カテゴリー「気になる言葉」の19件の記事

2016.09.04

「課金をする」とう言い方

スマートフォンや携帯電話のゲームで、お金を払ってアイテムなどを購入するとき「課金をする」という言い方をします。
また、多額の金額を支払う人を「重課金者」と言ったりもします。

この支払う側が「課金をする」という言い方は、前から気になっているというか抵抗がありました。
「課金をする」(お金を課す)のはあくまで運営側であって、支払う側ではないよなと。

たとえば税金を支払う側は、「課税をする」とは言わず「納税をする」ですし、税金を支払った時に「今日、課税してきたよ」と言えば、違和感を持つというより間違った言い方だと多くの人は思うでしょう。

ただ、「募金をする」の場合、「今日、募金をしてきたよ」といっても、違和感無く一般に使われています。

言葉は使われ方によって変わっていくものだから、お金を支払うことを「課金をする」と言っても、多くの人が違和感を持たなければOKなのかな。

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2014.03.14

「水以外は人間が作り出したものです」 杭州・西湖

中国・杭州市といえば西湖、そのことは僕もボンヤリと知っていました。
ただ、2011年に登録された世界文化遺産であることは、ホテルで暇つぶしに読んだガイドブックで初めて知りました。
無知というか失礼な奴です。僕は。

そうなると西湖が世界文化遺産に登録された理由が気になります。残念ながらガイドブックには理由までは書いてありません。

現地の人に聞いてみると「西湖は水以外は人が作り出したものだから」との説明でした。
それで文化遺産なのか。本当か嘘かはわからないけれど、妙に説得力があります。現在も完成をみないサグラダ・ファミリアみたいなものか、西湖も。

西湖10景のひとつ湖に浮かぶ三譚印月という島は、湖底の泥で作った人工島とのこと。

西湖・杭州 真中の島が三譚印月
・ 西湖・杭州 真中の島が三譚印月

そういう目で西湖を散策すれば違った発見があるかもしれないね。

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2014.02.27

「脱獄iPhone」って !?

iOSにセキュリティホールがあったようで、昨日、iPhone5のiOSを7.0.6にアップデートしました。

iPhoneのiOSのアップデート

しかし、このアップデートだけでは、悪意のあるアプリケーションには完全に対応できないと、GIZMODEが報じています。

記事を読んでいて意味がわからなかったのが、「脱獄」という単語です。「脱獄iPhone」?「脱獄していないiPhone」?

調べてみると、Appleの承認を受けていないアプリケーションをiOSにインストールをすることを'jailbreak'=「脱獄」というようです。

普通にApple Storeからインストールするぶんには「脱獄」とは関係ないことだけど。

それにしても面白いというか奇妙な表現です。

引用文最新iOSにまたセキュリティホール発見。入力内容全部、傍受されてるかも。
脱獄してなくても、あやしげなアプリに注意。
iOS 7に大セキュリティホールが見つかり、そのパッチが公開されて間もないですが、新たな穴も見つかっています。セキュリティ会社のFireEyeによると、悪意のアプリが入って入れば、最新バージョン(7.0.6)のiOSでも、iPhoneへの入力が簡単に傍受されてしまうんです。
これまで、同様の問題は脱獄iPhoneでは確認されていましたが、脱獄してなければ大丈夫だと思われてました。FireEyeは自らこの発見を検証すべく、App Storeからダミーの監視アプリを配信し、脱獄していないiPhoneにインストールしました。そして監視アプリをバックグラウンドで動かしていると、他のアプリを使っているときも含めて、全アクションを傍受できてしまったんです。
2014/02/27/GIZMODE

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2012.10.05

論争よりも時間が、真理やあやまりをえり分けてくれるだろう

中谷 巌の懺悔の書「資本主義はなぜ自壊したのか」を読んで以来、経済についてまったくといっていいほど知識のない僕は20世紀前半の経済学者 ジョン・メナード・ケインズのことが気になっています。

関連エントリ:資本主義はなぜ自壊したのか/中谷 巌 (2009.06.10)

そんなわけで読んでいる高橋伸彰の「ケインズはこう言った」の中にケインズの「論争よりも時間が、真理とあやまりをえり分てくれるだろう。」という言葉が引用されて心にとまりました。

