カテゴリー「音楽」の328件の記事

2018.05.06

シェアがレコード針の生産を終了

レコード針の老舗 シェアがその生産を今年の夏に終了するそうです。シェア・ジャパンがプレスリリースしていました。

デノンやオーディオ・テクニカ、オルトフォンと並びレコード針を生産していたシェアの撤退は寂しいです。

アナログ・レコードが復活の兆しがあるとはいえ、その需要は大きくないだろうから、これまでよく生産を続けてくれたという思いです。

シェアの針には質実剛健というイメージがあります。僕の使っているシェアのM44Gがそうなのかもしれないけれど、ジャズやロックをカッチリ鳴らすといた感じです。

SHURE フォノ カートリッジ M44G
・ SHURE フォノ カートリッジ M44G

ちなみにデノンは繊細、オーディオ・テクニカはオールマイティでといった感じかな。勝手なイメージですが... オルトフォンは使ったことがないのでわかりません。

レコード・プレーヤーもその針もレコードの最盛期に比べ、種類がだいぶ少なくなりました。

レコード針は針圧やアンチ・スケーティングの微妙な調整が必用で面倒だものね。それが楽しみでもあるけれど。

引用文Shureからのお知らせ フォノグラフカートリッジ生産終了について
Shureは、90年以上の間、最高の品質・信頼性・価値を持つ製品の製造販売に取り組んでまいりました。こうした取り組みを続けるためには材料、製造工程、試験の一貫性はもちろんのこと、需要の変動に対応する能力も求められます。近年、フォノグラフカートリッジ製品部門では、Shureの厳しい基準を維持することが困難になっており、その結果、コストや納入という点でShureブランドへのお客様の期待に応えることができなくなってまいりました。このような状況を踏まえて、検討に検討を重ねた結果、2018年夏よりShureフォノ製品の生産を終了するという苦渋の決断をするに至りました。
これまでの何十年にもわたるフォノ部門の活動より、この決断が大切なチャネルパートナーやエンドユーザーの皆様のご失望を招くであろうことは重々承知しておりますが、ご理解を賜りますよう何卒お願い申し上げます。長年にわたるShureフォノ製品に対するご支援とご愛顧に深く感謝申し上げます。フォノ製品がお客様の人生の一部を共にできたこと、ひいてはShureブランドを築き上げる一端を担ったことを誇りに思います。しかしながら、検討の結果、厳しさを増す状況の下で生産を続けるよりも部門を閉鎖することが、「Shureフォノ」の輝かしい歴史を守る上で最善の方法であるとの結論に達しました。
Shureは、これからもお客様の信頼に応える高品質の製品をお届けしてまいります。そして、現行および今後の製品において、お客様のご期待にお応えしてまいりたいと存じます。Shureは、新たな市場やオーディオファイル向けの製品分野に事業を展開していますが、その根底には卓越したパフォーマンスと技術革新に対する揺るぎない取り組みが常にあります。今後とも変わらぬご愛顧を賜りたくよろしくお願い申し上げます。
2018/05/01/シュア・ジャパン株式会社

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2018.04.20

夢で逢えたら/シリア・ポール

大瀧詠一の「夢で逢えたら」は、大瀧の代表作であるだけでなく、日本のポピュラーソングを代表する傑作だと僕は思っています。
それにもかかわらず、大瀧のセルフカヴァーや吉田美奈子、薬師丸ひろ子が歌う「夢で逢えたら」は持っていますが、オリジナルのシリア・ポールのバージョンは廃盤になっていて持っていませんでした。

今回、発売された「夢で逢えたら」は2枚組CDで、1977年4月にリリースされた「夢で逢えたら」はCD1に収められています。さらにCD1にはシングル盤の「夢で逢えたら」や「恋はメレンゲ」、モノラルの「夢で逢えたら」などがボーナストラックで追加されています。

CD2は、オリジナルが発売される1ヶ月前にONKIOスタジオでミックスされたバージョンと、'77年6月渋谷公会堂で行われたライブ録音です。未発表の作品を提供するあたり、Niagaraらしいですね。

シリア・ポールのボーカルは、どこか素っ気なくそれでいて一生懸命で不思議な雰囲気を持っています。
エコーの効いた編集と相まって、部屋中に心地よいナイアガラ・サウンドがあふれます。

