ピヤノアキコ。/矢野顕子
矢野顕子の音楽を聴いていると、元気が出るから好きです。それは、きっと矢野が誰のためでもなく自分のために、歌っているからです。
「ピヤノアキコ。」は、過去の3枚の矢野のソロ作品からのピックアップした曲と、新たに録音した曲、それにデビュー当時のライブ音源を加えた、弾き語りのアルバムです。
宮沢和史の「中央線」、細野晴臣の「恋は桃色」、友部正人の「愛について」など、他人の作品も取り上げていますが、矢野が歌うととてもやわらかになります。
また、はっぴいえんどの「あしたてんきになれ」や「相合傘」を取り上げた1976年の未発表ライブ音源は、全体のアルバムの流れからは少し外れている気がするけれど、ファンとしては嬉しいおまけです。
「ピヤノアキコ。」は、派手ではないけれど良心的に作られたいい作品です。
それと、矢野のピアノは優れたジャズ・ピアノだと再認識しました。
ピヤノアキコ。 - the best of solo piano songs -
矢野顕子/EPIC/2003
01. 中央線
02. 在広東少年
03. しようよ
04. SUPER FOLK SONG
05. 恋は桃色
06. NEW SONG
07. 椰子の実
08. 雷が鳴る前に
09. さようなら
10. 愛について
11. HOW CAN I BE SURE
12. ニットキャップマン
13. PRAYER
14. ばらの花
15. 電話線
16. あしたてんきになれ - 雨ふり - 相合傘
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