デュークに捧ぐ/モダン・ジャズ・カルテット
ジョン・ルイスのピアノがひとつひとつの音を大切に置いていくのに対し、ミルト・ジャクソンのバイブラフォンは奔放で美しく、その対比がとても魅力的です。そして、パーシー・ヒースのベースとコニー・ケイのドラムスは、シャープで格好いい。
このアルバムは、ルイスのオリジナルの「デュークに捧ぐ」とジャクソンのオリジナルの「マエストロ E.K.E」の2曲以外は、エリントンの作品を取り上げています。
モダン・ジャズ・カルテット(MJQ)のとてもポップでいて落ち着いた、上品なエリントンを聴くことができます。
MJQの演奏を聴くたびに、ピアノとベースとドラムス、それにもうひとつ楽器が加わったカルテットの構成の素晴らしさを再認識します。
FOR ELLINGTON
John Lewis(p) Milt Jackson(vib) Percy Heath(b) Connie Kay(ds,per)
THE MODERN JAZZ QUARTET/East-West Records/1988
01. For Ellington
02. Jack Bear
03. Prelude To A Kiss
04. It Don't Mean A Thing
05. Ko-Ko
06. Maestro E.K.E.
07. Sepia Panorama
08. Rock'in Ryythm
09. Come Sunday
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