LP/CD夢で逢えたら
シリア・ポール/niagara/2018

DISC 1 1977 Original Album + Single
01. 夢で逢えたら
02. 恋はメレンゲ
03. ドリーミング・デイ
04. One Fine Day
05. Walk With Me
06. こんな時
07. The Very Thought Of You
08. Whispering
09. Tonight You Belong To Me
10. Oh Why @Sound City
11. Cha Cha Charming
12. 夢で逢えたら、もう一度
13. 夢で逢えたら (Single Version)
14. 恋はメレンゲ (Single Version)
15. 夢で逢えたら (MONO Version)
16. 夢で逢えたら (MONO Track Only)
DISC 2 ONKIO HAUS MIX + Live
01. 夢で逢えたら
02. 恋はメレンゲ
03. ドリーミング・デイ
04. Walk With Me
05. こんな時
06. The Very Thought Of You
07. Whispering
08. Tonight You Belong To Me
09. One Fine Day @ONKIO HAUS
10. Oh Why
11. Cha Cha Charming
<The First Niagara Tour @渋谷公会堂 1977.06.20
12. The Very Thought Of You (LIVE)
13. Deep Purple (LIVE)
14. Cha Cha Charming (LIVE)
15. 恋はメレンゲ (LIVE)
16. 夢で逢えたら (LIVE)

・ LP・CDの紹介一覧 M0174

・ MediaMarker

夢で逢えたら
シリア・ポール
SMR ( 2018-03-20 )

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2018.03.20

3月20日は「LPレコードの日」

11月3日の文化の日が「レコードの日」ということを最近知ったのだけど、3月20日は「LPレコードの日」だそうです。スマートフォンの日めくりカレンダーで初めて知りました。

関連エントリー:今日はレコードの日 2017.11.03

日本コロンビアが日本で最初にLPレコードを発売したのが1951年3月20日だそうです。
この時に発売した4作品のうち2作品が現存し、国立科学博物館の未来技術遺産に登録されていますが未公開となっています。
未来技術遺産の資料の写真が不鮮明でよくわからないけれど、ブルーノ・ワルター指揮のベートーベンの楽曲のようです。

参照:国産初のLPレコード - 国産初の塩化ビニル製LPレコード - 2012年度登録 「重要科学技術史資料(未来技術遺産)」 PDF 134KB

そういえば、CDの録音時間を決める基準となったのが、ベートーベンの交響曲第9番だったとか。

LPレコードの楽しみのひとつに30×30cmの大きなジャケットがあります。

でも、地味で素っ気ないジャケットもあります。
僕の持っているなかでその筆頭は、矢野顕子の「愛がなくっちゃね。」 灰色の無地で右上に小さくクレジットがあるだけです ^^; CD盤は矢野顕子と牛が写ったジャケットですが... このLPはA面B面ではなくSIDE うしとSIDE ぞうです。

 愛がなくちゃね。/矢野顕子
・ 愛がなくちゃね。/矢野顕子

 愛がなくちゃね。/矢野顕子

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2018.03.19

アフター・ザ・フォール/キース・ジャレット・トリオ

「アフター・ザ・フォール」は、キース・ジャレットが2年間の慢性疲労症候群から回復して、1998年にレコーディングしたソロ・アルバム「メロディ・アット・ナイト、ウィズ・ユー」の次にリリースされたトリオによるスタンダード集です。

いつものジャレットの演奏とは違って、自分の世界に深く入り込むこともなく、どちらかといえば静かな演奏です。

それにしても、ゲーリー・ピーコックとジャック・ディジョネットとの掛け合いは息があってとても気持ちがいい。流石に最高のピアノトリオです。

でも、録音から20年も経った今の発売なのだろう?

LP/CDAfter The Fall
Keith Jarrett(p) Gary Peacock(b) Jack DeJohnette(ds)
Keith Jarrett/ECM/2018

Disc 1
01. The Masquerade Is Over
02. Scrapple From The Apple
03. Old Folks
04. Autumn Leaves
Disc 2
01. Bouncin’ With Bud
02. Doxy
03. I’ll See You Again
04. Late Lament
05. One For Majid
06. Santa Claus Is Coming To Town
07. Moment’s Notice
08. When I Fall In Love
Recorded live in concert 1998.11.14 at New Jersey Performing Arts Center

・ LP・CDの紹介一覧 M0183

・ MediaMarker

アフター・ザ・フォール
キース・ジャレット
ユニバーサル ミュージック ( 2018-03-01 )

