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2008.05.22

ハクチョウが感染したH5N1と、今年、韓国で発生しているH5N1がほぼ一致(追記)

昨日のエントリー「ハクチョウが感染したH5N1と、今年、韓国で発生しているH5N1がほぼ一致」で、紹介した内容について、環境省からプレスリリースされていました。

感染経路を詳しく調べる専門家会議の名称は、「感染経路等調査ワーキンググループ」だそうです。

この十和田湖などと韓国の鳥インフルエンザH5N1亜型ウイルスの相同性が高いことについては、今朝の新聞各紙が報道しています。
その中で、ワーキンググループの座長となる伊藤壽啓 鳥取大学教授のコメントの取上げ方が面白い。
日本経済新聞(2008.05.22)では、

鳥取大学の伊藤壽啓教授は「韓国以外の国で最初に発生し、日本と韓国に別々の経路で持ち込まれた可能性もある」と話す。
とし、中日新聞(2008.05.22)では、
鳥取大学の伊藤壽啓教授(獣医公衆衛生学)は「韓国から日本に入った可能性が高くなった」と話す。
としています。
多分、伊藤教授は幾つかの可能性に言及したのだと思いますが、取上げられ方によって印象が変わりますね。

それと、渡り鳥のことが気になっているので、ワーキンググループの委員でもある樋口広芳 東京大学院教授の「鳥たちの旅 -渡り鳥の衛星追跡-」(NHKブックス)を読んでいます。
面白かったら、このブログで紹介しようと思います。

引用文感染経路等調査ワーキンググループの設置等及びオオハクチョウから検出された高病原性鳥インフルエンザウイルスの遺伝子分析の結果について(お知らせ)
1 感染経路等調査ワーキンググループの設置及び開催について
秋田県十和田湖等で回収されたオオハクチョウから高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを踏まえ、5月12日に鳥インフルエンザ等野鳥対策に係る専門家グループ会合を開催したところですが、今般、特に感染経路や発生地域の状況等について調査を行うとともに、野鳥における調査手法のあり方等について専門的な検討を行うため、専門家会合の下に、「感染経路等調査ワーキンググループ」を設置することとし、下記のとおり第1回会合を開催することとしましたのでお知らせします。
2 ウイルス性状分析について
ウイルスの遺伝子分析を実施していた動物衛生研究所から、「日本分離株(秋田株)は韓国分離株(金堤株)と遺伝子レベルで非常に近縁(全ての分節で99.7%以上の相同性)であった。」との報告がありました。
なお、国内3カ所(十和田湖、野付半島、サロマ湖)で検出された高病原性鳥インフルエンザウイルスについては、既に、5月13日に農林水産省の家きん疾病小委員会において、「互いに遺伝子レベルで非常に近縁である。」との報告がなされていたところです。
2008/05/21/環境省

・ このエントリーは「新型インフルエンザ、5月中旬のまとめ:韓国の亜種同定、欧州でプレパンデミック・ワクチンを認可」(松浦晋也のL/D)にトラックバックしました。

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