カテゴリー「ウイルス、細菌、微生物」の293件の記事

2017.02.15

中国で鳥インフルエンザ A/H7N9の鳥から人への感染が拡大しているそうです

中国本土で鳥インフルエンザ A/H7N9亜型ウイルスの鳥から人への感染が拡大していると、産経新聞が報じていました。
記事によると、12月から1月に298人で感染が確認され、うち99人が死亡しているとのこと。抗ウイルス薬が処方されたのか、どのような治療がされたのかわかりませんが、33%と高い致死率です。

WHOの1月17日のアナウンスによると、感染のほとんどは鳥との濃密な接触によるもので人から人への感染の確立には至ってはいないとのことですが、一部で医療従事者間の感染があるようです。

中国では2014年、'15年も100人程度の人がH7N9よって死亡しているので、恒常的に鳥から人への感染が起きると新型インフルエンザへの変異が心配です。

これまではH5N1ウイルスが注目されていたけれど、ここ数年はN7N9ウイルスの変異も懸念されますね。

引用文中国、鳥インフルで79人死亡1月 南部中心に感染急拡大
中国国家衛生計画出産委員会は14日、1月に中国本土で鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の感染者が計192人確認され、79人が死亡したと明らかにした。
昨年12月と比べて感染者が倍近く、死者も4倍近く増えており、中国南部を中心に感染が急拡大している。上海の日本総領事館は、生きた鳥を扱う市場に近づかないようにするなど在留邦人に注意を呼び掛けている。
同委員会によると、中国本土で昨年12月に確認された感染者は計106人で、死者は20人だった。中国では毎年冬にH7N9型の感染が広がり、2014年には約140人、15年にも約90人が死亡している。
世界保健機関(WHO)は1月、限定的な人から人への感染が起きている可能性も否定できないとして警戒を呼び掛けていた。
2017/02/14/産経新聞

引用文WHO risk assessment
Increases in the number of human cases of avian influenza A(H7N9) infection have been observed in previous years during this period of time (December-January). Nevertheless close monitoring of the epidemiological situation and further characterization of the most recent viruses are critical to assess associated risk and to make timely adjustments to risk management measures.
Most human cases are exposed to avian influenza A(H7N9) virus through contact with infected poultry or contaminated environments, including live poultry markets. Since the virus continues to be detected in animals and environments, further human cases can be expected. Although small clusters of human cases with avian influenza A(H7N9) virus have been reported including those involving healthcare workers, current epidemiological and virological evidence suggests that this virus has not acquired the ability of sustained transmission among humans. Based on available information we have, further community level spread is considered unlikely.
Human infections with the avian influenza A(H7N9) virus are unusual and because there is the potential for significant public health impact, it needs to be monitored closely.
2017/01/17/WHO

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2017.02.08

Aソ連型インフルエンザウイルスはどうなったんだろう

今シーズンはインフルエンザが流行していて、僕も感染したし周りでも感染する人が増えてきました。

国立感染症研究所の「週別インフルエンザウイルス分離・検出報告数」によると、今シーズンのインフルエンザはこれまで、A/H3N2亜型(A香港型)が91%と主流になっています。

各シーズンのインフルエンザウイルスの分離割合

インフルエンザウイルスは、2008/09シーズンに出現し2009/2010シーズンに大流行したA/H1N1 pam2009から流行の様子が変わりました。

それまでは、A/H1N1(Aソ連型)とA/H3N2、B型ウイルスだったものが、A/H1N1 pam2009が出現するとA/H1N1が検出されなくなっています。

Aソ連型はどこに行ってしまったのだろう?

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2017.01.24

今シーズンのインフルエンザはA香港型が主流

国立感染症研究所のデータによると、2016/'17シーズンのインフルエンザは、今のところA/H3N2亜型(A香港型)が90%と主流になっています。

僕が先日感染したインフルエンザもA/H3N2亜型だったのかな?

インフルエンザ亜型別分離割合 2016年第36週~2017年第3週 国立感染症研究所

関連エントリー:久し振りにA型インフルエンザに感染した 2017.01.20

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2017.01.20

久し振りにA型インフルエンザに感染した

先週の土曜日の夜に寒気がして、日曜日の朝、目が覚めたら38.5℃の熱があり全身が痛い状態でした。
これはインフルエンザだと思って、休日診療の病院を受診しました。

診察の結果、診断キットのAのところにクッキリと赤いラインがマークされ、文句なしのA型インフルエンザでした。
処方された抗インフルエンザウイルス薬 イナビル 2個を薬局で吸引しました。

このイナビルは、タミフルやリレンザと同じ、ウイルスが細胞内で増殖し脱出するのを阻害するノイラミニダーゼ阻害薬だけど、1回の処置でいいんですね。飲み忘れがないので、耐性ウイルスができにくいのかもしれません。ただ、1回だけなので心もとない感がありますが ^^;

