カテゴリー「健康」の94件の記事

2018.03.02

新たな作用機序のインフルエンザ治療薬が登場する

塩野義製薬からインフルエンザ治療薬「ゾフルーザ」が発売されるそうです。日本経済新聞が報じていました。

この新薬は、インフルエンザウイルスが細胞内に侵入し増殖する最初の反応mRNAの合成を阻害(キャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害)するそうです。

ンフルエンザ感染症治療薬 S-033188 の提携に関するRoche社とのライセンス契約について 2016.02.29/塩野義製薬 から画像引用
・ インフルエンザ感染症治療薬 S-033188 の提携に関するRoche社とのライセンス契約について 2016.02.29/塩野義製薬 から画像引用

インフルエンザ治療薬としては、感染細胞内でウイルスの脱殻を阻害するM2タンパク阻害薬(アマンタジン)やRNAの複製を阻害するRNAポリメラーゼ阻害薬(ファビピララビル)、そしてウイルスが感染細胞から脱出するのを阻害するノイラミダーゼ阻害薬(オセルタミブル、ザナビル、ベラビルなど)あります。

現在、医者で処方されるのはタミフル(オセルタミブル)やリレンザ(ザナビル、イナビル(ラニナミビル)などのノイラミダーゼ阻害薬だと思います。僕も以前、インフルエンザに罹った時は、タミフルやイナビルを処方されました ^^;

複数の薬剤があっても同じ作用機序の場合、薬剤耐性ウイルスが出やすいと思うので、違ったアタックポイントを持った薬剤が複数あることはいいことですね。

引用文塩野義のインフル新薬、販売承認 1回の服用で効果 先駆け審査医薬品第1号
塩野義製薬は23日、インフルエンザを1回の服用で治療できる新薬の製造と販売の承認を厚生労働省から取得したと発表した。1日2回、計5日間服用するタミフルと比べて使いやすいのが特徴。価格が決まり次第、販売を始める。新薬の登場で患者の負担軽減や、家庭や職場での感染抑制につながる可能性がある。
新薬の名称は「ゾフルーザ」。厚労省が2015年に新設した審査期間を短縮する「先駆け審査指定制度」に指定されていた。医療機器ではノーベルファーマ(東京・中央)の「チタンブリッジ」が初めて承認されたが、医薬品では塩野義の新薬が第1号となる。
タミフルなど既存の治療薬はウイルスの増殖を阻害する効果がないため、5日間は治療を継続する必要がある。ゾフルーザはウイルスが自分を複製するための酵素を阻害する。細胞内で増殖できなくなるので、1回の服用で治療が完結する。
画期的なメカニズムとして世界で注目を集めており、日本と台湾を除く全世界での開発はタミフルを販売するスイスの製薬大手ロシュと提携している。
2018/02/23/日本経済新聞

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2018.02.05

インフルエンザが猛威を振るっています

国立感染症研究所の調査によると、インフルエンザの2018年第3週(2018.01.21現在)の全国の定点当り患者数は51.93で、急増しています。これは、2009/'10シーズに新に出現したA/H1N1パンデミック2019の時より多くなっています。

インフルエンザの週別定点当たり報告数(全国)の推移 厚生労働省/国立感染症研究所 2009年第28週(07.06)-2010年第27週(07.11) 2015年第28週(07.06)-2018年第03週(01.21)

静岡県では全国より更に多く、第3週の時点で67.92となっています。

インフルエンザの週別定点当たり報告数の推移 (全国・静岡県) 厚生労働省/国立感染症研究所 2017年第28週(07.10)-2018年第03週(01.21)

タイプ別(2018.02.02時点)では、全国ではA型が2/3、B型が1/3で、A型ではH1N1 Pam2009ウイルスが、B型では山形系ウイルスが主流になっています。
一方、静岡県ではB型が58%、A型42%と、B型が多く、全国では少ないB型のビクトリア系ウイルスも18%占めています。