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2018.01.20

1月21日はスイートピーの日

1月21日はスイートピーの日だそうです。

何処がこの日に定めたのかはわからなかったけれど、大田花き花の生活研究所のサイトによると、1982年1月21日に松田聖子の「赤いスイートピー」がリリースされたことに因んでいるとのことです。

参照:スイートピーの日(1月21日) 2015.01.19/株式会社大田花き花の生活研究所

「赤いスイートピー」は、松本隆作詞、呉田軽穂(松任谷由美)作曲の松田聖子8枚目のシングルレコードで、松本の風街の世界を決定付けた作品のひとつです。
LPレコードでは、同じく'82年にリリースされた「Pineapple」に収められています。

Pineapple/松田聖子 B面
・ Pineapple/松田聖子 B面

1982年頃にはまだ、赤い花色のスイートピーはなく、その後の品種改良によって赤いスイートピーが出回るようになったそうです。
スイートピーの産地 宮崎の「スイートピーの日」のポスターのバックも赤ですね。

Miyazaki Brand Sweetpeaから画像引用
・ Miyazaki Brand Sweetpeaから画像引用

下の写真は、赤ではなくピンクの「キューピット」というわい性のスイートピーです。

スイートピー キューピッド
・ スイートピー キューピッド

・ 関連Blogはこちらへ。

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2018.01.14

ベビーメタル 神バンドのギタリスト 藤岡幹大さんが亡くなられた

ベビーメタル 神バンドのギタリスト 藤岡幹大さんが、1月5日に亡くなられたそうです。

神バンドでの藤岡幹大さん ※ BABYMETAL
・ 神バンドでの藤岡幹大さん ※ BABYMETAL "LIVE AT WEMBLEY"(DVD)から画像引用

昨年12月30日、天体観察中にデッキから転落したのが原因のようです。

BABYMETALのOfficial Twitterに追悼のメッセージが掲載されています。藤岡さんはアラン・ホールズワースを師として仰いでいたんですね。

BABYMATALのTwitterから引用
・ BABYMATALのTwitterから引用

優秀なギタリストが若くして亡くなり、とても残念です。

引用文Babymetal guitarist Mikio Fujioka dead at 36
Babymetal’s Kami Band guitarist Mikio Fujioka, known as Ko-Gami has passed away. He was 36 years old, however, he was less than two weeks away from celebrating his 37th birthday on January 19th. The Metro reported that he fell from an observation deck on December 30th, which led to his death on January 5th following his critical condition.
2018/01/09/METAL INSIDER

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2017.12.30

やまがたすみこの「エメラルド・シャワー」を中古レコードショップで手に入れました

やまがたすみこさんの「エメラルド・シャワー」が、両替町の中古レコードショップ サウンド・キッチンに入荷したというので、大晦日を前日に控えた街に出かけてきました。

中古レコードショップ サウンド・キッチン 静岡市葵区両替町
・ 中古レコードショップ サウンド・キッチン 静岡市葵区両替町

「エメラルド・シャワー」は、1978年にリリースされたアルバムです。
当時、僕は学生で今にもましてお金がなく、このアルバムは買えませんでした。その後、彼女の多くの作品は廃盤になって手に入れることができずにいました。

レコードに針を落として聴くやまがたさんの澄んで少しだけ舌足らずのボーカルはいいですね。

エメラルド・シャワー/やまがたすみこ
・ エメラルド・シャワー/やまがたすみこ

このアルバムの多くに来生えつこさんが詞を提供しています。
そして、ラストの「マイ・ハート」は、岡本おさみさんの詞です。社会派の岡本さんの詞とやまがたさんのボーカルはミスマッチな感じもするけれど、それはそれで味があります。

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2017.12.07

「上原ひろみ×エドマール・カスタネーダ LIVE IN JAPAN TOUR 2017」を聴いてきました

今夜、静岡市民文化会館で上原ひろみとエドマール・カスタネーダのライブを聴いてきました。

上原のライブは、昨年の清水のトリオ・ザ・プロジェクト、今年の静岡の矢野顕子とのデュオ、そして今回と幸運にもこの1年で3回聴くことができました。
静岡のような地方都市で上原のライブが聴けるなんて、やはり彼女が浜松出身であることが大きいのでしょうね。
今回の「LIVE IN JAPAN TOUR 2017」も静岡以外は、東京、名古屋、大阪、神戸、福岡と大都市です。