抗インフルエンザウイルス薬 イナビル

薬が効いたのか次の日には37℃まで下がり、だいぶ楽になりました。

でも、それからが長かった。微熱が続いて1週間仕事を休んでしまった。

これだけリカバーに時間がかかっているのは、 H1N1なのかH3N2かはわかりませんがウイルスの質が悪いのか、単に歳のせいなのか?
今シーズンは、ほぼ毎年受けているワクチンの接種もしていないしね。

思えば、インフルエンザに罹ったのは2006年1月以来、11年振りです。

関連エントリー:インフルエンザに感染したかも 2006.01.27

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2017.01.17

インフルエンザ 熱は37℃台まで下がりましたが....

14日の土曜日に発症したA型インフルエンザ、37℃台まで熱は下がりましたが、上がったり下がったりで微熱が続きます。
ウイルスのたちが悪いのか、免疫力が落ちているのか...

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2017.01.16

A型インフルエンザに感染した ^^;

土曜日の夜に寒気がして、昨日のの朝、目が覚めたら38.5℃の熱と全身が痛み。
それで休日診療の病院を受診し、診断は果たしてA型インフルエンザでした。

処方されたイナビルの効果か、今日は37℃台まで熱は下がったものの元気はありません ^^;

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2016.12.20

今シーズンは鳥インフルエンザH5N6の発生が多いですね

昨日、宮崎県川南町のブロイラー農場で鳥インフルエンザH5亜型の発生が確認されたそうです。
家きんでは青森、新潟、北海道に引き続いての発生です。

2016/'17シーズンの鳥インフルエンザH5N6亜型は野鳥などでも多く確認されています。
大陸から多くのH5N6ウイルスが渡り鳥によって運ばれてきたでしょうか。

高病原性鳥インフルエンザの発生状況(2016年11月以降)

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2016.12.10

11月に青森、新潟の家きんで発生した鳥インフルエンザ H5N6は同時期の野鳥のウイルスと同一由来

2016年11月に青森県のアヒル、新潟県のニワトリの鳥インフルエンザ H5N6亜型ウイルスのゲノム解析結果について、農業・食品産業技術総合研究機構がプレスリリースしていました。

この青森と新潟のウイルスは、8本のRNA全てにおいて99.2%の相同性を持っているとのことです。
また、鹿児島県出水市のナベヅルのねぐらの水から分離したウイルスとも99.3%以上の相同性を有するとのこと。
さらに、韓国で発生しているウイルスとも97.4%以上の相同性を持つそうです。

青森、新潟、鹿児島、韓国と8本のRNAすべてで相同性の高いことが確認されたことから、それぞれが大陸からどのような経路で渡って来たかはわからないけれど、今、日本で発生しているH5N6はほぼ同じ由来のものなんですね。

このウイルスは、2015年に流行したH5N6ウイルスと1本のRNAは別のものであるということ。細胞に感染、RNAが8本それぞれが増殖し、再集合する際に1本のRNAが他のウイルスのRNAと入れ替わる変異が起きたということで、面白いです。

引用文高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)国内発生株の遺伝学的特徴 - ゲノムから推定するウイルスの由来と病原性 -
ポイント
・ 2016年11月青森県及び新潟県で発生した高病原性鳥インフルエンザ1)の原因ウイルスの全ゲノム配列を解読しました。
・ ゲノム配列から国内の野鳥由来のH5N6亜型2)ウイルスと同一の由来であると推定されました。
・ これらのウイルスは中国で分離されたH5N6亜型ウイルスとその他の鳥インフルエンザウイルスとの遺伝子再集合3)ウイルスであることがわかりました。
・ このウイルスが直接、人に感染する可能性は低いと推定されました。
概要
1. 農研機構動物衛生研究部門では、11月28日に青森県および新潟県で発生した高病原性鳥インフルエンザ(Highly pathogenic avian influenza: HPAI)の原因ウイルスの亜型を同定すると共に、全ゲノム解析を行い遺伝子レベルでウイルスの由来や病原性の推定を行いました。
2. 青森県および新潟県で発生したHPAIの原因ウイルス(青森株、新潟株)をH5N6亜型高病原性鳥インフルエンザウイルス(HPAIV)4)と同定するとともに、次世代シークエンサー5)を用いて、それぞれのウイルスゲノムの99.5%(青森株)および100%(新潟株)の塩基配列を決定しました。決定した2つのウイルスの塩基配列は、8本のRNA分節6)全てにおいて相互に99.2%以上の相同性を持ち、また鹿児島出水市のナベヅルのねぐらの水から分離したウイルスとも99.3%以上の相同性を示しました。
3. 8本のRNA分節について、公共遺伝子データベースで公開されているインフルエンザウイルス遺伝子との比較を行ったところ、全ての分節において韓国で分離されたH5N6亜型HPAIV(韓国株)と97.4%以上の相同性を持つことが明らかとなりました。また、8本の遺伝子分節のうち7本の遺伝子分節は、2015年流行していたH5N6亜型HPAIVと、1本の遺伝子分節はその他の鳥インフルエンザウイルス(AIV)とそれぞれ97%以上の相同性を示しました。
※ただし、この結果は直接的なウイルスの由来を示すものではありません。
4. 決定された塩基配列から推定されるアミノ酸配列をもとに、人への感染のリスクを評価しました。青森株及び新潟株には、これまでに報告されている人への感染性に関与すると考えられるアミノ酸変異は認められなかったことから、本ウイルスが直接、人に感染する可能性は低いと考えられます。
2016.12.08/農業・食品産業技術総合研究機構