2017/18シーズン インフルエンザ 亜型別検出割合 2018.02.02 現在 国立感染症研究所

確かに僕の周りでもインフルエンザでダウンする人がちらほらでてきました。それもA型であったりB型であったり。
静岡県ではB型の割合が高くなっていることで患者数が多いのかな。

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2017.12.27

A/H5N1亜型に対応した新型インフルエンザワクチンが2018年度 全国民に供給可能に

鳥インフルエンザA/H5N1亜型が変異して新型インフルエンザになった時の対策となるワクチンが、来年度には全国民に発生半年以内に供給が可能になると、日本経済新聞が報じていました。

ヒトがほとんど免疫を持っていない病原性の強い新型インフルエンザがパンデミックした時には、相当な被害が想定されますが、その対応策としてはワクチンとノイラミダーゼ阻害薬に代表される抗ウイルス薬くらいしかないわけで、このニュースは朗報ですね。

ただ、これは最も発生が懸念されているH5N1に対するワクチンで、他の亜型が新型に変異した場合はどうなるのだろう?

農林水産省の資料によると、世界のあちこちで最近はH5N1に加えてN5N8などが、家きんや野鳥で確認されているしね。

家きん及び野鳥の鳥インフルエンザの亜型別発生状況(2016年以降)

引用文新型インフルワクチン、第一三共など18年度に自給体制
第一三共など製薬大手が2018年度、新型インフルエンザの国産ワクチンの供給体制を整える。第一三共は製造方法を一部見直し、製造期間を短縮。武田薬品工業は増産にめどをつけた。全国民の接種に必要な約1億3千万人分のワクチンを半年以内に自給できるようになる。国が1千億円の補助金を投じた事業で、当初予定から5年遅れの計画達成となる。
自給の見通しがたったのは、鳥インフルエンザの一種「H5N1型」のワクチン。毎年流行する季節性のインフルエンザと異なり、免疫を持つ人が極端に少ない。毒性も強く、大流行を引き起こす可能性がある。
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新型インフルエンザのワクチンは発生したウイルスの種類を見極めて造る必要がある。国は11年、半年で全国民に必要なワクチンを自給できる体制を整える方針を示した。累計で約1千億円の補助金を、阪大微生物病研究会(阪大微研)を含む4社・団体に交付。13年度末までに1億3千万人分の確保を目指した。

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2017.12.15

2015年の静岡県の平均寿命(0歳の平均余命)は、男 80.95歳、女 87.10歳

先日、厚生労働省が公表した都道府県別2015年簡易生命表によると、静岡県の平均寿命(0歳の平均余命)は、男が80.95歳(全国 80.77歳)で全国17位、女が87.10歳(全国 87.01歳)で全国24位でした。

男の1位の滋賀県と47位の青森県との差は3.11歳、女の1位の長野県と47位の青森県との差は1.74歳で、都道府県別の平均寿命の差は男のほうが大きくなっています。

2015年 平均寿命(0歳の平均余命)都道府県別順位

また、代表的な年齢別の平均余命では、静岡の20歳の男は81歳、女は87歳、65歳の男は85歳、女は89歳まで平均して生きられることになります。

2015年 全国と静岡の年齢+平均余命

参照:平成27年都道府県別生命表の概況 2017.12.13 厚生労働省

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2017.12.01

インフルエンザの流行が始まったんですね

静岡で2017/2018シーズンのインフルエンザの流行が始まったと、静岡新聞が報じています。

今のところ全国的には、A/H1N1 パンデミック2009が主流ですが、静岡ではB型が多いんですね。

インフルエンザ亜型別分離割合 2017年第36週~2017年第48週 国立感染症研究所

昨シーズンは久し振りにインフルエンザに罹りましたが、今シーズンはどうでしょう?

