カテゴリー「サイエンス」の208件の記事

2018.05.19

ふじのくに防災学講座「富士山はどうしてそこにあるのか」を聴講しました

静岡県地震防災センター主催の第107回ふじのくに防災学講座「富士山はどうしてそこにあるのか」を聴講してきました。
以前、今回の講師の首都大学東京の名誉教授 山崎晴雄さんの「富士山はどうしてそこにあるのか - 日本列島の成り立ち」(NHK出版 2015)を読み面白かったこともあり、聴きにいきました。

富士山はどうしてそこにあるのか/山崎晴雄と防災学講座のテキス
・ 富士山はどうしてそこにあるのか/山崎晴雄と防災学講座のテキスト

田貫湖から望む富士山 2015.12.07
・ 田貫湖から望む富士山 2015.12.07

富士山は僕が言うまでもなくなだらかなすそのを持った美しい独立峰で日本を象徴する山です。
また、その成り立ちも太平洋、フィリピン海、ユーラシアプレートのダイナミックな運動の中心にある山です。

今回の講座でそうなんだと思ったのは、富士山の噴火の原因のマグマは、太平洋プレート由来だということです。
富士山はフィリピン海プレートがユーラシアプレートに沈み込んだ先にあるので、フィリピン海プレート由来だと思っていましたが、フィリピン海プレートの下に沈み込んだ太平洋プレート由来で、フィリピン海プレート、ユーラシアプレートを突き抜けて噴火、形成されたのが富士山だそうです。

東日本の火山帯と伊豆・小笠原の火山帯を分けて考えていたけれど、日本海溝-伊豆・小笠原海溝を作った太平洋プレート由来の一連の火山帯(火山フロント)なんだ。

それと面白かったのは、御殿場の東富士演習場付近には、1707年の宝永噴火以前に作られた畑の畝が地層として残っていたとです。
畝は、畑をかまぼこ状にすこし高くして作物を栽培する方法です。その畝に宝永噴火で噴出したスコリアや火山灰が積もったかまぼこ状の地層の写真が紹介されました。ただ、残念なことに開発によってその地層は現在ではないそうです。残っていれば見に行きたかった。

富士山は度重なる噴火によって現在の美しい姿を現していますが、これからも噴火によって形を変えていくのだろうから、僕はとてもいい時代の富士山を見ているのです。

それと、NHK出版の「 富士山はどうしてそこにあるのか」は、ラジオ用のテキストとして出版されたため雑誌扱いで再版は難しいそうです。一般向けの面白い本なのでもったいないような気がします。

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2018.02.20

小笠原 西之島の拡大などにより少しだけ国土が広がった

国土地理院が発表した2017年10月1日時点の日本の国土の面積は、377,973.89km2で、前年に比べて2.32km2増えました。
増えた要因は、小笠原村 西之島の火山活動による拡大や埋め立てによるものだそうです。

そういえば、噴火により新島ができ話題になった西之島はどうなったのだろう。

西之島については、国土地理院のサイトに詳しく載っていました。

2013年11月に旧西之島の南南西500mで噴火を始め、12月には旧島の南岸に溶岩が到達、旧島をのみ込む形で拡大を続け、'15年11月に噴火が収まりました。その後、'17年4月から7月まで噴火が再開しました。

その結果、西之島の面積は2.95km2と、旧島の約10倍に拡大しています。

西之島の面積・最高標高

国土地理院のサイトには西之島が拡大して様子がアニメーションGIFでも提供されています。


・ 国土地理院のサイトから画像引用

参照:「地理院地図」に西之島付近の噴火活動関連情報を掲載しています/国土地理院

引用文平成29年全国都道府県市区町村別の面積を公表 -日本の国土の面積は、377,973.89平方キロメートルに
国土地理院は、国土の状況を継続的に把握するため、平成29年10月1日現在の国土の面積をとりまとめ、本日公表しました。
その結果、日本の国土の面積は、377,973.89平方キロメートルになりました。
国土の面積は、毎年10月1日時点のデジタル地図(電子国土基本図)を基に測定し、平成29年は377,973.89平方キロメートルでした。平成28年の377,971.57平方キロメートルから微増になります。面積増加の主な原因は、東京都小笠原村西之島の噴火活動による島の拡大や埋立などによるものです。
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平成29年の全国都道府県市区町村別面積は、以下の国土地理院ホームページ「GIS・国土の情報/全国都道府県市区町村の面積」で閲覧できます。
2018/01/31/国土地理院

