カテゴリー「書籍・雑誌」の220件の記事

2017.07.06

サラダ記念日/俵 万智

「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日
サラダ記念日/俵万智

7月6日はサラダ記念日ということで俵 万智の「サラダ記念日」を読み返しています。

言わずと知れた俵 万智の最初の歌集でベストセラーになりました。

短歌には縁のなかった僕でも、五七五七七 31文字に凝縮された新鮮な言葉による心に惹かれました。

また、朝日パソコン(廃刊)で俵さんがPCと奮闘する連載があって親しみを持って、その後の歌集やエッセイを折に触れて読んできました。

改めて読み返してみると、どこかふんわりしていて20代の心が表れています。その後の作品は、どんどん情念が滲み出て怖いなあと凄みを感じるものね ^^;

本サラダ記念日
俵 万智 (Tawara Machi) /河出書房新社(河出文庫)/1987

書籍の紹介一覧 B0148

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サラダ記念日 (河出文庫―BUNGEI Collection)
俵 万智
河出書房新社 ( 1989-10-01 )
ISBN: 9784309402499

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2017.06.02

新・敬語論/井上史雄

僕は、普段から敬語に対して心もとなく苦手意識がある中で、たまたまAmazonで目に付いたので読んでみました。

果たして面白かったです。

敬語の間違った使い方について、いろいろな場面でやり玉にあげられることがあります。
この本は、単に間違えを指摘するのではなく、なぜそのような使われ方がされるようになったのか、間違った使われ方が世間でどの程度受け入れられているのかなどが書かれていて、面白かったです。

「させていただく」という表現があります。
たとえば、「ただいまから、会議を開催させていただきます。」。僕はこの言い方は気になっていて、「開催します。」と丁寧語でいいんじゃないかと感じています。でも、実際は「させていただく」に違和感を持つ人は少なく、謙譲語の新たな形態として定着しつつあるそうです。

「よろしかったでしょうか?」という表現があります。
混んだ店に入って、入口で「相席でよろしかったでしょうか?」と聞かれるような場合です。
この表現には違和感を持つ人が多いようで、コンビニ敬語とかマニュアル敬語とか批判されます。
ただ、本によると「た」には過去形を表す以外の使われ方が、北海道や東北ではされるとのこと。
そういえば、僕も電車がホームに近づくと「来る」ではなく「電車が来た」と言うものね。

このようにこの本では、多くの敬語の間違った使われ方とその理由、現在どの程度受け入れられているかが解説されています。

敬語は、人間関係が複雑になる社会に出てから取得し使うようになるので、その使われ方は社会的な背景に影響を受け、変化をするものと筆者は分析します。
戦後、日本に民主主義が定着し縦の関係から横の関係に変化する中で、尊敬語、謙譲語が丁寧語化しているのではと。

なるほどなあと、思わされた一冊です。

本新・敬語論 - なぜ「乱れる」のか
井上史雄 (Inoue Fumio)/NHK出版新書/2017

書籍の紹介一覧 B0147

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2017.04.20

河は眠らない/開高 健・青柳陽一

僕は、開高 健の「河は眠らない」を30年ほど前にレーザディスク(LD)で観ました。

開高がアラスカ・キーナイ川でキングサーモンを釣るという60分程度のビデオです。

プログラムの中で、森と川、アラスカの大自然を背景に開高は釣りや酒、環境、人生...様々なことを語ります。たいていこのようなことを語られると、どこか胡散臭くて僕は逃げ出したくなりますが、何故かはわからないけれど開高は例外でストンと腑に落ちます。

ヘラクレイトスの「万物は流転する」とか、「熱力学第一法則」とか、西田幾多郎の「絶対矛盾的自己同一」とか、開高節で語られそれが嫌味ではないんだよね。

書籍版の「河は眠らない」は、青柳陽一のスチール写真と開高の語りの書き起こしで構成され、没後20年を記念して発行されました。

かくして
魚のいのちは終わった。
釣り人もやがては死ぬ。
しかし
河は眠らない。
河は眠らない/開高 健・青柳陽一

名言です。

人の心にとっての「ナース・ログ」は何か。

無駄を恐れてはいけないし
無駄を軽蔑してはいけない。
河は眠らない/開高 健・青柳陽一

こちらも名言です。

河は眠らない/開高 健・青柳陽一

本河は眠らない
開高 健 (Kaiko Takeshi) 写真 青柳陽一(Aoyagi Yoichi)/文藝春秋/2009

書籍の紹介一覧 B0146

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河は眠らない
開高 健
文藝春秋 ( 2009-02-25 )
ISBN: 9784163711300

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2017.02.22

「家庭園芸 2017春号」が届きました

サカタのタネから「家庭園芸 2017春号」が届きました。

もうすぐ3月、春播くタネを用意しなければならないのだけど、「家庭園芸」は苗ものが中心でタネのバラエティはあまり豊富じゃないんだ ^^;

