マグニチュードて何?
スマトラ島西方沖の地震は、マグニチュード(M)9.0の巨大地震と伝えられ、被害を伝える報道を目の当たりにすると、その深刻さに言葉を失います。
理科年表で世界で起きたM8以上の地震を調べると、1994-2003年の10年間で12回起きています。M9以上になると流石に少なく、1904‐2003年の100年間で4回起きています。
この数字をどう見るかは人それぞれでしょうが、僕は世界的にみると巨大地震は珍しいものでなく、その脅威を肝に銘じておかなければと感じました。
ところで地震の規模を表わす指標としてMが使われますが、いまだに僕にはよくわかりません。Mが1大きくなるとエネルギーが32倍になる、報道などで解説されてわかったような気になっているだけなんです。
理科年表にMの決め方として、1 最初の定義 2 表面波 3 実体波 4 気象庁 5 地震動の計測時間 6 震度 7 モーメント の7つ計算方法が掲載されいますが、物理が苦手な僕にとっては混乱するばかりです。
また、地震の規模とエネルギーとの関係式として
logE = 4.8 + 1.5M
が掲載されています。
これがMが1大きくなるとエネルギーが32倍になるということなんですね。
地震の規模とエネルギーとの関係
logE = 4.8 + 1.5M
ただし、E:地震波として出されたエネルギー(単位はJ)
理科年表 第78冊/国立天文台編/2004
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