カテゴリー「サイエンス」の239件の記事

2021.02.24

NASAの火星探査車「パーサヴィアランス・ローバー」の着陸映像や音のデータが公開された

2月19日に火星に着陸した火星探査車「パーサヴィアランス・ローバー」の着陸時に複数のカメラで撮った動画がNASAのサイトで公開されました。

これまでにも複数の火星探査車から送られる写真で楽しんできました。今回はミニヘリコプター「インジェニュイティ」が搭載されているので、興味深い映像が送られてくるのでしょう。


Perseverance Rover’s Descent and Touchdown on Mars (Official NASA Video)

また、サイトには火星の音の録音がローバー自身の音を含むものと取り除いたものの2種類が掲載されています。多分、風の音だと思うのですがなかなか興味深いです。

参照:NASA’s Mars Perseverance Rover Provides Front-Row Seat to Landing, First Audio Recording of Red Planet 2021.02.23/NASA

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2021.01.08

地球科学入門 地球の観察 地質・地形・地球史を読み解く/平 朝彦・海洋研究開発機構

この本は、海洋地質学や地球史が専門の平 朝彦さんと海洋及び地球に関する研究・開発をする海洋研究開発機構(JAMSTEC)が地球科学の入門書としてまとめられたものです。入門書といっても内容はかなり専門的ですが...

JAMSTECの有人潜水調査船「しんかい6500」や地球深部探査船「ちきゅう」などによって、調査された結果などが図や写真をふんだんに使って視覚的に表されています。

また、別冊のや用語解説、追加説明にQRコードによりネットなどを参照でき情報量が豊富です。

1. 地球を眺める 海洋底と大陸の大地形 2. 海底の世界 3. 地層のでき方 4. 火山の脅威 5. プレートの沈み込みと付加体の形成 6. 地質学的に見た東北地方太平洋沖地震・津波 7. 地球史と日本列島の誕生 8. 海洋・地球を調べる と、どれも興味深い8章にわかれています。

とても面白い一冊です。 

本地球科学入門 地球の観察 地質・地形・地球史を読み解く
平 朝彦(Taira Asahiko)・国立研究開発法人 海洋研究開発機構(JAMSTEC)
講談社/2020

書籍の紹介一覧 B0159

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2020.10.27

太陽光のあたる月面に水があることをNASAが確認

太陽光のあたる月面に水分子 H2Oが確認されたとアメリカ航空宇宙局(NASA)が発表しました。

大気がほとんどない月の太陽光があたる部分で、水が宇宙に放出されず残っているのは不思議です。

もっとも、土壌に封じ込められた水の量はサハラ砂漠の1/100、100~412ppmと少量で、取り出す方法もわからないとのことです。

ただ、将来、月面で人が暮らす時、土壌中の水の利用に期待が持てます。

その水分子が見つかったのはクラビウス・クレーターで、ステラナビゲータで調べると月の下のほうにあります。

今夜は空が澄んで月齢10.7の月が南の空に輝いています。さすがに300mmの望遠レンズではクレーターまでは写らないけれど...

20102702
・ 月齢 10.7の月 2020.10.27 20:56 静岡市葵区平野部 南の空

20102701
・ ステラナビゲータによるクラビウス・クレーターの位置 2020.10.27


・  SOFIA Discovers Water on a Sunlit Surface of the Moon/NASA's Ames Research Center

参照:NASA’s SOFIA Discovers Water on Sunlit Surface of Moon 2020.10.27/NASA

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2020.08.07

小笠原・西之島が最終的にカルデラ噴火により沈んでしますかも

火山噴火が再び活発になり成長を続けている小笠原・西之島の今後について、海洋研究開発機構(JAMSTIC)のサイトに「西之島の今後の活動を注視する」というコラムが掲載されていました。

これは、現在は安山岩マグマの噴出で島が拡大しているものの、今後、玄武岩マグマが注入しカルデラ噴火を起こし海底カルデラになる可能性もあるとのことです。

実際に伊豆小笠原弧のうち伊豆弧には9個の海底カルデラがあるんですね。

200807
図2. 伊豆小笠原弧の火山島と海底火山。北緯30度以北の伊豆弧には黒瀬、明神海丘、明神礁、スミスカルデラなどのカルデラが9個存在する。 
【コラム】西之島の今後の活動を注視する/JAMSTICから画像引用
※ 画僧をクリックすると、別ウインドウで拡大表示します。

果たして、西之島の今後はどうなるのでしょう?