実際、ケインズは『一般理論』の草稿で次のように語っている。
経済学においては、反論者は既存の理論をまちがっていると断定することはできず、あやまりを納得させることができるだけである。しかしこちらの議論が正しくても、説得力や表現力がなかったり、あるいは相手がすでに反対の考えに凝り固まっているならば、相手を納得させるできない。[・・・・・][この場合は]論争よりも時間が、真理とあやまりをえり分てくれるだろう。
ケインズはこう言った 迷走日本を古典で斬る/高橋伸彰/NHK出版新書 P89

自分が正しいと思っても、また仮に正しいことでも凝り固まった相手の考えを変えるのは難しく、議論は平行線、落しどころさえ見つからないことがあるよね。

ていねいな主張をすること、そしてそれを続けることは必要だししなければならないでしょう。でも時間の経過を待つということもある。

先送りとか棚上げとかいって好ましいことではないのかもしれないけれど、時にはそれが最善のことである場合も。

・ MediaMarker

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2012.07.14

これまで経験したことのないような大雨

九州地方の大雨に関する気象庁の発表に「これまで経験したことのないような大雨」というフレーズがありました。
その時、気象庁の発表としては情緒的で聞きなれない言葉だと思いました。

それで調べてみると今年の6月に気象庁は、重大な災害が差し迫っていることを呼びかけるため大雨・洪水警報や土砂災害警戒情報などに加えて、短文で伝える情報を発表することにしたようです。

2012年6月21日に気象庁予報部が発表した「平成24年度出水期における気象情報改善について」によると、重大な災害が差し迫っている場合に一層の警戒を呼びかけるため見出しのみの短文で伝える全国・地方・府県気象情報の発表を6月27日から開始する(した)とのことです。

参照:平成24年出水期における気象情報の改善について(2012.06.21)/気象庁予報部

見出しのみの短文で伝える情報に「○○豪雨に匹敵」や「これまで経験したことのないような大雨」といった記述があります。

確かにこのほうがより逼迫した状況が伝わります。

科学的判断に加えて心理的な側面から情報を伝える。地震や津波の情報もそうですが危険をいかに周知し非難行動に移すためには、心理学的なアプローチも重要なのかもしれません。

これは、安全と安心へのアプローチと似ています。

引用文記録的な大雨に関する全般気象情報 第4号
平成24年7月12日06時41分 気象庁予報部発表
(見出し)
熊本県と大分県を中心に、これまで経験したことのないような大雨になっています。この地域の方は厳重に警戒してください。
(本文)
なし
2012/07/12/気象庁

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2012.03.02

触車

時々、電車中のアナウンスや駅の表示で?と感じることがあります。

そのひとつが「触車」という表現です。
先日も焼津 - 用宗間の事故で東海道本線がストップした時、「人が列車(貨物列車)に触車したため…」と「触車」という表現が使われていました。

JR静岡駅 東海道本線改札口 2012.02.29 18:50
・ JR静岡駅 東海道本線改札口 2012.02.29 18:50

多分、人身事故を鉄道用語?で触車と言うのだろうけれど、一般に馴染みの薄い言葉だよね。
静岡新聞では「人身事故」と表現しているし。

JR東海 運行情報
JR東海 運行情報

乗客の一人としては「人身事故」でいいように思うけれど、何か問題でもあるのだろうか?
あっ。牛が列車にぶつかった場合は人身事故とは言わないか……

引用文JR東海道線 運転再開
JR東海道線は29日、焼津-用宗間で起きた人身事故のため、午後6時40分ごろから上下線の静岡-掛川間で運転を見合わせていたが、午後8時半に運転を再開した。
2012/02/29/静岡新聞

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2011.10.14

正当にこわがることはなかなかむつかしい

寺田寅彦の
「ものをこわがらなすぎたり、こわがりすぎたりするのはやさしいが、正当にこわがることはなかなかむつかしい」
は、リスクへの対応の際によく引き合いに出される言葉だと思います。

このブログでも、新型インフルエンザや福島の原子力発電所の事故に関連したエントリーで2度引用しました。

関連エントリー
インフルエンザ21世紀/瀬名秀明 (2010.07.14)
風評被害の判断ってどうするのだろう? (2011.08.19)

正当に怖がるためには、相応の知識とそれを読み解く努力が必要だけど、どこまで僕にできるのか自信がないよ。

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2010.07.15

「猛烈な雨」について調べてみた

ラジオを聞いていたら「強い雨」とか「激しい雨」とか「猛烈な雨」とか、雨の強さを表現していました。
「強い雨」や「激しい雨」という表現はわりとすんなり耳に入っていたのだけど、「猛烈な雨」はどこか情緒的な言葉だなぁと感じました。