関連エントリー
A型インフルエンザに感染した ^^; 2017.01.16
インフルエンザワクチンを接種しました 2017.10.24

引用文インフルエンザ流行始まる 静岡県内、B型多く検出
静岡県は1日、県内でインフルエンザの流行が始まったと発表した。県内139の定点医療機関から報告された平均患者数が11月20~26日の週に1.65人になり、流行開始の目安になる1人を超えた。
流行開始の時期は2016年と同時期で、過去10年間では新型インフルエンザが流行した09年に次いで2番目に早い。県疾病対策課は「昨年と同じペースで流行が拡大した場合のピークは年明けごろになる」との見方を示した。ウイルス型はB型が多く検出されているという。
2017/12/01/静岡新聞

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2017.11.08

生まれて初めて視野検査をしました

近所の眼科で視野検査を生まれて初めてしました。

8月の人間ドックの眼科の検診で両眼とも「乳頭陥凹(にゅうとうかんおう)拡大」が指摘され、9月に今回視野検査を行った眼科を受診しました。
乳頭とは眼球の視神経が集まり外に出ている場所で凹んでいます。この凹みが普通より大きく、「緑内障」の疑いがあるそうです。

9月の検査の結果は、「緑内障の初期の状態の疑いをぬぐいきれない」 ^^; というなんとも曖昧な診断で経過観察をしましょうとなりました。
ただ、その時は視野検査をしていなかったので、今回の検査になりました。

検査は、静的視野検査というもので、検査器の中心付近の一点を見つめ様々な位置に出る明るさの違う光が見えたらボタンを押すものです。(少し聴力検査に似ています。)
検査は単純なものだけれど、片眼に5分程度かかり見えるか見えないかの光があちこちに光るので、結構緊張します。

検査の結果は、視野に相当する部分がドットで表され、そのドットの色が濃い(黒い)とその部分の光を感じる能力が低下していることになります。
健康な人でも盲点(乳頭)の部分は視神経がないので黒くなります。

僕の場合、右眼は「網膜静脈分枝閉塞症」(いわゆる眼底出血)に罹り、右上の視野が欠けていて、その部分(実際の視神経は上下左右が逆になります。)は黒いドットです。
その他の箇所に顕著な欠落はありませんでした。

ただ、前回の光干渉断層計(OCT)を使った眼底検査では、左眼の一部に視神経の厚みが薄い箇所がある(そんなこともわかるんだ!)ので、経過観察をしましょうということになりました。

まあ、歳とともに眼の機能も劣化してくるので定期的な検査は必要ですね。

それにしても眼の検査は複数の検査器で行われ、その結果がビジュアルに示され、何か僕の眼がデータ化されたような気分です。

関連エントリー:網膜静脈分枝閉塞症 2011.10.08

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2017.10.24

インフルエンザワクチンを接種しました

先週の土曜日にインフルエンザワクチンを接種しました。

毎年接種しているワクチンを、昨年は機会を逸して接種しませんでした。それが原因かわかりませんが、1月に久し振りにA型インフルエンザに罹りました ^^;

今シーズンのワクチンもH1N1 パンデミック2009、H3N2(A香港型)、B型(ビクトリア系統)、B型(山形系統)の4価ワクチンです。

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2016/17シーズンの国内外のインフルエンザ流行株(総まとめ)および次シーズンのワクチン株について 2017.08.25/国立感染症研究所 から抜粋<br />
・ 2016/17シーズンの国内外のインフルエンザ流行株(総まとめ)および次シーズンのワクチン株について 2017.08.25/国立感染症研究所 から抜粋
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昨シーズンのインフルエンザは、約8割がH3N2亜型ウイルスでした。
今シーズンはどのタイプのウイルスが主流を占めるのだろうか?

インフルエンザウイルス亜型別分離割合 2016年第36週~2017年第35週 国立感染症研究所

関連ブログ:久し振りにA型インフルエンザに感染した 2017.01.20

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2017.08.30

右肩も肩腱板断裂でした ^^;

今日、休みを取って近所の整形外科で痛くて右腕が上がりづらくなっている右肩を診てもらいました。

診断は、右上腕骨大結節に骨棘により腱板を損傷している可能性があり、肩腱板断裂とのことでした。
レントゲンを見ると上腕骨上部の丸い部分が若干ざらついています。レントゲンでは筋肉は見られないけれど、この部分に接触する肩腱板が痛んでいるのでしょう。