参照:西之島の今後の活動を注視する 2020.08.06/JAMSTIC

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2020.07.16

小笠原・西之島は噴火再開で形を変え始めました

気象庁地震火山部が7月15日にリリースした「西之島の火山活動解説資料」に、海洋気象観測船「凌風丸」から夜間に撮った溶岩を噴出する西之島の写真が掲載されています。

20071601
・ 西之島の火山活動解説資料 2020.07.15/気象庁から画像引用
※ 画像をクリックすると別ウインドウで拡大表示します。

また、2019年6月と’20年7月に西之島の東海上から撮った写真が掲載されていて、1年の間に形を変えていることがわかります。

西之島は、ほぼ円形をした島の中心から南の位置に火砕丘があります。その火砕丘の高さが約40m高くなり約200mになっています。それと火砕丘の南側に丘が形成されています。

20071602
・ 西之島の火山活動解説資料 2020.07.15/気象庁から画像引用
※ 画像をクリックすると別ウインドウで拡大表示します。

形を変えていく島の姿をリアルタイムで見られるなんて貴重です。

参照:西之島の火山活動解説資料 2020.07.15/気象庁 PDF

関連エントリ:小笠原・西之島が再び拡大を始めた 2020.07.02

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2020.07.02

小笠原・西之島が再び拡大を始めた

小笠原の西之島の火山活動が活発になり、面積を広げているそうです。海上保安庁がアナウンスしていました。

太平洋プレートがフィルピン海プレートに沈み込みマグマを生成し、噴火により島を作る。リアルタイムでその様子が知ることができるなんて貴重です。

西之島はどこまで大きくなるのだろう?

20070301
・ 伊豆・小笠原海溝と西之島 ※Google Mapに加筆

20070302
・ 西之島 200.06.29 ※ 西之島の噴火について(6月29日観測)/海上保安庁から画像引用
※ 画像をクリックすると別ウインドで拡大表示します。

引用文西之島の噴火について(6月29日観測) PDF
1. 噴火の状況
6月29日午後、第三管区海上保安本部羽田航空基地所属航空機により、 西之島の火山活動の観測を実施し、中央火口が南西方向に広がっているな ど、活発な活動を確認しました。
詳細は以下のとおりです。
【調査結果】
・噴 火
   中央火口から連続した噴火が認められる。
   黒色の噴煙が激しく噴出し、高度 3,400m以上に達してい る。
   噴石の飛散は中央火口丘の麓までで収まっている。
・溶 岩
   中央火口が南西方向に広がり、火口から溶岩が南西岸方向に 流下し、海へ流入しており、溶岩流の先端から水蒸気が認め られる。
・変色水
   西之島全周に、幅 1,000m以上の黄緑色の変色水が分布して いる。>
2020.06.30/ 海上保安庁

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2020.06.25

今朝(2020.06.24)の千葉県東方沖地震

今朝(2020.06.25 4:47頃)、千葉県東方沖 深さ36kmでM6.1、最大震度5弱(千葉県旭市)の少し大きめの地震がありました。

関東地方は、太平洋プレートがフィリピン海プレートの潜り込み、さらにフィリピン海プレートが陸のプレートの北米プレートに潜り込むという特殊な構造をしています。

この地域は、先のゴールデンウィークにも地震があり、震源について海洋研究開発機構がレポートをしていました。

それによると、ゴールデンウィークの地震は太平洋プレートとフィリピン海プレートの境界で起きたとのこと。また、関東大震災の震源域はフィリピン海プレートと北米プレートの境界域で起きたとありました。

20062502
・ ゴールデンウィーク中に発生した千葉県北部の地震 ―複雑なプレート境界と房総沖の地震について― 2020.06.13/海洋研究開発機構 から引用

また、今朝の地震の震源については気象庁がアナウンスしています。

今朝の地震はもう少し南側、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の余震として起きたものではないかとのことです。

20062501
・ 令和2年6月25日04時47分頃の千葉県東方沖の地震について -「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」について(第85報) 2020.06.25/気象庁 から引用

