2012.07.01 08:59:60 うるう秒
今日はいつもの日よりも1秒多いうるう秒でした。
地球の自転を基準にした1日と原子時計で正確に測られた1日とのズレが±0.9秒を超えると、6月か12月(それでも調整できない場合は3月か9月)末日の最後の秒 59秒の後に60秒を加えたり59秒を削除したりして調整されます。
世界標準時よりも9時間早い日本では08:59:59が調整の対象になり、今日は08:59:60のうるう秒が挿入され調整が行われました。
・ Japan Standard Time/独立行政法人情報通信研究機構
僕にとっては1日が1秒長くなろうが短くなろうが、日常生活には全く問題はありません。
地球の自転は少しづつゆっくりとなっています。でもそのスピードは直線的ではなく、ゆらぎながらゆっくりとなっているので、いつの時点で原子時計とのズレを調整するか前持って計算できない難しさがあります。
このためコンピュータを使って何らかの活動をしている分野の一部では、この1秒の調整が大変なのかもしれません。
個人的には本来の地球の自転をもとにした1日が、科学技術の進歩によって1秒が正確に測れるようになったために誤差が生じてしまっていることに面白さを感じます。
1972年からこれまでにうるう秒による調整は25回行われています。でもその間隔は一定ではなく、最近は最初の頃に比べて長くなっています。
それだけ地球の自転が変動しているってことですね。
もちろん、僕はそんなことに気がつかず毎日を送っているのだけれど‥
参考
・ 質問4-3)「うるう秒」ってなに?/国立天文台
・ うるう秒実施日一覧/独立行政法人情報通信研究機構
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