これは、半年ほど前に罹って今はだいぶよくなった左肩とまったく同じです。直接的な原因に思い当たることがないから、やはり骨の老化が影響があるのだと思います。

治療方法も同じで、温めることとよく動かすことで、左肩と同じように治るまで半年から一年はかかりそうです。

今回は時間があったしそれほど混んでもいなかったので、リハビリテーションを試しにしました。

今回行ったのはいわゆる低周波治療で、痛みのある上腕部にパッドをつけて、断続的にピクピク刺激をするものです。
治療時間は10分で、その間治療器は数Hz〜70Hzくらいをランダム?に表示していました。これほどの低周波だと音としては認識できないね。

関連エントリー:肩腱板断裂! 左腕が肩から上に上がりづらい ^^; 2017.01.06

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2017.08.25

今度は右肩が...肩腱板断裂? 五十肩?

昨年の12月頃に左肩が痛くなり左腕が上がりづらくなりました。
近所の整形外科を受診し、肩腱板断裂との診断でした。

関連エントリー:肩腱板断裂! 左腕が肩から上に上がりづらい ^^; 2017.01.06

その左肩の痛みがほぼなくなり左腕が上がるようになったら、最近、右肩が痛み右腕が上がりづらくなりました。

今度も肩腱板断裂、それとも五十肩 ^^;

左肩の肩腱板断裂になったとき、整形外科で貼るタイプと塗るタイプの経皮吸収型鎮痛・抗炎症剤が処方されました。
肩の内部に原因があるので、皮膚に塗る薬が効くのか半信半疑でした。でも、痛みを抑える効果はそれなりにあるんですね。対症療法ではあるけれど。

経皮吸収型鎮痛・抗炎症剤
・ 経皮吸収型鎮痛・抗炎症剤

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2017.08.22

生まれて初めて胃の中を見たよ

今日は年に一度の人間ドック。50を過ぎると無罪放免ということはなく、何かを指摘され、場合によっては再検査ということになるので、憂鬱な検査です。

今回のドックで初めて、上部内視鏡検査(いわゆる胃カメラ)を受けました。

実は上部内視鏡検査は、昨年の人間ドックのX線検査(バリウム)で、「胃角部辺縁不整(壁硬化像も含む)胃潰瘍瘢痕」のため精密検査になったとき、鼻から入れる上部内視鏡検査を受けたことがあります。
残念だったのはメガネを外していたのでモニターがほとんど見えず、リアルタイムで胃の中が見られませんでした。

関連エントリー:胃内視鏡検査を始めて受けました 1

ただ、思っているほど痛さや気持ち悪さがなかったため、人間ドックでオプション料金がかかるものの最初から内視鏡検査にしようと思っていました。

今回は、最初に医師からモニターを見ていてもいいし、食道を内視鏡が通過すれば話ができるので質問してもいいと言われたので、メガネをかけてモニターを見ていました。

鼻の穴から口、食道と内視鏡が入っていきますが面白いです。

気道と食道の分岐点もハッキリわかりました。この部分が網膜と並ぶヒトの構造上の失敗の箇所なんだ。

それから少しいくと、表面の色が違っている場所があります。これが食道と胃の境目なんだそうです。

胃の中に入ると、所々に黄色い液体があり胃液とのことで、内視鏡で吸い出していました。
胃の部位によって随分、表面の状態が違うんですね。ヒダ状だったりわりと平坦であったり。

さらに進むと十二指腸の入り口になります。トンネルのような十二指腸の最初の部分を見て、再び胃に戻りました。

胃の中には、白い小さな膨らみが複数あり、これは心配のない良性のポリープとのことです。これが疑わしい場合は切り取って生検に回されるのだろうなあ。

最後に食道をチェック、この時は赤みを帯びた画面が青黒く変わりました。食道がんのチェックだそうです。

こうして、生まれて初めて自分の食道、胃、十二指腸を見ました。麻酔が効いているのかあまり内視鏡の存在感がなく、映像は自分の胃という実感がなかったけれど。

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