それで、「猛烈な雨」を調べてみました。
気象庁は、「猛烈な雨」を1時間当たり80mm以上の雨と定義しています。

雨の強さに関する用語/気象庁
参照:予報用語 > 降水/気象庁

静岡で「猛烈な雨」を記録したのは、1940年から2010年(現在まで)までの約70年間で7日あります。
そのうち2日は1974年7月7日と8日の七夕豪雨です。
七夕豪雨の時は、凄い雨で子供心に「バケツをひっくり返したような雨」とはこういう雨を言うのか実感しました。

静岡の日最大1時間降水量上位10位/気象庁
参照:気象統計情報 > 過去の気象データ検索 > 地点ごとの観測史上1~10位の値/気象庁

静岡では「猛烈な雨」が降るのは10年に1回程度ですが、降るときは降るものですね。


引用文九州北部、激しい雨続く=土砂災害に厳戒―気象庁
気象庁は14日、活発な梅雨前線の影響により、九州から東北の広い範囲で15日にかけ大雨が続くとして、土砂災害や河川の増水などに引き続き警戒するよう呼び掛けた。
特に九州北部では、10日の降り始めからの総雨量が500ミリを超えた場所もあり、地盤が緩んでいる恐れも強く、厳重な警戒が必要。
同庁によると、梅雨前線は対馬海峡から日本海を通って東北に延びている。前線上の低気圧は日本海を北東に進んでおり、14日夜には北海道や東北地方に近づく。
西日本と東日本の広い範囲では、1時間に50ミリ前後の非常に激しい雨が降っている。長崎県五島市付近では1時間に約110ミリの猛烈な雨が観測された。
西日本では15日にかけて、50~70ミリの雨が降る。東日本と東北では、15日にかけて40ミリ前後の雨が降る見込み。
15日正午までの24時間予想雨量は、多い所で、九州北部180ミリ、中国、東海、甲信150ミリ、四国、近畿、北陸、東北120ミリ、九州南部100ミリ。
2010/07/14/時事通信

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追記 2010.07.15

岐阜県多治見市では、今日の夕方に83mmの猛烈な雨が降ったそうです。

引用文岐阜 一時間に80ミリ以上の雨
西日本と東日本、それに東北では大気の状態が不安定になり、15日夜、岐阜県では1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降りました。これから16日の未明にかけて、局地的に雷や突風を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は、土砂災害や川の急な増水などに警戒するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、15日朝は、日本海沿岸に延びる前線の活動が活発になり、山口県では、明け方から朝にかけて断続的に非常に激しい雨が降りました。その後、前線の活動は弱まりましたが、南から湿った空気が流れ込んで夕方以降、近畿から東北にかけての各地で、大気の状態が不安定になり、局地的に雨雲が発達しています。午後9時までの1時間には、岐阜県八百津町の伽藍で54.5ミリの非常に激しい雨を観測したほか、福島県浪江町の津島で34.5ミリの雨が降りました。また、岐阜県多治見市では午後7時10分までの1時間に83ミリの猛烈な雨を観測しました。
2010/07/15/NHK

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2009.09.17

「合成の誤謬」と「リスクのトレードオフ」と新政権

民主党を中心とする政権が誕生して一日が経ち、新閣僚の第一声をマスメディアが報じています。

読売新聞と朝日新聞のウェブサイトから大雑把に拾ったものを列挙してみました。

2009.09.17 読売新聞、朝日新聞のウェブサイトの新政権関係の見出し

・ 高速道路無料化「慎重を期す」…前原国交相 /読売新聞
・ 前原国交相、八ツ場ダム建設中止を明言/朝日新聞
・ 川辺川ダム(熊本)も中止を明言 前原国交相/朝日新聞
・ 日航有識者会議、白紙に…前原国交相/読売新聞
・ 「後期高齢者医療制度は廃止」…長妻厚労相/読売新聞
・ 生保母子加算10月にも復活 長妻厚労相が早期復活明言/朝日新聞
・ ガソリン暫定税率、10年度廃止 藤井財務相が明言/朝日新聞
・ 「密約」調査、次官に命令…岡田外相/読売新聞
・ 原口総務相「国の出先機関は原則廃止」/読売新聞
・ 日本郵政の西川社長辞任、原口総務相も要求/読売新聞
・ 北沢防衛相、給油活動を延長しない方針明言/読売新聞
・ 4年以内に環境税…小沢環境相/読売新聞
・ 死刑廃止派・千葉法相「慎重に」/読売新聞
・ 官僚の記者会見、原則禁止…官邸が省庁に通知/読売新聞

