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2005.01.05

やはり気温が高かった2004年

下のグラフは静岡の気象台の2004年の旬別平均気温を平年値と比較したものです。
赤い棒が平年の平均気温よりも高い旬を表していて、2004年の気温が平年に比べて高く推移したことがわかります。年間の平均では、平年に比べ1.2℃高い平均気温でした。

静岡の2004年平均気温と平年値との較差

この高い平均気温が影響したと思われるチャハマキの発生消長のデータが静岡県病害虫防除所のウェブページに載っていました。
お茶の害虫のチャハマキは、地域により若干の違いはありますが5月上旬頃に越冬世代、6月下頃旬に第1世代、8月中旬に第2世代、10月上旬頃に第3世代の成虫が発生し、年4回世代が変わります。
ところが、防除所のページに昨年は第4世代成虫の発生が確認された地域がある旨の報告が掲載されていました。これはおそらく年間を通して平年より高温に推移したためチャハマキの各世代の成長が早まり、結果として年間1世代多く発生したのだと思います。

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