いずれにしても3つのプレートが関係している場所で複雑に影響しあっているところだから、それぞれの地震の関係性も複雑なのでしょう。

参照

令和2年6月25日04時47分頃の千葉県東方沖の地震について -「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」について(第85報) 2020.06.25/気象庁 (PDF: 3.0MB)
ゴールデンウィーク中に発生した千葉県北部の地震 ―複雑なプレート境界と房総沖の地震について― 2020.06.13/海洋研究開発機構

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2020.06.01

クルードラゴンが国際宇宙ステーションにドッキング

昨夜、クルードラゴン(Dragon 2)が国際宇宙ステーションにドッキングしました。

ドッキングは自動で行われ、NASAビデオの映像では非常にスムーズです。

「こうのとり」のロボットアームでキャプチャーされた後ドッキングするのに比べ、短時間でドッキングが完了します。

200601
・ 国際宇宙ステーションにドッキング直前のクルードラゴン
※ NASAビデオから画像引用


SpaceX DM-2 Flight Day Highlights - May 31, 2020/NASA Video

引用文SpaceX DM-2 Flight Day Highlights - May 31, 2020
After a 19-hour ride aboard the new SpaceX Crew Dragon spacecraft, NASA astronauts Robert Behnken and Douglas Hurley docked to the International Space Station May 31, inaugurating a new era of human spaceflight aboard a commercial spacecraft. The Crew Dragon automatically linked up to the international docking adapter at the forward end of the station’s Harmony module, setting the stage for a greeting by Expedition 63 Commander Chris Cassidy of NASA and Russian crewmates Anatoly Ivanishin and Ivan Vagner. The arrival of Hurley and Behnken expanded the Expedition crew on board the orbital outpost. Hurley and Behnken launched on the SpaceX Falcon 9 rocket from the Kennedy Space Center, Florida, May 30, commencing an historic mission for NASA’s Commercial Crew Program almost nine years after the retirement of the space shuttle.
2020.06.01/NASA< Video

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2020.05.31

民間初の有人宇宙船「グルードラゴン」が打ち上げられた

スペースX社の有人宇宙船「クルードラゴン(Dragon 2)」がファルコン9ロケットにより打ち上げられました。

スペースシャトル退役後、国際宇宙ステーション(ISS)への有人飛行はロシアのソユーズだけになっていました。

今夜、ISSにドッキングの予定です。

今回は、飛行士2人のテスト飛行ですが、次回8月に予定されているフライトは、野口聡一さんも搭乗する本格運用で楽しみです。


Launch Recap: NASA and SpaceX fly Astronauts to the Space Station/NASA

引用文NASA Astronauts Launch from America in Historic Test Flight of SpaceX Crew Dragon
For the first time in history, NASA astronauts have launched from American soil in a commercially built and operated American crew spacecraft on its way to the International Space Station. The SpaceX Crew Dragon spacecraft carrying NASA astronauts Robert Behnken and Douglas Hurley lifted off at 3:22 p.m. EDT Saturday on the company’s Falcon 9 rocket from Launch Complex 39A at NASA’s Kennedy Space Center in Florida.
2020.05.31/NASA

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2020.05.25

最後のこうのとり HTV9の国際宇宙ステーションへのキャプチャが完了

「こうのとり」としては最後となる宇宙ステーション補給機HTV9号機が21時13分(日本時間)頃、国際宇宙ステーション(ISS)にキャッチアップされました。

先ほどまで、その模様を宇宙航空研究開発機構(JAXA)のサイトのライブ中継を見ていました。

今回の解説は、こうのとり5号機をISSのロボットアームでキャッチアップした油井宇宙飛行士でとても分かりやすかった。

20052501
・ キャッチアップ直前 ※ JAXAのサイトから画像引用

20052502
・ キャッチアップの瞬間 ※ JAXAのサイトから画像引用


「こうのとり」9号機キャプチャ(把持)ライブ中継/JAXA

今の時期を感じたのは、時々映る筑波宇宙センターのコントロールルームの映像で、いつもより人数が少なめでマスクをしていること。そして、キャッチアップの瞬間は拍手のみで、握手や肩を叩いたりする姿が見えなかったことです。ここでも新型コロナ感染症の影響が出ているんですね。

次回からは新型宇宙ステーション補給機 HTV-Xになります。こうのとりの名称は引き継ぐのだろうか?

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