マスメディアのフィルターを通しての情報だから、どこまで新閣僚の発言の本意を僕が理解しているのか心もとないけれど、マニフェストにも書かれた、これまでの自由民主党を中心とした政権で執られた政策を変更する発言ですね。

マニフェストの頃から、僕は「合成の誤謬(ごびゅう)」と「リスクのトレードオフ」という言葉が気になっていました。
新政権は、このふたつをどうやって回避しながら政策を実行していくのだろう。

「合成の誤謬」はもともとは経済用語だそうです。ひとつひとつ、部分部分は正しいのだけど、総合するとおかしな結果をもたらしてしまうということかな。
これから実施しようとする政策のひとつひとつは、理由のあるものでも国全体の政策として整合性のとれたものになるのか、どうとっていくのか興味があります。

それともうひとつは「リスクのトレードオフ」。これはリスク管理の場面で使われる言葉だと思います。ひとつのリスクを解消したがために新たなリスクが生じてしまうような現象を言うのかな。
今までの政策が抱えている問題を解決するための政策を実行したために生じる問題をどのように最小限にとどめていくのか、そのことにも興味があります。

いったん、今までの政策のバランスを崩すわけだから、難しい作業なんだろうな。
産業界、地方自治体、様々な団体などから、賛成、反対があって、どのような議論して落ち着き先を定めるのか。

そして、新政権はどんな来年度予算を組み立てるのか、気になるところです。

関連エントリー:リスクのモノサシ/中谷内一也 (2007.07.24)

引用文合成の誤謬
合成の誤謬(ごうせいのごびゅう、fallacy of composition)とは、ミクロの視点では正しいことでも、それが合成されたマクロ(集計量)の世界では、かならずしも意図しない結果が生じることを指す経済学の用語。
2009/09/17/ウィキペディア(Wikipedia)

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2009.01.29

「人類滅亡へのカウントダウン」か・・・

テレビを観ていたら、「感染列島」という映画のCFをやっていました。
新型インフルエンザの発生が心配されているし、未知の生物と人間の戦いは映画のテーマのひとつだから、「感染列島」は作られたのでしょう。
僕はこの映画を観ていないので、内容については云々できません。

ただ、CFで使われている「人類滅亡へのカウントダウン」は、凄い表現だなあと思いました。
勿論、フィクションの世界だし、集客のための宣伝だということは理解できます。

映画 「感染列島」のCFの一場面
・ 映画 「感染列島」のCFの一場面/「感染列島」のサイトから引用

現実の世界では、人類を滅亡させてしまう感染生物はあるのだろうか sign02

現在、一番注目されているのは、新型インフルエンザ、中でも鳥インフルエンザH5N1亜型の変異です。
僕は、新型インフルエンザに興味があって、このブログのカテゴリー「ウイルス、細菌、微生物」に折に触れてエントリーを書いてきました。

WHOの資料によると、その鳥インフルエンザH5N1で、2003年から2009年1月27日までに、15ヶ国で403人が感染し63%の254人の方が亡くなられています。

鳥インフルエンザ(A/H5N1)の国別患者数と死亡者数(2009.01.27現在)/WHO

とても高い致死率です。でも、残りの37%の人は、予後がどのような状態かはわかりませんが、回復しています。

1月17日の「厚労省がタミフル耐性インフルエンザウイルスの調査をするそうです」に書きましたが、この回復された方は何故回復したのかに興味があります。
タミフルが感染初期に投与されて功を奏したのか…
もしかしたら、H5N1に耐性を持っている人がいたんじゃないか…

人類は自然界の感染生物との戦いの中で、必ず生き残る人がいて、パンデミックの後、その人たちが、感染生物と折り合いをつけながら、それからの社会を築いてきたんじゃないか… と、「人類滅亡へのカウントダウン」という言葉から思いました。

ただ、個々のレベルでは生き残るか否か、二者択一の話だけどね sweat01

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