.01.02

80/81/パット・メセニー

年末にチャーリー・ヘイデンの「ミズーリーの空高く」を久々に聴いてから、年始にかけてヘイデンが絡んだ作品を選んで聴いています。

「80/81」はパット・メセニーの作品で、ベースにヘイデン、ドラムスにジャック・ディジョネット、テナー・サキソフォンにデューイ・レッドマンとマイケル・ブレッカーのクインテットで構成されています。

メセニーの作品は、牧歌的なフォークソングから前衛的なフリージャズまで、ひとつのカテゴリーに納まらない広い幅を持っています。
「80/81」には8曲収録されていていますが、そういった意味で収録曲の曲調には幅があります。

'80年代のジャズを予見させる実験的、前衛的な面で、「80/81」は評価の高いアルバムです。でも、僕は収録されている「トゥー・フォーク・ソングス」や「エヴリ・ディ」「ゴーイン・アヘッド」の牧歌的で元気なメセニーの作品が好きです。
中でも「トゥー・フォーク・ソングス」では、元気一杯のディジョネットのドラムス、暖かいヘイデンのベースを聞くことができます。

LP/CD80/81
Pat Metheny(g) Charlie Haden(b) Jack Dejohnette(ds) Dewey Redman(ts) Mike Brecker(ts)
Pat Metheny/ECM/1980

01. Two Folk Songs
02. 80/81
03. Bat
04. Turnaround
05. Open
06. Pretty Scattered
07. Every Day (I Thank You)
08. Goin' Ahead

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80/81
パット・メセニー
ユニバーサル ミュージック クラシック ( 2003-04-23 )
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

※ 「おすすめ度」は、Amazon.co.jpのカスタマーレビューにおけるおすすめ度です。

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コメント

kumacさん、はじめまして。
メセニーの音楽って幅が広くて様々な面を見せてくれます。中でも、牧歌的な演奏がリラックスできて僕は好きです。

投稿: Kaze | 2007.08.18 21:07

 はじめまして、メセニーの牧歌的な演奏はとても神聖な雰囲気を持ってますね。「Goin' Ahead」には感動します。

投稿: kumac | 2007.08.18 14:45

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