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2018.02.14

フィリピン海プレートの沈み込みにより日本海溝が西方に移動するという「日本海溝移動説」!

静岡県地震防災センターで「ふじのくに防災学講座」が定期的に開催され、僕は興味のある回は聴講しています。

1月27日に開催された第104回講座は、産業技術総合研究所 高橋雅紀さんを講師に「日本列島地殻変動の謎に迫る」というテーマで開催されました。

残念ながら僕は別件で用事があって聞けなかったのですが、聴講した人に頼んで資料だけは手に入れました。

今回の内容は、フィリピン海プレートの沈み込みが日本海溝を西方に移動させている「日本海溝移動説」です。
最初聞いたときにフィリピン海プレートの沈み込みが日本海溝に影響を及ぼす?と疑問符がついたのですが...

日本列島は糸魚川-静岡構造線を境に、西南日本はユーラシアプレート、東北日本は北米プレートの上にあるといわれています。

フィリピン海プレートは太平洋で西南日本のユーラシアプレートに沈み込み東海・南海トラフを形成し、両プレートのひずみに絶えられなくなった時、ひずみを解消するためにずれ地震を起こすとされています。これが東南海地震の発生メカニズムです。

一方、太平洋プレートは東北日本の北米プレートに沈み込み日本海溝を形成し、このひずみを解消するために起こった地震が2011年東北地方太平洋沖地震とされています。

フィリピン海プレートの東北端は、相模湾で北米プレートの下に沈み込み相模トラフを形成しています。
さらにフィリピン海プレートに太平洋プレートが房総半島沖で沈み込み、フィリピン海プレート、太平洋プレート、北米プレートの三重会合点になっています。

関東平野のある北米プレートの下には、フィリピン海プレートが沈み込み、さらにその下に太平洋プレートが沈み込むという関東地方の地下は複雑な構造をしています。

「日本海溝移動説」は、関東平野の下に沈みこんだフィリピン海プレートが北米プレートと太平洋プレートの間にはさまり北の方向に移動していたものが行き先をはばまれ、西に移動するというものです。
ことことによって北米プレート上の東北日本や日本海溝もひきづられ西へ移動するという説です。

それを、紙でできた模型で説明したものが「日本列島地殻変動アナログ模型(日本海溝移動モデル)」です。

模型は、太平洋プレートを基準にした(A)、フィリピン海プレートを基準にした(B)、ユーラシアプレートを基準とした(C)、北米プレートを基準とした(D)の4枚のシートで構成されます。

日本列島地殻変動アナログ模型(日本海溝移動モデル)
・ 日本列島地殻変動アナログ模型(日本海溝移動モデル)

これを(A)を一番下にして(B)→(C)→(D)の順に重ね3つの割ピンで固定します。

一つ目の割ピンは、カムチャッカ沖で(A)(B)(C)のシートを固定します。ふたつ目の割ピンは、サハリンで(A)(C)(D)のシートを固定します。
三つ目の割ピンは、(D)の三重会合点と(B) の三重会合点から伊豆-小笠原海溝に沿ったスリットとつなげます。
このようにして割ピンで4枚のシートを束ねると太平洋プレート(A)とユーラシアプレート(C)は固定され、フィリピン海プレート(B)と北米プレート(D)は動くようになります。