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2016.12.01

青森のアヒルと新潟・関川のニワトリの鳥インフルエンザはH5N6

11月28日に青森県青森市のあひる農場と新潟県関川村の採卵鶏農場で、高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例が確認された鳥インフルエンザは、高病原性のA/H5N6亜型であったと農林水産省がプレスリリースしています。

H5N6ウイルスは、11月に入って、鹿児島県出水市でナベヅル、鳥取県鳥取市でコガモやオオガモの糞便、秋田県秋田市でコクチョウやシロフクロウなどで確認されています。

また、30日には新潟県上越市のニワトリでH5亜型の発生が新たに確認されています。

今シーズン、大陸からの渡り鳥により運ばれる鳥インフルエンザウイルスは、H5N6が多いようです。

参照:高病原性鳥インフルエンザに関する情報/環境省

引用文青森県及び新潟県関川村で確認された高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の遺伝子解析及び高病原性鳥インフルエンザウイルスのNA亜型の確定について
青森県及び新潟県関川村で確認された高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜について、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究部門が実施した遺伝子解析の結果、高病原性鳥インフルエンザの患畜であることが確認されました。
また、当該高病原性鳥インフルエンザのウイルスについて、NA亜型が判明し、H5N6亜型であることが確認されました。
1.概要
(1)青森県及び新潟県関川村の農場で確認された高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜について、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究部門が実施した遺伝子解析の結果、高病原性と判断される配列が確認されました。
(2)これを受け、農林水産省は、「高病原性鳥インフルエンザ及び低病原性鳥インフルエンザに関する特定家畜伝染病防疫指針」に基づき、当該家きんを患畜と判定しました。
(3)また、当該高病原性鳥インフルエンザのウイルスについて、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究部門における検査の結果、NA亜型が判明し、H5N6亜型であることが確認されました。
2016/12/01/農林水産省

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2016.11.28

青森のアヒルと新潟のニワトリで高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例が確認された

青森県青森市のあひる農場と新潟県関川村の採卵鶏農場で、高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例が確認されたと農林水産省がプレスリリースしています。

現在、遺伝子検査が行われており、高病原性鳥インフルエンザであるかどうか、そうであった場合は亜型がわかると思います。

11月中旬になって秋田県秋田市でコクチョウやシロフクロウでA/H5N6亜型の感染が確認されています。

大陸からの渡り鳥が飛来する季節になり、今シーズンはH5N6が運ばれてきているのかな?

参照:高病原性鳥インフルエンザに関する情報/環境省

引用文青森県及び新潟県における高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例の確認及び「農林水産省鳥インフルエンザ防疫対策本部」の設置について
本日、青森県のあひる農場及び新潟県の採卵鶏農場において、家畜伝染病である高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例が確認されました。これを受け、農林水産省は、本日、「農林水産省鳥インフルエンザ防疫対策本部」を設置し、今後の対応方針を決定しました。
当該農場は、農家から通報があった時点から飼養家きん等の移動を自粛しています。
なお、我が国では、これまで家きん肉及び家きん卵を食べることにより、鳥インフルエンザウイルスが人に感染した事例は報告されていません。
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1.農場の概要
・青森県の農場
所在地:青森県 青森市
飼養状況:あひる(フランス鴨)(約16,500羽)
・新潟県の農場
所在地:新潟県 関川村(せきかわむら)
飼養状況:採卵鶏(約31万羽)
2.経緯
(1)本日、青森県及び新潟県は、死亡あひる及び死亡採卵鶏が増加した旨の通報を受けて、当該農場に対し移動の自粛を要請するとともに農場に立入検査を実施。
(2)当該あひる及び採卵鶏についてインフルエンザ簡易検査を実施し陽性。
(3)現在、当該あひる及び採卵鶏について遺伝子検査を実施中。
2016/11/28/農林水産省

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