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2016.02.10

排他的経済水域を含めれば日本は結構な資源国かもしれないね

海洋研究開発機構と高知大学のチームが、南鳥島付近の水深5500mを超える深海でレアメタルやレアアースを含む「コバルトリッチククラスト」!?が広がっているの確認したと時事通信が報じていました。

そもそもコバルトリッチクラストが初耳で何だろうと?と思って、海洋研究開発機構のプレスリリースを読みました。

コバルトリッチクラストは、海底の玄武岩や石灰岩等の基岩盤を数mmから10cmあまりの厚さで鉄・マンガン酸化物を主体とした物質が覆ったもので、コバルトやニッケル、白金などのレアメタルやレアアース等が含まれ海洋金属資源として期待されているようです。

これからいろいろと調査や分析が行われて資源としての価値が検討されますが、排他的経済水域を含めれば日本は世界第9位の面積を持つ国だから、もしかして日本は結構な資源国かもしれないね。

それと、今回の調査には無人探査機「かいこうMk-IV」が使われましたが、清水港に時々寄港する地球深部調査船「ちきゅう」も海洋研究研究開発機構の船だよね。

地球深部調査船「ちきゅう」 清水港興津第2埠頭 2010.02.27<br />
・ 地球深部調査船「ちきゅう」 清水港興津第2埠頭 2010.02.27

参照:5,500mを超える大水深に広がるコバルトリッチクラストを確認 ~コバルトリッチクラストの成因解明に大きな前進~ (2016.02.09)/国立研究開発法人海洋研究開発機構 国立大学法人高知大学

関連エントリー:清水港に停泊中の地球深部調査船「ちきゅう」 (2010.02.27)

引用文深海にもレアメタル鉱床=推定量大幅増も―海洋機構など
海洋研究開発機構と高知大は9日、東京・南鳥島付近の水深5500メートルを超える海底にレアメタルやレアアースを含む「コバルトリッチクラスト」が広がっているのを確認したと発表した。3000メートルより深い海底でコバルトリッチクラストの分布が確認されたのは初めてで、推定資源量も大幅に増えると期待されるという。
コバルトリッチクラストは、海底にある山(海山)周辺にある玄武岩などの表面を覆うように成長する岩石で、コバルトやニッケル、白金などのレアメタルやレアアースなどを高濃度で含有。日本の排他的経済水域(EEZ)内の海底資源として有望視されている。しかし、生成メカニズムなどは不明で、特に3000メートル以深の分布は分かっていなかった。
海洋機構の鈴木勝彦グループリーダーらは、南鳥島から約200キロ離れたEEZ内の海底にある「拓洋第5海山」を無人探査機で調査。これまで考えられていたよりも深い5500メートル以深の海底斜面にコバルトリッチクラストが広がっているのを確認し、サンプルの採取にも成功した。
また、水深1150メートル、3000メートル、5500メートルの地点に、それぞれ流速計や物質の吸着装置などを設置。クラストの生成過程や条件を詳しく調べる。
2016/02/09/時事通信

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