文章にすると分かりづらいので、下のPDFを参照にして下さい。

参照:サイエンスの舞台裏 —東西短縮地殻変動厚紙模型の作り方— GSJ地質ニュース Vol. 7 No. 1(2018年1月) PDF 4.7MB

こうしてフィリピン海プレート(B)を時計回りの方向に動かすと、北米プレートは西に動き日本海溝も西に動きます。

現在の日本列島(左) フィリピン海プレートを時計回りに動かした日本列島(右)
・ 現在の日本列島(左)とフィリピン海プレートを時計回りに動かした日本列島(右)

僕の解釈は心もとないく、またこのモデルが正しいのかはわかりませんが、面白い説だと思いました。

僕は関東直下型の大規模地震がどのような仕組みで起こるのか不思議でした。
ただ、関東直下に沈み込んだフィリピン海プレートと太平洋プレートのひずみの解消が、北米プレートを動かすとなると、その仕組みが少しわかったような気がします。

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2017.12.23

気候変動観測衛星「しきさい」と超低高度衛星技術試験機「つばめ」の打ち上げ、分離が成功

今日、10時26分に気候変動観測衛星「しきさい」(GCOM-C)と超低高度衛星技術試験機「つばめ」(SLATS)を搭載したH-IIAロケット37号機が種子島宇宙センターから打ち上げられ、「しきさい」と「つばめ」の分離・軌道投入に成功しました。

「しきさい」と「つばめ」を搭載したH-IIAロケット37号機の打ち上げ ※JAXAのサイトから画像引用
・ 「しきさい」と「つばめ」を搭載したH-IIAロケット37号機の打ち上げ ※JAXAのサイトから画像引用

「しきさい」は、19種類の波長を観測し、気候変動メカニズムの解明のデータ収集がされます。
全地球のデータ収集が可能とのことだから、海面温度やCO2量の予測など地球環境の把握が進みますね。

「つばめ」は、高効率イオンエンジンにより超低高度での継続飛行し、超低高度衛星の利用に向けた技術実証を行います。地球の近くを周回するので「つばめ」と名付けたんですね。


気候変動観測衛星「しきさい」(GCOM-C)&超低高度衛星技術試験機「つばめ」(SLATS)打ち上げライブ中継/JAXA

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2017.12.19

金井宇宙飛行士を乗せたソユーズ宇宙船が国際宇宙ステーションにドッキング

金井宣茂宇宙飛行士を乗せて17日に打ち上げられたソユーズ宇宙船が、本日 17:39(日本時間)に国際宇宙ステーション(ISS)とドッキングし、19:54分に3人のクルーが入室しました。

再び宇宙空間の人口は6人になりました。

ISSにドッキングするソユーズ宇宙船 ※JAXAのサイトから画像引用
・ ISSにドッキングするソユーズ宇宙船 ※JAXAのサイトから画像引用

 ISSに入室する金子宇宙飛行士
・ ISSに入室する金子宇宙飛行士 ※JAXAのサイトから画像引用

金子宇宙飛行士は、来年6月3日、ソユーズ宇宙船で帰還するまでの約6ヶ月間、ISSに滞在する予定です。


金井宣茂宇宙飛行士 ソユーズ宇宙船(53S/MS-07)ハッチオープン・交信イベントライブ中継/JAXA

引用文Crew From U.S., Russia and Japan Expands Space Population to Six
NASA’s Scott Tingle, Anton Shkaplerov of the Russian space agency Roscosmos, and Norishige Kanai of the Japan Aerospace Exploration Agency joined Expedition 54 Commander Alexander Misurkin of Roscosmos and crewmates Mark Vande Hei and Joe Acaba of NASA aboard the International Space Station when the hatches between the Soyuz spacecraft and the orbiting laboratory officially opened at 5:55 a.m. EST. The welcoming ceremony will begin shortly.
The crew members will spend about six months conducting approximately 250 science investigations in fields such as biology, Earth science, human research, physical sciences and technology development — research that impacts life on Earth.
2017/12/19/NASA

