ボットの話題で人工無能を思い出した
ついったーで人間だと思ってつぶやいていた相手がコンピュータだったという毎日新聞の記事を面白く読みました。プログラムが随分、高度化したんだなぁ。
関連連エントリー;twitter を使ってみた (2009.10.14)
ボットの記事を読んでいて、10年以上前に「人工無能」というソフトがあったことを思い出しました。まだ、OSがMSーDOSの頃の話です。
こちらが何か言葉を入力すると、PCが答えるというボットと同じ趣旨のソフトでした。
人工知能のパロディーの意味もあったんだろうけど、会話が成立していないようで、でも一瞬成立したような面白いソフトだったな。
人工無能はその後、どうなったんだろう?
人工無能とあわせて思い出したのが、「山下洋輔の文字化け日記」の音声で指示ができるカーナビとの噛み合わない会話の話。
カーナビの機能とは関係ない指示をして、その答えを楽しむんだけど、面白いね。
山下はタモリに教えてもらったらしい。
馬月鹿日 カーナビを口述モードにすると茶髪のお姉ちゃんのイラストが出てきて首をかしげてマイクを突き出す。からかいたくなって「君いくつ?」と訊いたら真面目な声で「周辺の紳士服店」と答えた。それならってんで以下「名前なんていうの?」「公営ギャンブル場」。「お酒飲もうか」「5キロ迂回」。… 山下洋輔の文字化け日記/山下洋輔 P25
文字化け日記は、面白い本です。
これからどんどん対話型のシステムの開発が進むんだろうなぁ。
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「ボット」ネット上に出現 そのつぶやき、機械かも!?
ネットでだれかと話していたら、相手は機械だった--。会話を自動的に答える「ボット」というプログラムが広まっている。ボットを操るのはだれなのか。機械のしゃべりはどこまで人間に近づくのか。
◇だんだん賢くなる 人間らしい「揺れ」
ボットがよく出現するのは、140字以内のメッセージをネット上でやりとりする「ツイッター」。東京都の会社員、岡田育子さん(29)は今年4月、ツイッターで友人男性とメッセージを交換していた「酢鶏」を名乗る人物がボットだと知り、がく然とした。ホームページを見たら、一番上に「会話ロボットです」と書かれていたのだ。
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ボットはロボットの略。ネット上の会話データを辞書にして、出現頻度などから回答を類推して作り上げ自動的に投稿する。80~90年代のパソコン通信の時代から一部のプログラマーが作っており、ネットの普及で面白半分に作る人が出始めた。最近は勉強会が開かれたり、ネットでプログラム例が公開されている。
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ネット上にはさまざまなボットが出現。アニメのキャラクターがおしゃべりに応じたり、地名を入力すると該当地域のサイトを、食材をつぶやくとお勧め料理を教えてくれるボットもある。自動的に特定のサイトに投稿を繰り返し、人気サイトの上位にランクさせるボットもある。
ネット上ではつじつまの合わない会話をするボットも多い。完成度を左右するのはデータベースだ。よく使われる絵文字や言い回しを頻出させたり、語尾に「なのよ」と付けて若い女性のような言葉遣いにもできる。
2009/10/22/毎日新聞
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