カテゴリー「地震・火山」の8件の記事

2021.11.18

JAMSTECのコラム「福徳岡ノ場の噴火と軽石の成分」は面白い

小笠原・福徳岡ノ場の海底噴火による噴出した軽石の漂着が、沖縄を中心に問題になっています。

国立研究開発法人 海洋研究開発機構(JAMSTEC)のサイトに福徳岡ノ場の噴火と軽石の成分についてのコラムが掲載されていて、面白いです。

ここから噴出した軽石は、福徳岡ノ場の北約340kmにあり今も噴火と拡大を続ける西ノ島の安山岩よりもアルカリ成分の多い組成をしているとのことです。

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・ コラム【福徳岡ノ場の噴火】-福徳岡ノ場の噴火と軽石の成分-/海洋研究開発機構 2021.11.15から画像引用
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参照:コラム【福徳岡ノ場の噴火】/海洋研究開発機構

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2021.10.29

福徳岡ノ場の軽石漂流のひまわり8号による観測画像

8月の福徳岡ノ場の噴火による軽石が沖縄などに漂着して問題になっています。

気象では軽石の漂流の情報を提供しています。

静止衛星 ひまわりの沖縄付近の衛星画像が提供されていて、雲とは別に軽石のまとまりが写っています。

参照:福徳岡ノ場の軽石漂流の関連情報/気象庁

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静止気象衛星ひまわり8号による観測画像/気象庁
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雲も軽石も白い色をしているので静止画だと判別が難しいですが、静止画を時系列に表示する機能があって、それを見ると雲と軽石の動きが違うのがわかります。

大規模に軽石が移動しています。


福徳岡ノ場の軽石漂流 静止気象衛星ひまわり8号による観測画像

関連エントリー:福徳岡ノ場の噴火の影響が沖縄まで及ぶんですね 2021.10.26

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2021.10.26

福徳岡ノ場の噴火の影響が沖縄まで及ぶんですね

8月に馬蹄型の新島を形成した福徳岡ノ場の噴火の影響が、西に約1300km離れた沖縄などに影響が出ているそうです。朝日新聞が報じていました。

噴火で噴出した大量の軽石が流れ着き、船の運航や漁業、観光などに影響が出ているとのことです。

福徳岡ノ場と同じ小笠原弧の西ノ島でも噴火により島が拡大しています。もともと活動が活発な地域ですが、今後どうなるのだろう

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図2. 伊豆小笠原弧の火山島と海底火山。北緯30度以北の伊豆弧には黒瀬、明神海丘、明神礁、スミスカルデラなどのカルデラが9個存在する。 
【コラム】西之島の今後の活動を注視する/JAMSTICから画像引用
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参照:西之島の今後の活動を注視する 2020.08.06/JAMSTIC

関連エントリー:福徳岡ノ場の噴火で馬蹄型の新島が形成 2021.08.16

沖縄などに大量の軽石漂着 1400キロ離れた海底火山から噴出
小笠原諸島の海底火山「福徳岡ノ場」の8月の噴火でできた大量の軽石が、約1400キロ離れた沖縄本島などに相次いで漂着している。海岸や港を覆い尽くすほどの量があり、船の運航や漁業、観光などに影響が出ている。
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気象庁や産業技術総合研究所によると、東京湾から約1300キロ南にある福徳岡ノ場で8月13日に始まった噴火で、大量の軽石が噴出。海面を埋めた軽石が海流に乗って西に流れた。10月4日に沖縄県の北大東島と南大東島に漂着。11日に鹿児島県の奄美大島、13~14日には沖縄本島でも確認された。鹿児島県喜界町では10日に東海岸で軽石の漂着を確認。23、24日にはボランティアが一部の海岸で軽石の撤去を始めた。
2021.10.25/朝日新聞

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2021.10.21

10月21日17時37分頃の東海道南方沖の地震も「異常震域」だった

今日17時37分頃、東海道南方沖を震源とするM5.8、最大震度3の地震がありました。最大震度を記録したのが、震源から遠く離れた宇都宮市です。

9月29日に起きた日本海中部を震源とする地震と同じ「異常震域」の地震です。

今回の地震の震源の深さは、380kmとかなり深いです。

この辺りはフィリピン海プレートですが、その下にもぐり込んだ太平洋プレート内で起こったのだろうか。

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震源や震度に関する情報/気象庁
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関連エントリー:震源から離れた広い範囲で揺れが観測される現象を「異常震域」というんですね 2021.09.29

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2021.10.07

22時41分頃の千葉県北西部を震源とする地震は静雄かでも揺れました

22時41分頃、千葉県北西部を震源とするM6.1、最大震度5強の地震がありました。

静岡市葵区の自宅でもクラっと一瞬揺れました。震度2のようです。

この地震の震源の深さは80kmとかなり深いです。

関東平野は北米プレートにフィリピン海プレートが潜り込み、さらにその下に太平洋プレートが潜る混むという複雑な構造をしています。

今回の地震は太平洋プレート内部で起こったのかな?