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2017.12.17

金井宇宙飛行士ががソユーズ宇宙船で国際宇宙ステーションに旅立った

金井宣茂宇宙飛行士は、本日 16:21(日本時間)にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられたソユーズ宇宙船で、国際宇宙ステーションに向けて旅出しました。

打ち上げの様子を宇宙航空研究開発機構(JAXA)のサイトで見ていましたが、ソユーズ宇宙船は極めて順調に衛星軌道に投入されました。

打ち上げ直後のソユーズ宇宙船 ※JAXAのサイトから画像引用
・ 打ち上げ直後のソユーズ宇宙船 ※JAXAのサイトから画像引用

三段エンジンで飛行中のソユーズ宇宙船のコクピット
・ 三段エンジンで飛行中のソユーズ宇宙船のコクピット ※JAXAのサイトから画像引用

国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングは、2日後 2017.12.19(火)17:43に予定されています。


金井宣茂宇宙飛行士が搭乗するソユーズ宇宙船(53S/MS-07)打上げライブ中継/JAXA

引用文Three New Crew Members on Voyage to International Space Station
Three crew members representing the United States, Russia and Japan are on their way to the International Space Station after launching from the Baikonur Cosmodrome in Kazakhstan at 2:21 a.m. EST Sunday (1:21 p.m. Baikonur time).
The Soyuz spacecraft carrying NASA’s Scott Tingle, Anton Shkaplerov of the Russian space agency Roscosmos, and Norishige Kanai of the Japan Aerospace Exploration Agency is scheduled to dock to the space station’s Rassvet module at 3:43 a.m. Tuesday, Dec. 19. Coverage of docking will begin at 3 a.m. on NASA Television and the agency’s website, followed at 5 a.m. by coverage of the opening of hatches between the spacecraft and station.
2017/12/17/NASA

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2017.07.18

深海魚の目撃と地震の発生は無関係

大地震の前兆現象として、動植物や大気現象、人間の感覚など普段とは違った異常現象があるといわれています。こういった現象を宏観異常として、情報収集や研究もされています。

先日の静岡新聞に東海大学などの研究チームの面白い調査結果が載っていました。

地震の前兆現象として、普段は見かけない深海魚が目撃されると言われることがあります。

東海大学などの研究チームによると、深海魚の目撃と地震の発生は無関係だそうです。

1992年1月1日から2011日にリュウグウノツカイやサケガシラなどの深海魚の目撃情報101件、震源の深さ100km、M6以上の地震161件の関連を調べたところ、深海魚の目撃とその後30日以内に発生した地震の領域が重なっているのは8%だそうです。

普段起きない現象が起き、その後に地震があると、地震がなかった場合より印象に残るので、関連付けてしまうのかな。

ただ、宏観異常の膨大な事例が集められ、地震との相関関係、そして因果関係までわかるものがあれば、それはそれで地震の予知に役立ちますね。

引用文深海魚と地震、無関係 場所一致はわずか 東海大などまとめ
大地震の前兆のように語られることがある深海魚の捕獲や沿岸への打ち上げについて、地震とは無関係とする検証結果を東海大などのチームが13日までにまとめた。過去20年分の深海魚の目撃と地震発生の関連を調べたが、場所が一致した例はほとんどなかった。
東海大海洋研究所(静岡市清水区)の織原義明特任准教授(固体地球物理学)は「深海魚の目撃は、地震の前触れ情報として防災や減災に役立つ手段にはならない」と話している。
チームは地方新聞の記事や水族館の情報を基に、1992年1月1日から2011年3月11日にリュウグウノツカイやサケガシラなどの深海魚が目撃された101件に注目。内陸の地震などを除き、震源の深さが100キロより浅いマグニチュード(M)6以上の地震161件と関連を検討した。
日本の沿岸と周辺海域を「日本海側全域」など五つの領域に区分。深海魚の目撃と、その後30日以内に発生した地震の領域が重なっているか調べると、一致したのは8%だった。
2017/07/13/静岡新聞

