カテゴリー「船舶」の3件の記事

2019.12.13

地球深部探査船「ちきゅう」の一般公開に行きました その2 - 研究施設としての「ちきゅう」

「ちきゅう」は海底の掘削を行うとともに、サンプリングしたコアを船内で分析する研究施設があります。

地質の状況に応じて複数の掘削刃(ビット)を使い、使用はコアバレルと呼ばれる円筒形の筒の中に収められます。

このコアを1.5mに切断し、船内の研究室で物理性や微生物、地磁気などの分析がされます。

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・ コアバレル - 円筒形の筒の中にサンプリングしたコアが入っており、1.5mに切断される

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・ 掘削刃(ビット) - 状況に応じて複数のビットを使い分けて掘削する

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・ X線CTスキャナー - 非破壊でコアの割れ目や空隙、密度構造を迅速に調べることができる

室内には、東日本大震災の原因となった太平洋プレートが北米プレート、東南海地震の原因とされるフィリピン海プレートがユーラシアプレートに潜り込む位置のコアのレプリカが展示されていました。

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・ 東北地方太平洋沖 プレート境界断層のレプリカ 水深6,900m 海底下820m

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・ 南海トラフの断面 - 音波を使って得られた南海トラフの断面

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・ 紀伊半島南西沖・南海トラフ 堆積岩(上)と基盤岩の境界のレプリカ 水深3,500m 海底下540m

両方とも明らかに違った地質の石が隣り合っており、これがすべり(スロースリップ)はじめ巨大地震が発生すると思うと、レプリカといえゾッとします。

「ちきゅう」は、外観も面白いけれど研究内容はもっと面白い船です。

関連エントリー:地球深部探査船「ちきゅう」の一般公開に行きました その1 - 船としての「ちきゅう」 2019.12.09

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2019.12.09

地球深部探査船「ちきゅう」の一般公開に行きました その1 - 船としての「ちきゅう」

11月30日(土)12月1日(日)に清水港・日の出ふ頭で、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の 地球深部探査船「ちきゅう」の一般公開があったので、日曜日に行ってきました。
「ちきゅう」は清水港を母港としているのでよく見かけますが、内部に入ったのは初めてです。
一般公開は数年に1回程度行われいます。ただ、人気があるようで事前申込制で今回は12月1日12:00~13:00の回に当選しました。

「ちきゅう」は、全長 210m、幅 38.0m、船底からの高さは130mです。「ちきゅう」の外観上の特徴になっている中央のやぐらの高さは、水面から120mあります。

海底を掘削しパイプを通し、10,000mまで地球の内部を調べることができます。

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・ 日の出ふ頭に停泊中の「ちきゅう」(船首から) 船首の大きな屋根状床はヘリコプター用デッキ

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・ 船首からは清水湾越しに富士山が望める

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・ 日の出ふ頭に停泊中の「ちきゅう」(船尾から)

やぐらから海中・海底にパイプをつなぎながら下ろします。

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・ 船底から130mのやぐら(デリック)<br/p>

艦橋には乗船口から階段を5階分登ります。

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・ 艦橋から清水の街を望む

掘削のため海上の一点に止まっていなかればならないため、船はコンピュータで制御されています。

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・ 船のコントロールはコンピュータ制御

次回は「ちきゅう」内部の研究室や探査結果などの展示について書きます。

参照:地球深部探査船 ちきゅう/海洋研究開発機構

関聯エントリー:地球深部探査船「ちきゅう」の一般公開に行きました その2 - 研究施設としての「ちきゅう」 2019.12.13

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2019.12.01

清水港・日の出ふ頭に水上バスで行きました

11月30日(土)12月1日(日)に清水港・日の出ふ頭で、地球深部探査船「ちきゅう」の一般公開があり、今日行ってきました。

いつも日の出ふ頭にクルマで行きますが、「ちきゅう」の一般公開は12:00からの時間指定で、休日の昼間、特にイベントが開催されている時は駐車場が非常に混むので、公共交通機関を使って行くことにしました。

日の出ふ頭には、JR清水駅や静鉄・新清水駅からバスか徒歩で行くのが一般的です。どうしたものかと思っていると、エスパルスドリームフェリーの水上バスがあることを思い出しました。

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水上バスは、三保羽衣ラインと主に通勤・通学に使われ日曜日は運休する塚間航路の2航路利まりますが、日曜日なので三保羽衣ラインを使いました。

三保羽衣ラインは、JR清水駅東口(みなと口)河岸の市前の「江尻」→エスパルスドリームプラザ前の「日の出」→「三保」→「江尻」の一方方向で循環します。

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・ 江尻に停泊中の水上バス(エスパルスドリームフェリー)

所要時間は、9時から16時の間1時間に1~2便、江尻-日の出間が約10分、日の出-三保、三保-江尻間がそれぞれ約15分で、運賃は400円で統一されています。

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・ 水上バスから見た日の出ふ頭に停泊中の地球深部探査船「ちきゅう」

今日は天気がよく波もなく快適でした。
海上からは三保の松原、遠くには富士山が望めます。また、船では海鳥用の餌を販売しているので、覚えているのかユリカモメがすぐに寄ってきます。

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・ 海上から望む三保の松原(右)と富士山

日の出ふ頭に水上バスで行くのもいいね。

参照:エスパルスドリームフェリー

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