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震源や震度に関する情報/気象庁
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2021.09.29

震源から離れた広い範囲で揺れが観測される現象を「異常震域」というんですね

今日の17時37分頃、日本海中部を震源とするM6.1の少し規模の大きな地震がありました。

この地震の最大震度は3ですが、それを記録したのが北海道、青森県、岩手県、福島県、茨城県、埼玉県の太平洋側でした。震源に近い日本海側では新潟県と石川県で震度1を観測していています。

このような震源から遠い地域の方が揺れが大きい現象を「異常震域」というそうです。

この地震の震源は400kmとかなり深いです。震源はユーラシアプレート、東日本は北米プレート上にあるとされています。

NHKによるとこの地震を引き起こした原因は、日本列島に沈み込む太平洋プレートが原因だそうです。

地中深くを震源に持つ地震は、プレートの複雑な関係で地震波の伝わり方が変わるのかな。

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震源や震度に関する情報/気象庁
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北海道~関東の広い範囲で震度3 専門家「異常震域という現象」
29日午後5時半すぎ、日本海中部の非常に深い場所を震源とする地震があり、北海道や東北、関東で震度3の揺れを観測したほか、北日本と東日本の太平洋側を中心とする広い範囲で揺れを観測しました。
専門家は、震源が非常に深かったため、震源から離れた広い範囲で揺れが観測される「異常震域」と呼ばれる現象だとしています。
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専門家「“異常震域”という現象」
これについて、地震のメカニズムに詳しい東京大学地震研究所の古村孝志教授は「太平洋の東から日本列島の下に向かって沈み込んでいる『太平洋プレート』の深い場所で起きた地震だとみられる。地震の揺れが、沈み込んでいるプレートの内部を伝わったため、震源から遠く離れた太平洋側を中心に揺れたとみられる。このように震源から離れた地域に震度分布が広がることは“異常震域”という現象だ」と指摘しています。
そのうえで「“異常震域”の場合、地震波の伝わり方によって、揺れが長くなりやすく小刻みな揺れになるので人が感じやすい特徴がある」と話していました。
2021.09.29/NHK

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2021.08.16

福徳岡ノ場の噴火で馬蹄型の新島が形成

13日から噴火が確認されている南硫黄島の北東約5kmにある海底火山 福徳岡ノ場で、新島の形成が確認されたと気象庁が報じています。

直径約1kmの馬蹄型の島だそうです。

気象庁の発表資料には、海上保安庁が撮った航空写真が掲載されていて、噴煙を上げる新島が写っています。また、別の写真には南硫黄島とのツーショットも載っています。

同じ小笠原海溝では西之島が旧島を飲み込み拡大を続けています。

ただ、福徳岡ノ場の噴火では過去3回、島が形成され新硫黄島と呼ばれたりもしたけれど、いずれも海食により沈んでしまいました。

今回はどうなるのでしょう?

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写真: 福徳岡ノ場の火山活動解説資料 20123.09.16/気象庁地震火山部火山監視・警報センターから引用
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引用文福徳岡ノ場の火山活動解説資料 PDF 438KB
○ 活動概況
海上保安庁が昨日(15 日)実施した上空からの観測によると、8月13 日から海底噴火が始まった福徳岡ノ場では依然として活発な噴火活動が続いており(図1、2)、直径約1km の馬蹄型の新島が確認されました。また、海面に噴火による浮遊物(軽石等)が蛇行しながら北西方向に約60km まで流れていることが確認されました(図2)。
気象衛星ひまわりの観測によると、噴煙の最大の高さは 13日09時頃から15日03時頃までの約16,000mでした。その後、噴煙の高さは低下していますが、現在も断続的に活発な噴火活動が継続していると考えられます。
2021.08.16/気象庁地震火山部火山監視・警報センター

関連エントリー:新硫黄島が再び出現するのだろうか 福徳岡ノ場が11年振りに噴火 2021.08.14

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2020.08.07

小笠原・西之島が最終的にカルデラ噴火により沈んでしまうかも

火山噴火が再び活発になり成長を続けている小笠原・西之島の今後について、海洋研究開発機構(JAMSTIC)のサイトに「西之島の今後の活動を注視する」というコラムが掲載されていました。

これは、現在は安山岩マグマの噴出で島が拡大しているものの、今後、玄武岩マグマが注入しカルデラ噴火を起こし海底カルデラになる可能性もあるとのことです。

実際に伊豆小笠原弧のうち伊豆弧には9個の海底カルデラがあるんですね。

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図2. 伊豆小笠原弧の火山島と海底火山。北緯30度以北の伊豆弧には黒瀬、明神海丘、明神礁、スミスカルデラなどのカルデラが9個存在する。 
【コラム】西之島の今後の活動を注視する/JAMSTICから画像引用
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果たして、西之島の今後はどうなるのでしょう?

参照:西之島の今後の活動を注視する 2020.08.06/JAMSTIC

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