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2017.04.19

地球深部探査船「ちきゅう」がこの秋、日の出ふ頭で一般公開

国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)は、地球深部探査船「ちきゅう」を2017年10月8日(日)9日(月・祝)に清水港日の出ふ頭で一般公開するそうです。JAMSTECがプレスリリースしていました。

僕が最初に「ちきゅう」に気がついたのは、ずいぶん前の夜、静清バイパスを走っていたときのことです。
興津の辺りで清水港の方角に高層の建物の明かりが見えました。こんなところに建物はなかったと思っていたところ、この明かりは「ちきゅう」の櫓の明かりでした。

「ちきゅう」の外見上の最大の特徴は30階建てのビル(船底から130mの高さ)の櫓が立っていることです。
「ちきゅう」は、パイプ状のドリルで海底下7000mを掘り抜け、マントルやプレートの調査ができます。

地球深部探査船「ちきゅう」 清水港興津第2埠頭
・ 地球深部探査船「ちきゅう」 清水港興津第2埠頭

僕は、この外観が個性的な船を間近でじっくりみたことがありません。
まだ、先の話ですが是非見に行こうと思います。

関連エントリー:清水港に停泊中の地球深部調査船「ちきゅう」 2010.02.27

引用文平成29年度研究船等の一般公開について
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」という)は、昨年度から初めて地方自治体に研究船等の一般公開の要望を事前に伺い調整した結果、今年度の研究船等の一般公開を下記の通り決定しましたのでお知らせします。
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8. 静岡県静岡市
日程:平成29年10月8,9日(日、月・祝)
場所:清水港日の出ふ頭
研究船等:地球深部探査船「ちきゅう」
併催イベント:未定
2017/04/03/国立研究開発法人海洋研究開発機構

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2017.02.28

39光年先の恒星トラピスト-1に地球型惑星が7つ見つかった

地球から約39光年離れた太陽よりはるかに小さな恒星「トラピスト-1」のまわりに地球に近い大きさ、質量を持つ惑星が7つあること、2月23日に米国航空宇宙局(NASA)などが発表しました。

このうちの6つは地球のように岩石で構成されていることが確実で水も存在し、特にトラピスト1に近い4番目から6番目の惑星(TRAPPIST-1 e,f,g)では水が液体の状態ではないかとのことです。
この範囲はハビタブルゾーンと呼ばれ生命が存在する可能性があるとされています。
太陽系では地球しかないけれど、トラピスト-1系には3つもあるんですね!

2018年には新たな宇宙望遠鏡が打ち上げられ、詳細な観測がされれば新たな発見がルカもしれません。

39光年と近い距離に生命が存在するのか? 面白そうですね。


ESOcast 97 Light: 7 Earth-sized Worlds Found in Nearby Star System (4K UHD) /European Southern Observatory (ESO)


NASA & TRAPPIST-1: A Treasure Trove of Planets Found/ NASA Jet Propulsion Laboratory

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2017.01.28

こうのとり6号機がISSから分離

昨年12月14日、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングした宇宙ステーション補給機「こうのとり」6号機(HTV6)が、今日0時45分に分離されました。

ISSから分離されたHTV6 ※ NASA TVから画像引用
・ ISSから分離されたHTV6 ※ NASA TVから画像引用

NASA TVでライブ中継が行われていたので見ていましたが、地球を背景にしたISSからの映像はいつ見ても壮観ですね。

分離されたこうのとり6号機は、この後もうひとつ重要なミッションがあります。

それは、導電性テザーによる宇宙ゴミ(スペースデブリ)除去の実証実験(KITE)です。

デブリに見立てたこうのとりから約700mのケーブル(導電性テザー)を伸ばし、そこに流れる電流と地球の周りの地場との干渉で生じる力を使い、デブリのスピードを落とし大気圏に突入させ、燃焼処理させる技術の基礎データ収集です。

これからますます問題になる宇宙ゴミ対策の有効な手段になるといいですね。


HTV搭載導電性テザー実証実験(KITE:カイト) / JAXA | 宇宙航空研究開発機構

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