ケータイを持ったサル/正高信男
携帯電話は便利だけれど、今だに違和感を感じながら使っています。特に携帯電話を外(公共の場)で使う場合に、何とも居心地の悪い違和感があります。
この違和感の原因は、携帯電話がもたらす内と外のあいまいさにあるのかと、この本を読みながら考えていました。
サル学者の著作ということで読み始めたのですが、この本自体の内容は、ニホンザルを中心としたサルの内向的な家族やコミュニケーションの成立ちに、現在の日本人のあり方が似てきているということを論じたものです。
ケータイを持ったサル 「人間らしさ」の崩壊
正高信男/中公新書/2003
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