家庭園芸 2017春号/サカタのタネ
・ 家庭園芸 2017春号/サカタのタネ

・ 関連Blogはこちらへ。

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2017.02.21

「清水エスパルス 2017 OFFICIAL YEAR BOOK」が届きました

今週土曜日に開幕を迎える清水エスパルスの「2017 OFFICIAL YEAR BOOK」が届きました。

表紙は今シーズンから10番を背負う白崎凌平選手。

2015シーズンの上半身、口の部分までの本田拓也選手、2016シーズンの後ろ姿の大前元紀選手を除けば、オフィシャル・イヤー・ブックの表紙に単独で、それも全身正面の姿が載るのは珍しいです。
それだけ今シーズン、白崎選手に寄せる期待が大きいということです。

残念なのは印刷が間に合わなかったのか、今月14日に加入の発表のあったディフェンダーのレアンドロ・フレイレ選手が掲載されていないことです。こちらの期待も相当に大きいです。

清水エスパルス 2017 OFFICIAL YEAR BOOK
・ 清水エスパルス 2017 OFFICIAL YEAR BOOK

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2017.01.18

ORANGE TRACK 2016 - 清水エスパルス2016シーズンの軌跡 -

清水エスパルスの今月の後援会報に「ORANGE TRACK 2016 」という冊子が付属していました。

2016シーズン J2リーグでの42試合の記録が写真とともに掲載されています。

1年でのJ1復帰を記念して後援会が特別に作ったようです。

ORANGE TRACK 2016 WE CAME BACK!/清水エスパルス後援会
・ ORANGE TRACK 2016 WE CAME BACK!/清水エスパルス後援会

2017シーズンはJ1での戦いになるエスパルス。また、降格の可能性に追いかけられる1年になりそうです ^^;

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2017.01.12

富士市役所の「富士山観測の記録」は面白い

富士市役所で毎年1月に公表される「富士山観測の記録」は、単純だけど面白いデータです。

これは、毎日、8時、12時、16時の3回、富士市役所8階から、目視又は定点カメラで、「全体が見えた」「一部が見えた」「まったく見えない」を記録したもので、1991年からデータがあります。

富士山が姿を見せるのは1年のうち6割程度で、天候の安定する冬の方が見える割合は増えます。
また、朝の方が見える可能性が高いです。

毎日のデータが積み重なると価値を持つものですね。

富士山

富士市役所から8時に富士山の見えた月別状況 1991年~2016年の平均 富士山の観察記録 平成28年/富士市

富士市役所から富士山の見えた時刻別状況 1991年~2016年の平均 富士山の観察記録 平成28年/富士市

参照:富士山観測の記録/富士市

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2016.12.29

「星めぐりの歌」が名曲アルバムで取り上げられるそうだ

宮澤賢治の「星めぐりの歌」が、NHK Eテレの名曲アルバム(2017年1月4日 10時50分~ 10時55分)でオンエアされるそうです。

星めぐりの歌で

あをいめだまの 小いぬ、
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オリオンは高く うたひ
つゆとしもとを おとす、
星めぐりの歌/宮澤賢治
と歌われるこいぬ座のプロキオンやオリオン座をはじめ、冬の星座が今夜は綺麗です。

こいぬ座、オリオン座 2016.12.29 21:52 静岡市葵区平野部 南東の空
・ こいぬ座、オリオン座 2016.12.29 21:52 静岡市葵区平野部 南東の空

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2016.12.06

今日は「音の日」だそうだ

12月6日は「音の日」だそうです。

「音の日」は、日本オーディオ協会が、音楽やオーディオ、レコードなど「音」の文化を普及するために1994年に定めました。
12月6日は、トーマス・エジソンが1877年に世界で初めて蓄音機による録音・再生の実験を成功させた日で、その日に因んでいるそうです。

下の写真は、学研が随分前に発売した「大人の科学マガジン」の6号で、レコード録再蓄音機がふろくで付いていました。
表紙の忌野清志郎の写真に惹かれて買ってしまいました ^^;

大人の科学マガジン Vol.06 「レコード盤 録再蓄音機」/学習研究社
・ 大人の科学マガジン Vol.06 「レコード盤 録再蓄音機」/学習研究社

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2016.10.05

ディアゴスティーニが「隔週刊ジャズ・LP・レコード・コレクション」を始めたけれど、どのくらい需要があるのだろう?

ディアゴスティーニが「隔週刊ジャズ・LP・レコード・コレクション」を始めました。ジャズの名盤をLPレコードで隔週リリースするという企画です。レコード・プレーヤーをはじめLPレコードの関連グッズも別途販売するようです。

音楽の媒体がレコードからCD(最近では、インターネットによる音楽配信によりCDの売り上げも落ち込んでいるようだけど)になって、衰退の一途をたどったLPレコードですが、最近は復調の兆しがあるといいます。

そうはいっても、レコードにどのくらい需要があるのだろう?

その第1回目がマイルス・デイヴィスの「カインド・オブ・ブルー」です。「カインド・オブ・ブルー」は、1959年にこれまでの主流だったハードバップジャズからモードジャズに流れを変えた1枚といわれる名盤中の名盤です。

マイルスにキャノンボール・アダレイ、ジョン・コルトレーン、ビル・エヴァンス、ウィントン・ケリー、ポール・チェンバース、ジミー・コブのビック・ネームが創った「カインド・オブ・ブルー」が、初回特別価格とはいえ990円は安いですね。

下の画像は、僕の持っている「カインド・オブ・ブルー」ですが、今回発売されたものと音質に違いがあるのだろうか?

Kind of Blue/Miles Davis
・Kind of Blue/Miles Davis

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