「上原ひろみ×エドマール・カスタネーダ LIVE IN JAPAN TOUR 2017」のチラシから抜粋
・ 「上原ひろみ×エドマール・カスタネーダ LIVE IN JAPAN TOUR 2017」のチラシから抜粋

演奏は凄いの一言に尽きます。

基本的には、先にリリースされた「ライヴ・イン・モントリオール」と似た選曲です。

ただ、モントリオールのライブよりも一曲一曲の密度が濃かったように感じました。

特に「空」「大地」「水」「火」の組曲「THE ELEMENTS」、中でも「火」は上原とカスタネーダの激しいソロの応酬が3度もあり、唖然! これは、モントリオールライブにはなかったもので、上原とカスタネーダに感謝です。

すばらしいライブを歩いて行ける距離の会場で聴けるなんて最高です。

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2017.11.23

小澤征爾さんと、音楽について話をする/村上春樹 小澤征爾

発売当初に購入したもののずいぶん長い間積んでおいて、ようやく読み終えました。
なんでもっと早く読まなかったんだと思うほど面白かった。

「小澤征爾さんと、音楽について話をする」は、2010年冬から'11年夏にかけて療養中の小沢征爾に対する6回にわたる村上春樹のロングインタビューをまとめたものです。

小沢があとがきに「音楽好きの友人はたくさん居るけれど、春樹さんはまあ云ってみれば、正気の範囲をはるかに越えている。」と記すように、村上の豊富でマニアックな知識と感性で行うインタビューは、長期療養中の小沢を刺激したようで、実に興味深く面白く読めます。

インタビューというより小沢と村上の対話です。

バーンスタイン、カラヤン、ボストン、サイトウ・キネン..... 小澤が深く関わった指揮者、演奏家、オーケストラをとおして、小澤の音楽が語られます。

特に面白かったのはマーラーについての対談です。
マーラーの交響曲は、様々なものが一緒に出てくる脈絡のなさというか、難しく聴くのに骨が折れます。そんなわけで、僕は何枚かマーラーのCDやLPを持っていますが、ずいぶん久しく聴いていません。

小澤は楽譜を深く深く読み込むそうです。そして、自らの思いよりも音楽を音楽として捉えているのだと。
そうかと思い、このところマーラーを聴くようになりました。

また、この本の中で語られた楽曲について3枚組のCDが出ていて、あわせて聴くととても興味深いです。

音楽について村上は他にも書いているし、彼の小説中にも描かれていますが、村上の文章は音楽を聴ききたくなります。

 「小澤征爾さんと、音楽について話をする」と「『小澤征爾さんと、音楽について話をする』で聴いたクラシック」
・ 「小澤征爾さんと、音楽について話をする」と「『小澤征爾さんと、音楽について話をする』で聴いたクラシック」

本小澤征爾さんと、音楽について話をする
村上春樹 (Murakami Haruki) 小澤征爾 (Ozawa Seiji)/新潮社/2011

書籍の紹介一覧 B0149

・ MediaMarker

小澤征爾さんと、音楽について話をする
小澤 征爾, 村上 春樹
新潮社 ( 2011-11-30 )
ISBN: 9784103534280

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2017.11.03

今日はレコードの日

今日は11月3日、文化の日で、レコードの日でもあります。

レコードの日とは、レコードのプレス会社の東洋化成株式会社が定めた記念日です。今年になって初めて知りました。
今年で3年目を迎えるそうで、まだ制定されて日が浅いんですね。

LPやEPがCDに換わり(今ではネット配信)、一時期、レコードは絶滅危惧状態だったのですが、最近になってアナログのあいまいさが見直されたのか復活の兆しがあるそうです。
確かにCDと併せてレコードも発売されるケースがあるものね。

今日はレコードの日

レコードは針を落とすまでに、針や盤面のゴミを掃除したり、A面からB面にひっくり返したり、段取りが面倒くさいのだけど、それもあわせて良さを感じる人がでてきたのかもしれません。

そういえばナイアガラ・トライアングル(大瀧詠一、杉真理、佐野元春)に「A面で恋をして」という曲があったっけ。
A面・B面も死語に近いんだろうな。

A面で微笑んで
ドーナツ盤の上で
クルクル踊るよジルバ
A面で恋をして/松本隆

ドーナツ盤も死語ですね ^^;

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