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2015.11.02

従来とアタックポイントが異なる抗インフルエンザ薬が実用化されるそうだ

塩野義製薬が、新たな抗インフルエンザ薬の臨床試験に入り、早ければ2018年に実用化されるそうです。産経新聞が報じていました。

この新薬は、タミフルやリレンザに代表されるインフルエンザウイルスが感染細胞内で増殖し細胞から脱出するのを阻害するノイラミダーゼ阻害薬ではなく、増殖自体を抑える新たなアタックポイントを持つもののようです。
もう少し詳しい情報が欲しいと思って、塩野義製薬のサイトを探したけれど見つけられませんでした ^^;

インフルエンザのようなウイルスは、RNAそのものに近い物質だからヒトのDNAと区別して攻撃する治療薬の開発は難しいと思っていました。
そんなこともあって、ノイラミダーゼ阻害薬が実用化された時はすごいものが開発されたものだと感心しました。
また、以前、インフルエンザに感染しタミフルを処方された時は感激しました。

ノイラミダーゼ阻害薬のタミフル(左)とリレンザ
・ ノイラミダーゼ阻害薬のタミフル(左)とリレンザ

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何時、免疫がほとんど効かない新型インフルエンザが出現するかわからないし、アタックポイントがひとつだけだと薬剤耐性ウイルスの発生の恐れもあります。そんなことから、アタックポイントが異なる薬が出てくることはいいことだね。

何年か後にインフルエンザに感染したら医者にこの新薬を処方してもらおうか。でも、嫌がられるだろうね。

引用文インフル 1回投与で治療 塩野義、3年後にも新薬
塩野義製薬が開発中の世界で初めてインフルエンザウイルスの増殖を抑える効果のある飲み薬が、平成30年にも発売される見通しとなったことが30日分かった。1回の投与で1日以内に症状を抑える効果を目指して実用化に向けた臨床試験(治験)を進めており、厚生労働省も画期的な新薬候補として優先的に審査する対象に指定している。
スイス製薬大手ロシュの「タミフル」など従来のインフルエンザ治療薬はウイルスの拡散を抑えるもので、増殖そのものを抑えることはできなかった。このため、発症後48時間以内に服用しなければ効果が得られず、タミフルの場合は5日間程度服用を続ける必要があるといった不便さがあった。
塩野義は国内での治験を開始しており、11月以降に数百人規模の患者を対象にした第2段階の治験を行い、有効性などを確認する。
早ければ29年にも承認申請を目指している。
厚労省はすでにこれを画期的な新薬候補として、世界に先駆けて優れた新薬を発売するために優先的に審査する「先駆け審査指定制度」の対象に指定した。塩野義が承認申請すれば、通常1年程度かかる審査を半年程度に短縮することになり、30年にも発売される見通しだ。
2015/10/30/産経新聞

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